ウィリアム・アイリッシュ『黒いカーテン』

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『黒いカーテン』
宇野利泰訳 創元推理文庫
ショックを受けたタウンゼントは記憶喪失症から回復した。しかし,3年の歳月が彼の頭の中で空白になっていた。無気味につけ狙うあやしい人影。おれはいったい何をしたというのだ? 殺人罪で追われる人間の孤独と寂寥を,圧倒的なサスペンスで描くスリラー派の驍将アイリッシュが,コーネル・ウールリッチ名義で発表した長編の傑作!
 この作品は主人公が目覚めるところから始まる。 落下物を頭に受けて気を失っていたらしいとわかり、たいしたケガでもなかったのでそのまま家に帰ってみると妻がいない、代わりに住んでいた人間はもうここに数年住んでいるという。 自分は今朝、この家から出勤していったというのに……。 と、いかにもアイリッシュらしい導入部である。 上のあらすじの通り、実は3年前に一度記憶を失い、そして今日また記憶を取り戻したのだと判明する。 普通ならここで愛する妻を探し出して感動の再会を果たし、失った3年の歳月を2人で取り戻そうと誓い合って、めでたしめでたしとなるところだけど……もちろんそうはならない。 誰かに尾行されていることに気がついた主人公は、危険を察知して逃げ出す。 そして自分が殺人犯人として追われているという事実を知る。 そんなこと言われても、3年前までの記憶を取り戻した替わりに、ここ3年間の記憶はきれいさっぱり失っているので、自分が正真正銘の殺人犯なのか濡れ衣を着せられているのか、全然わからない。 わからないけど、とりあえず逃げなくっちゃ!
 “サスペンスの詩人”といわれたウィリアム・アイリッシュだけあって、全篇スリルに満ち溢れている。 濡れ衣を着せられた主人公が追われながらも真実に肉薄していくというストーリーは数あれど、自分のことながら記憶喪失のために何も確信が持てない、という設定は本当にスリリング。 アイリッシュの作品では、コーネル・ウールリッチ名義の『幻の女』が評価が高いけど、僕はこの『黒いカーテン』の方が好き。 あと、アイリッシュの真骨頂は短編だとも思う。 その意味では創元推理文庫の『アイリッシュ短編集』がオススメ。 ヒッチコック映画の原作「裏窓」を始め、面白い作品がゴロゴロしてて、お買い得である。


Biography

Bibliography

作品名先頭の * は短篇を示す。長篇で、† はウィリアム・アイリッシュ名義、‡ はジョージ・ホプリー名義。

1926

Cover Charge, Boni & Liveright, 1926
*Honey Child, College Humor, September 1926
*Dance It Off!, McClure's, October 1926

1927

Children of the Ritz, Boni & Liveright, 1927
Movie 「歓楽地帯」CHILDREN OF THE RITZ, US/1929 監督:ジョン・フランシス・ディロン、脚本:アデレード・ヘイルブロン、出演:ドロシー・マッケイル、ジャック・ムルホール、ジェイムズ・フォード、リチャード・カーライル、イヴリン・ホール
*Bread and Orchids, College Humor, January 1927
*The Gate Crasher, McClure's, August 1927
*The Drugstore Cowboy, McClure's, October 1927

1928

*Mother and Daughter, College Humor, August 1928
*The Good Die Young, College Life, October 1928

1929

Times Square, Liveright, 1929
「タイムズ・スクェア」木戸淳子訳(EQ 1995年11月号)
*Bluebeard's Thirteenth Wife, College Humor, February 1929

1930

A Young Man's Heart, Mason, 1930
*Gay Music, College Humor, January 1930
*Soda-Fountain Saga (Soda Fountain), Liberty, 11 October 1930
「ソーダ・ファウンテン」高見浩訳 EQ 1985年3月号/EQ編集部編『英米超短編ミステリ50選』光文社文庫
*Cinderella Magic, Illustrated Love, November 1930

1931

The Time of Her Life, Liveright, 1931
*The Girl in the Moon, College Humor, August 1931

