ロジャー・ゼラズニイ著作リスト

Bibliography

1966

This Immortal

わが名はコンラッド (ハヤカワ文庫 SF 178)

「わが名はコンラッド」小尾芙佐訳 ハヤカワ文庫SF 1975
コンラッドと名のるその男の過去は謎に包まれていた。だが、彼こそは数世紀にわたる異星人支配者との戦いの歴史に、いくたびか異なる名でその偉業を刻みつけてきた地球の英雄。そして今、密命を帯びた異星人の到来によって迎える危機を前に、再び不死の人コンラッドは立ちあがるが……。――陽光の下をサテュロスの群れが闊歩し、闇をぬって血をすする妖怪やテッサリアの黒獣が跳梁する世界――全面戦争後の変わり果てた地球を舞台に、絢爛と繰り広げられるSF未来叙事詩。久々の大型新人として60年代のSF界を席巻したゼラズニィのヒューゴー賞に輝く長編第一作遂に登場!
ヒューゴー賞長篇部門(1966年)受賞
星雲賞海外長編部門(1976年)受賞

The Dream Master

ドリームマスター (1981年) (ハヤカワ文庫―SF)

「ドリームマスター」浅倉久志訳 ハヤカワ文庫SF 1981
ロボット子宮を用いて夢の世界を形作り、患者の神経症的風景の中にわけ入ってゆくことで、その異常性を治療する数少ない特殊な精神分析医――シェイパー。レンダーはそのシェイパーの中でも、最も優秀な一人だった。だがある日、シェイパーを志す盲目の美人精神医ドクター・シャロットの治療をひきうけたときから、運命の糸は思いもよらぬ出来事を、つぎからつぎへと紡ぎだしてゆく……。米SF界きっての才人ゼラズニィが、トリスタンとイゾルデの物語、ファウスト伝説などを素材に、持ち前の華麗な筆致を駆使して綴りあげた、絢爛たるイマジネーションの世界!

1967

Lord of Light

光の王 (ハヤカワ文庫SF)

「光の王」深町真理子訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1978/ハヤカワ文庫SF 1985/2005
遙かな未来、人類は地球から遠く離れた惑星にインド神話さながらの世界を築いていた。地上の民衆は無知なまま原始的生活を送り、“天上都市”の不死となった“第一世代植民者”は科学技術を独占し、神として民衆を支配している。だが、シッダルタ、仏陀、サムなどの名で知られる男が、圧制下にある民衆を解放すべく、敢然として神々に戦いをいどんだ…たぐいまれな想像力で、SFと神話世界をみごとに融合した未来叙事詩。ヒューゴー賞受賞。
ヒューゴー賞長篇部門(1968年)受賞
野田昌宏『SFを極めろ! この50冊』

Four for Tomorrow / A Rose for Ecclesiastes*
「伝道の書に捧げる薔薇」浅倉久志,峯岸久訳 ハヤカワ文庫SF 1976

1969

Isle of the Dead
Damnation Alley

地獄のハイウェイ (ハヤカワ文庫 SF 64)

「地獄のハイウェイ」浅倉久志訳 ハヤカワ文庫SF 1972
愛車ハーレーを駆って、カリフォルニア一帯で強盗や恐喝など悪事のかぎりをつくしてきたヘル・タナー。抜群の運転能力をみこまれて、カリフォルニア政府からペスト血清をボストンまで輸送する任務を託されたタナーは、仲間の男たちとともにアメリカ大陸横断の旅に出る。核戦争後、放射能に汚染された地獄のような世界で、危険に満ちた大陸横断の旅をつづける男たちの姿を、みごとな筆致で描きだした傑作アクションSF。
Movie「世界が燃えつきる日」Damnation Alley, 1977(米)
監督:ジャック・スマイト、出演:ジャン・マイケル・ビンセント,ジョージ・ペパード,ドミニク・サンダ

Creatures of the Light and Darkness*

1970

Nine Princes in Amber

アンバーの九王子 (ハヤカワ文庫 SF 316 真世界シリーズ 1)

〈真世界アンバー〉シリーズ
「アンバーの九王子」岡部宏之訳 ハヤカワ文庫SF 1978
アンバー――それは唯一の真の世界。地球を含む他のパラレル・ワールドはすべてその影にすぎない。このアンバーの空位となった王座を狙い、九人の王子たちの間に骨肉の争いがおこった。権謀術策の嵐はアンバーだけでなく他の世界をも巻きこんでいく。その動乱のさなか、王子コーウィンは敵の術策に陥り記憶を消された後、影の世界“地球”へと追放された。だが、交通事故を契機に少しずつ記憶の戻ってきたコーウィンは、故郷アンバーへと向かった。海底の迷宮、竜、異形の影の軍勢――華麗なイメージと流麗な筆致で幻想の真世界アンバーを描くシリーズ第1弾!