1932

Manhattan Love Song, Godwin, 1932
『マンハッタン・ラブソング』門野集訳 新樹社(2001)
Movie MANHATTAN LOVE SONG, US/1934(日本未公開) 監督・脚本:レオナルド・フィールズ、脚本:デイヴィッド・シルヴァースタイン、出演:ロバート・アームストロング、ディキシー・リー、ヘレン・フリント、フランクリン・パンボーン、ニディア・ウエストマン
*Orchids and Overalls, Illustrated Love, March 1932
*Women are Funny, Illustrated Love, October 1932

1933

I Love You, Paris, 1933
(未刊行)

1934

*Between the Acts, Serenade, March 1934
*Insult, Sererade, March 1934
※テッド・ブルックス名義
*The Next is on Me, College Life, May-July 1934
*The Very First Breakfast, Serenade, June 1934
*Death Sits in the Dentist's Chair (Hunting Much?)
「死は歯医者の椅子に」平井喬訳 宝石 1954年2月号
「死の治療椅子」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
「診療室の罠」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*Walls That Hear You, Detective Fiction Weekly, 18 August 1934
*Preview of Death (Murder Before the Camera; Screen Test), Dime Detective, 15 November 1934
「スクリーンの中の女」高橋豊訳 『悪夢』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)

1935

*Murder in Wax, Dime Detective, 1 March 1935
※長編『黒い天使』の原型
*The Body Upstairs, Dime Detective, 1 April 1935
*Spanish - and What Eyes!, Breezy Stories, April 1935
*Kiss of the Cobra, Dime Detective, 1 May 1935
「コブラの接吻」高橋豊訳 ミステリマガジン 1983年11月号/『今夜の私は危険よ』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1983)
*Don't Fool Me!, Breezy Stories, June 1935
*Red Liberty (The Corpse in the Statue of Liberty; Mystery in the Statue of Liberty), Dime Detective, 1 July 1935
「女神像の秘密」長谷川幸雄訳 婦人朝日 1958年1月号
「自由の女神事件」村上博基訳 ミステリマガジン 1976年3月号/『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
*Dark Melody of Madness (Papa Benjamin; Music from the Dark), Dime Mystery, July 1935
「夢の男」稲葉由紀訳 サンデー毎日 1962年1月特大号
「黒いリズム」稲葉明雄訳 『もう探偵はごめん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1971)
「パパ・ベンジャミン」中村能三訳 『魔術ミステリ傑作選』創元推理文庫
*Clip-Joint, Breezy Stories, August 1935
「深夜の約束」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*The Corpse and the Kid (Blind Date; Boywith Body), Dime Detective, September 1935
「父の犯罪」梶竜雄訳 探偵倶楽部 1956年4月号
「死とのあいびき」森郁夫訳 ミステリマガジン 1957年6月号
「死体をかつぐ若者」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
「死体をはこぶ若者」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*No Kick Coming, Breezy Stories, October 1935
*Flower in His Buttonhole, Breezy Stories, November 1935
*The Death of Me, Detective Fiction Weekly, 7 December 1935
「私の死」門野集訳 『見えない死』新樹社(1999)
*The Showboat Murders, Detective Fiction Weekly, 14 December 1935
「ショウボート殺人事件」門野集訳 『見えない死』新樹社(1999)
*Annabelle Gets Across, Breezy Stories, December 1935
*Dead on Her Feet, Dime Detective, December 1935
「踊り続ける死」小川孝志訳 ミステリマガジン 1991年2月号
「踊りつづける死」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*Hot Water, Argosy, 28 December 1935
「熱い湯」井上一夫訳 ミステリマガジン 1961年12月号

1936

*Cigarette, Detective Fiction Weekly, 11 January 1936
*Baal's Daughter, Thrilling Mystery, January 1936
*Crime on St. Catherine Street (One Night in Montreal; All It Takes is Brains), Argosy, 25 January 1936
「モントリオールの一夜」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*Change of Murder, Detective Fiction Weekly, 25 January 1936
「7人目のアリバイ」森郁夫訳 ヒチコック・マガジン 1963年6月号
「アリバイを買う男」山本光伸訳 EQ 1984年7月号
「七人目のアリバイ」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*Pick Up the Pieces, Breezy Stories, March 1936
*Blood in Your Eye, Detective Fiction Weekly, 21 March 1936
*The Mystery of the Blue Spot, Detective Fiction Weekly, 4 April 1936
*The Night Reveals, Story Magazine, April 1936
「夜はあばく」草加信介訳 宝石 1956年1月号
「夜があばく」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
「夜はあばく」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*The Living Lie Down with the Dead (One Night To Be Dead Sure Of), Dime Detective, April 1936
「死者とすごす一夜」中村能三訳 宝石 1957年10月号
「墓とダイヤモンド」田中小実昌訳 『アイリッシュ短編集2』創元推理文庫(1972)
*The Clock at the Astor, Breezy Stories, April 1936
*Johnny on the Spot, Detective Fiction Weekly, 2 May 1936
「ジョニーが危ない」伏見威蕃訳 ミステリマガジン 1985年2月号
*Underworld Trail (One Night in Paris), Argosy, 16 May 1936
「真夜中のパリジェンネ」足立泰訳 探偵倶楽部 1959年2月号
「パリの一夜」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
*Double Feature (The Most Exciting Show in Town), Detective Fiction Weekly, 16 May 1936
「二本立て」田中潤司訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第34巻
「二本立て」門野集訳 『見えない死』新樹社(1999)
*Nine Lives, Detective Fiction Weekly, 20 June 1936
*Dilemma of the Dead Lady (Wordrobe Trunk), Detective Fiction Weekly, 4 July 1936
「夜の真珠」妹尾アキ夫訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第17巻
「仕事は馬鹿のするもの」稲葉明雄訳 ミステリマガジン 1969年11月号
*One and a Half Murders, Black Book Detective Magazine, July 1936
*His Name was Jack, Breezy Stories, July 1936
「彼の名はジャック」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集2』白亜書房(2002)
*The Night I Died, Detective Fiction Weekly, 8 August 1936
「私が死んだ夜」稲葉由紀訳 ミステリマガジン 1961年7月号
「私が死んだ夜」稲葉明雄訳 『私が死んだ夜』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1965)/『コーネル・ウールリッチ傑作短編集・別巻』白亜書房(2003)
「わたしが死んだ夜」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
*Murder on My Mind (The Morning after Murder; Morning after Murder), Detective Fiction Weekly, 15 August 1936
「その翌朝」稲葉由紀訳 マンハント 1963年3月号
「その翌朝」稲葉明雄訳 『私が死んだ夜』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1965)
「殺しの翌朝」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
*You Pays Your Nickel (The Phantom of Subway; Subway), Argosy, 22 August 1936
「地下鉄」小山内徹訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第29巻
「無賃乗車お断り」田中義進訳 ミステリマガジン 1980年8月号
「地下鉄の怪盗」常盤新平訳 『ビッグ・アップル・ミステリー』新潮文庫
*Bluebeard's Seventh Wife, Detective Fiction Weekly, 22 August 1936
「青髭七人目の妻」中田耕治訳 ミステリマガジン 1961年8月号
「青ひげの七人目の妻」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
*Gun for a Gringo, Argosy, 5 September 1936
*Murder in the Middle of New York, Detective Fiction Weekly, 26 September 1936
*Death in the Air, Detective Fiction Weekly, 10 October 1936
「高架殺人」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
「高架鉄道の殺人」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*Evil Eye, Ace-High Detective, November 1936
*Public Toothache Number One, Argosy, 7 November 1936
*Afternoon of a Phony, Detective Fiction Weekly, 14 November 1936
*Holocaust, Argosy, 12 December 1936
*The Two Deaths of Barney Slabaugh, Detective Fiction Weekly, 26 December 1936