1971

Jack of Shadows

影のジャック (1980年) (サンリオSF文庫)

「影のジャック」荒俣宏訳 サンリオSF文庫 1980

The Doors of His Face, the Lamps of His Mouth and Other Stories*

伝道の書に捧げる薔薇 (ハヤカワ文庫 SF 215)

「伝道の書に捧げる薔薇」浅倉久志/峯岸久訳 ハヤカワ文庫SF 1976

1972

The Guns of Avalon

アヴァロンの銃 (ハヤカワ文庫 SF 418 真世界シリーズ 2)

〈真世界アンバー〉シリーズ
「アヴァロンの銃」岡部宏之訳 ハヤカワ文庫SF 1980
兄エリックの奸計に陥り、盲目にされ土牢に閉じこめられた真世界アンバーの王子コーウィン。しかし、くり抜かれた両眼の再生を機に、ついに脱獄に成功! 奇しくもかつて彼自身が追放した逆臣ガネロンの治める国に身を寄せたコーウィンは、黒い“輪”より襲来する邪悪な魔物軍勢に敢然と立ち向かった。だが、この黒い軍勢を打ち破り、兄エリックへの復讐を果たすべく、一路アンバーへと戻っていったかれを待っていたのは――またしても飛竜を駆る“輪”の化け物軍勢の大襲撃に滅亡寸前のアンバーと瀕死のエリックだった……待望の真世界シリーズ第2弾!

1973

Today We Choose Faces

われら顔を選ぶとき (ハヤカワ文庫 SF (620))

「われら顔を選ぶとき」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1985

To Die in Italbar

イタルバーに死す (ハヤカワ文庫 SF 480)

「イタルバーに死す」冬川亘訳 ハヤカワ文庫SF 1982

1975

Sign of the Unicorn

ユニコーンの徴 (ハヤカワ文庫 SF 418 真世界シリーズ 3)

*〈真世界アンバー〉シリーズ
「ユニコーンの徴」岡部宏之訳 ハヤカワ文庫SF 1980
エメラルドグリーンの瞳に金色の角と蹄を持つユニコーンが住む小さな森……この美しい森で王子ケインが惨殺された。念願の即位を目前に、王子コーウィンは犯人の濡れ衣を着せられてしまう。疑惑と不安の渦巻く宮廷で再び兄弟姉妹の虚々実々の醜い争いが始まった。そして、事件の鍵を握る王子ブランドもナイフで刺され、事態は混迷の度を増してゆく……いったいコーウィン失脚の策謀をめぐらせたのは誰か? 兄エリックより譲られた“審判の宝石”の力に助けられて、彼は次々と襲いかかる災厄に立ち向かうが……ますます佳境にはいる、好評のシリーズ第3弾!

1976

The Hand of Oberon

オベロンの手 (ハヤカワ文庫 SF 448 真世界シリーズ 4)

〈真世界アンバー〉シリーズ
「オベロンの手」岡部宏之訳 ハヤカワ文庫SF 1981
地球、レブマなど〈影の世界〉と〈真の世界〉アンバーを結ぶ“パターン”。“空でもあり、海でもあるもの”の“下でもあり、上でもある”楕円形の岩棚に鋳込まれているパターンが、なにものかによって破壊された。だれが、いったいなんのために……。アンバーの王子コーウィンは、その謎を解き、修復するためにやってきた。そこで思わぬものを発見した。それは、なかば見おぼえのある男の描かれた一枚のトランプだった――トランプに運命をあやつられ、翻弄されるアンバーの人びとの物語を、幻想味あふれる筆致で華麗に展開、いよいよ佳境に入るシリーズ第4弾。

Doorways in the Sand

砂のなかの扉 (ハヤカワ文庫 SF 443)

「砂のなかの扉」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1981

Bridgh of Ashes

燃えつきた橋 (ハヤカワ文庫 SF 461)

「燃えつきた橋」深町真理子訳 ハヤカワ文庫SF 1982

Deus Irae

怒りの神 (1982年) (サンリオSF文庫)

*フィリップ・K・ディックとの合作
「怒りの神」仁賀克雄訳 サンリオSF文庫 1982

My Name Is Legion*

わが名はレジオン (1980年) (サンリオSF文庫)

「わが名はレジオン」中俣真知子訳 サンリオSF文庫 1980

1977

The Courts of Chaos

混沌の宮廷 (ハヤカワ文庫 SF 458 真世界シリーズ 5)