1937

*Heavy Sugar, Pocket Detective, January 1937
「砂糖とダイヤモンド」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集1』白亜書房(2002)
*Shooting Going On, Black Mask, January 1937
「撮影中」村田勝彦訳 EQ 1990年9月号
*Jimmy had a Nickel, Breezy Stories, January 1937
*The Corpse Next Door, Detective Fiction Weekly, 23 January 1937
「となりの死人」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
Movie UNION CITY, US/1979(日本未公開) 監督・脚本:マーク・レイチャート、出演:デボラ・ハリー、デニス・リプスコーム、エヴェレット・マッギル、イリナ・マレーバ、パット・ベネター
*Murder on the Night Boat, Black Mask, February 1937
「夜間航路の殺人」沢川進訳 ミステリマガジン 1979年10月号/『犯行現場へ急げ』ハヤカワ・ミステリ文庫
*Blue is for Bravery (Invitation to Sudden Death), Detective Fiction Weekly, 27 February 1937
*Speak to Me of Death, Argosy, 27 February 1937
※長編『夜は千の夢を持つ』の原型
「魅せられた死」高橋豊訳 ミステリマガジン 1957年5月号/『今夜の私は危険よ』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1983)
*The Humming Bird Comes Home (The Humming Bird), Pocket Detective, March 1937
「ハミング・バード帰る」都筑道夫訳 『睡眠口座』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1956)
「ハミング・バード帰る」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
「セントルイス・ブルース」都筑道夫訳 探偵倶楽部 1955年11月号
「セントルイス・ブルース」稲葉明雄訳 『さらばニューヨーク』昌文社(1976)/『コーネル・ウールリッチ傑作短編集・別巻』白亜書房(2003)
*Round Trip to the Cemetery, Detective Fiction Weekly, 27 March 1937
*Death in Round Three, Pocket Detective, April 1937
「死の第三ラウンド」田中小実昌訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第37巻/『アイリッシュ短編集2』創元推理文庫(1972)
*I'll Never Play Detective Again, Black Mask, February 1937
「もう探偵はごめん」稲葉明雄訳 ミステリマガジン 1969年2月号/『もう探偵はごめん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1971)
*Kidnapped!, Breezy Stories, May 1937
*Wake Up with Death, Detective Fiction Weekly, 5 June 1937
*Mimic Murder, Black Mask, June 1937
「ジェスチャー殺人事件」名和立行訳 EQ 1983年9月号
*Blind Date with Death, Dime Detective, June 1937
「死とのブラインド・デート」泉川紘雄訳 ミステリマガジン 1988年9月号
*Graves for the Living, Dime Mystery, June 1937
「生ける者の墓」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
*Your Own Funeral (Funeral; That's Your Own Funeral), Argosy, 19 June 1937
「喪章の家」黒沼健訳 週刊朝日別冊 1955年10月号
「おまえの葬式だ」稲葉明雄訳 『もう探偵はごめん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1971)/『EQMMアンソロジーI』ハヤカワ・ポケット・ミステリ
「葬式」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
*If I Should Die Before I Wake, Detective Fiction Weekly, 3 July 1937
「たすけてえ!」中田耕治訳 マンハント 1962年1月号/『恐怖の1ダース』出帆社
「目覚めずして死なば」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
「目覚めずして死なば」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集2』白亜書房(2002)
*Clever, These Americans (Damned Clever, These Americans), Argosy, 3 July 1937
「利口なアメリカ人たち」砧一郎訳 宝石 1958年7月号
*The Girl Next Door, Breezy Stories, July 1937
*Vision of Murder, Detective Fiction Weekly, 17 July 1937
*Somebody on the Phone, Detective Fiction Weekly, 31 July 1937
「電話のベルは「死ね」と呼ぶ」都筑道夫訳 探偵倶楽部 1958年7月増刊号
「だれかの電話」小笠原豊樹訳 ミステリマガジン 1960年8月号
「だれかが電話をかけている」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
*Black Cargo, Argosy, 31 July 1937
*Murder at the Automat, Dime Detective, August 1937
「簡易食堂の殺人」田中義進訳 ミステリマガジン 1982年7月号
*Murder Story (The Inside Story; The Murderer's Story), Detective Fiction Weekly, 11 September 1937
「殺人物語」田中小実昌訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第35巻/『アイリッシュ短編集2』創元推理文庫(1972)
「内幕話」中村能三訳 ミステリマガジン 1960年8月号
*Taxi Dance Murder, Ten Detective Aces, September 1937
*Nellie from Zelli's, Black Mask, September 1937
*You Bet Your Life (Don't Bet on Murder), Detective Fiction Weekly, 25 September 1937
「戯れに賭はすまじ」久慈波之介訳 探偵倶楽部 1958年8月号
「戯れに賭はすまじ」遠川宇訳 ヒチコック・マガジン 1962年12月号
*The Lie (Case of the Lying Son), Detective Fiction Weekly, 9 October 1937
*Goodbye, New York (Don't Wait Up for Me Tonight), Story Magazine, October 1937
「さらば紐育」黒沼健訳 旬刊ニュース 1948年9月増刊号
「ニューヨークよさらば」丹滋訳 探偵倶楽部 1958年7月増刊号月増刊号
「さらばニュー・ヨーク」黒沼健訳 『妄執の影』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1955)
「さらばニューヨーク」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
「さらば、ニューヨーク」稲葉明雄訳 『さらばニューヨーク』昌文社(1976)/『コーネル・ウールリッチ傑作短編集・別巻』白亜書房(2003)
*Stuck with Murder (Stuck), Dime Detective, October 1937
「殺しの足音」稲葉由紀訳 『自殺室』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)
「ガムは知っていた」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
*I Knew Her When -, Breezy Stories, October 1937
*Face Work (Angel Face; One Night in New York), Black Mask, October 1937
「ニューヨーク午前二時」谷京至訳 探偵倶楽部 1959年1月号
「天使の顔」稲葉由紀訳 宝石 1961年2月号/『ぎろちん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)
「天使の顔」稲葉明雄訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集・別巻』白亜書房(2003)
Movie CONVICTED, US/1938(日本未公開) 監督:レオン・バーシャ、脚本:エドガー・エドワーズ、出演:リタ・ヘイワース、チャールズ・クィグリー、マーク・ローレンス、ジョージ・マッケイ、エドガー・エドワーズ
*Oft in the Silly Night, Argosy, 13 November 1937
「騒がしい幽霊」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集2』白亜書房(2002)
*I'm Dangerous Tonight, All-American Fiction, November 1937
「今夜の私は危険よ」高橋豊訳 ミステリマガジン 1983年7月号/『今夜の私は危険よ』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1983)
TV 「ドレス」I'M DANGEROUS TONIGHT, US/1990 監督:トビー・フーパー、脚本:ブルース・ランズベリー他、撮影:レヴィー・アイザックス、出演:メッチェン・エイミック、コリー・パーカー、アンソニー・パーキンス、R・リー・アーメイ、
*Waltz, Double Detective, November 1937
「ワルツ」田口俊樹訳 ミステリマガジン 1984年5月号
「ワルツ」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集2』白亜書房(2002)
*Cab, Mister?, Black Mask, November 1937
「車ですか、お客さん?」小山内徹訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第32巻
*The Gun But Not the Hand, Detective Fiction Weekly, 4 Decmber 1937
※長編『黒いカーテン』の原型
*Dusk to Dawn, Black Mask, December 1937
「悪夢の一夜を走る」永井淳訳 小説推理 1983年2月号
*Guns, Gentlemen (Twice-Trod Path; The Lamp of Memory), Argosy, 18 December 1937
「記憶の灯」村上博基訳 ミステリマガジン 1972年12月号
「いつかきた道」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
*You Take Ballistics, Double Detective, January 1938
「弾道学」黒沼健訳 宝石 1949年1月号
「拳銃を探せ」黒沼健訳 知性 1956年9月号
*After-Dinner Story, Black Mask, January 1938
「晩餐後からの物語」草加信介訳 宝石 1955年5月号
「晩餐後の筋書」森郁夫訳 ミステリマガジン 1957年3月号
「晩餐後の物語」宇野利泰訳 『世界大ロマン全集50』東京創元社/『アイリッシュ短編集1』創元推理文庫(1972)
「晩餐後の物語」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集2』白亜書房(2002)
*Death in the Yoshiwara (The Hunted), Argosy, 29 January 1938
「ヨシワラ殺人事件」宇野利泰訳 マンハント 1963年1月号/『アイリッシュ短編集1』創元推理文庫(1972)
*Wild Bill Hiccup, Argosy, 5 February 1938
「ワイルド・ビル・ヒカップ」稲葉由紀訳 ヒチコック・マガジン 1960年11月号/『ぎろちん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)
「ワイルド・ビル・ヒカップ」稲葉明雄訳 『さらばニューヨーク』昌文社(1976)
*Dime a Dance (The Dancing Detective), Black Mask, February 1938
「死の舞踏」高橋豊訳 ミステリマガジン 1957年4月号