*〈真世界アンバー〉シリーズ
「混沌の宮廷」岡部宏之訳 ハヤカワ文庫SF 1981
〈真の世界〉アンバーは血に染まり、今まさに混沌の勢力に蹂躙されんとしていた。仮面を捨て王座に戻ったオベロンは、すべての礎“パターン”を再建せんと死力を尽くす。一方、コーウィン以下兄弟は、混沌の宮廷と手を組みアンバーを掌中にせんとする狂える弟ブランドとの熾烈な戦いに敢然と立ち向かった。だが、再燃する王位継承問題に兄弟の足並は定まらない。やがて迫りくる最後の戦いの時、コーウィンは勝敗の鍵となる地獄騎行に、王の密命を帯び一人旅立つのだが……!? 人々の愛と憎しみが、華麗な幻想世界を舞台に見事に綾なされる傑作シリーズ堂々完結!

1979

Roadmarks

ロードマークス (1981年) (サンリオSF文庫)

「ロードマークス」遠山峻征訳 サンリオSF文庫 1981

1980

Changering

魔性の子 (創元推理文庫 (686‐1))

「魔性の子」池央耿訳 東京創元社 1981/創元推理文庫 1985

When Pussywillows Last in the Catyard Bloomed*
The Last Defender of Camelot*

キャメロット最後の守護者 (ハヤカワ文庫 SF 553)

「キャメロット最後の守護者」浅倉久志ほか訳 ハヤカワ文庫SF 1984

1981

Madwand

外道の市 (創元推理文庫 (686‐2))

「外道の市」池央耿訳 創元推理文庫 1985

The Changing Land

変幻の地のディルヴィシュ (創元推理文庫)

*〈ディルヴィシュ〉シリーズ
「変幻の地のディルヴィシュ」黒丸尚訳 創元推理文庫 1990
変幻の地。そこは、この世のものならぬ力に支配された場所。その中央に聳える〈超時間城〉こそは、史上最強の魔術師ジェレラクの根拠地である。この城に隠された強大な古の力を手にいれんと、足を踏み入れた者は数知れないが、一人として目的を遂げて帰還した者はなかった…。伝説の騎士ディルヴィシュと、宿敵ジェレラクとの対決の時が迫る。

To Spin is Miracle Cat*
A Rhapsody in Amber*

1982

Eye of Cat

アイ・オブ・キャット (創元推理文庫)

「アイ・オブ・キャット」増田まもる訳 創元推理文庫 1989
恒星間を巡り、数多の異星生命体を捕獲してきた名うての狩人、ビリー。とうに引退した彼が、ある日国連から召喚される―通商条約締結を目前に相手星の過激派が送り込んできた暗殺者を阻止せよ。彼は任務遂行のため、かつて捕らえた最強の生命体、変身獣“キャット”に協力を乞う―彼自身の命と引替に。ビリーの最後の戦いが始まろうしていた。

Coils

コイルズ (創元推理文庫)

*フレッド・セイバーヘーゲンとの合作
「コイルズ」岡部宏之訳 創元推理文庫 1986

Dilvish, the Damned*

地獄に堕ちた者ディルヴィシュ (創元推理文庫)

*〈ディルヴィシュ〉シリーズ
「地獄に堕ちた者ディルヴィシュ」黒丸尚訳 創元推理文庫 1988
一度は〈闇の者〉ジェレラクの手により地獄に堕とされた伝説の騎士、ディルヴィシュ。いま、彼はこの世のものならぬ漆黒の鋼の馬ブラックを伴い、ボータロイに甦った。彼を待ち受けるものは〈西の将〉ライリシュ、そして宿敵ジェレラクの要塞、氷の塔…。神話性をたたえた、異才ゼラズニイの代表的ヒロイック・ファンタジイ、ここに邦訳なる!

1983

Unicorn Variations*

1985

Trumps of Doom
ローカス賞ファンタジイ長篇部門(1986年)受賞

1986

Blood of Amber

1987

Sign of Chaos
A Dark Traveling

1989

Knight of Shadows
Frost and Fire*

1990

The Black Throne
The Mask of Loki

1991

Prince of Chaos
Bring Me the Head of Prince Charming

1992

Flare
Gone to Earth*

1993

If at Faust You Don't Succeed
A Night in the Lonesome October

1994

Wilderness

1995

A Farce to be Reckoned With

1996

Hymn to the Sun An Imitation

1997

Donnerjack

1998

Psychoshop
*アルフレッド・ベスターの未完成原稿を補完。

1999

Lord Demon

2002

The Last Defender of Camelot*

2003

Manna from Heaven*

2009

The Dead Man's Brother
Power & Light *
Threshold *
This Mortal Mountain *
Last Exit to Babylon *
Nine Black Doves *
The Road to Amber *


Web Links

  1. ウィキペディア
  2. Internet Speculative Fiction Database