「踊り子探偵」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
「踊り子探偵」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集2』白亜書房(2002)
*Never Kick a Dick, Double Detective, February 1938
*Endicott's Girl, Detective Fiction Weekly, 19 February 1938
「ハイヒール」久慈波之介訳 探偵倶楽部 1958年6月号
「警部の娘」田中融二訳 ミステリマガジン 1960年2月号
*I Wouldn't Be in Your Shoes, Detective Fiction Weekly, 12 March 1938
「猫と靴」谷京至訳 探偵倶楽部 1957年1月号
「靴」稲葉明雄訳 ミステリマガジン 1963年12月号/『私が死んだ夜』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1965)/『さらばニューヨーク』昌文社(1976)
Movie I WOULDN'T BE IN YOUR SHOES, US/1948(日本未公開) 監督:ウィリアム・ナイ、脚本:スティーヴ・フィッシャー、出演:ドン・キャッスル、エリゼ・ノックス、レジス・トゥーミィ、チャールズ・D・ブラウン、ローリィ・マリンソン
*Hot Towel (The Towel), Double Detective, March 1938
「熱いタオル」谷京至訳 探偵倶楽部 1957年5月号
*Jane Brown's Body, All-American Fiction, March-April 1938
「ジェーン・ブラウンの死体」高橋豊訳 『今夜の私は危険よ』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1983)
§『歌う白骨』矢野徹訳 ポプラ社/ジュニア世界ミステリー(1968)
*The Cape Triangular, Detective Fiction Weekly, 16 April 1938
「死の三角切手」田中小実昌訳 ミステリマガジン 1963年6月号
*Short Order Kill (Flat Tire), Dime Detective, May 1938
*Mamie 'n' Me, All-American Fiction, May-June 1938
「特別配達」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
*Mystery in Room 913 (The Room with Something Wrong), Detective Fiction Weekly, 4 June 1938
「死の913号室」 ウィンドミル 1948年5月号
「奇妙な部屋」平井イサク訳 宝石 1954年4月号
「九一三号室の謎 自殺室/殺人室」稲葉由紀訳 ミステリマガジン 1961年9月号/10月号/『自殺室』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)
「九一三号室の謎 自殺室/殺人室」稲葉明雄訳 『ホテル探偵ストライカー』集英社文庫(1997)
「九一三号室の謎」稲葉明雄訳 『世界ミステリ全集4』早川書房
「ただならぬ部屋」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
§『自殺ホテルの怪』内田庶訳 偕成社/世界探偵名作シリーズ(1971)
*The Woman's Touch, Double Detective, August 1938
*Detective William Brown, Detective Fiction Weekly, 10 September 1938
*Three O'Clock, Detective Fiction Weekly, 1 October 1938
「戦慄の午後三時」谷京至訳 探偵倶楽部 1958年6月号
「午後三時」中田耕治訳 宝石 1961年2月号
「午後三時」高橋豊訳 『悪夢』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)
「三時」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
TV 「午後4時」FOUR O'CLOCK(ヒッチコック劇場第9話), 1957 演出:アルフレッド・ヒッチコック、出演:E・G・マーシャル、ナンシー・ケリー
*I Hereby Bequeath, Double Detective, October 1938
*I.O.U. -One Life (Debt of Honor; I.O.U.), Double Detective, November 1938
「負債」村上啓夫訳 宝石 1957年10月号
「借り」高橋豊訳 『悪夢』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)
「借り」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
*The Screaming Laugh, Clues Detective Magazine, November 1938

1939

*Silhouette, Detective Fiction Weekly, 7 January 1939
「影絵」黒沼健訳 キング 1954年2月増刊号/『妄執の影』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1955)
「シルエット」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
*The Invincibles, Breezy Stories, January 1939
*The Dog with the Wooden Leg, Street & Smith's Detective Story, February 1939
「義足をつけた犬」黒沼健訳 宝石 1954年8月号/『妄執の影』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1955)
「義足をつけた犬」門野集訳 『見えない死』新樹社(1999)
*The Counterfeit Hat (The Hat; The Singing Hat), Detective Fiction Weekly, 18 February 1939
「歌う帽子」永井淳訳 ミステリマガジン 1962年2月号/『もう探偵はごめん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1971)
「帽子」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
*Those Who Kill, Detective Fiction Weekly, 4 March 1939
※長編『幻の女』の原型
「幻のアリバイ」邦枝輝夫訳 別冊小説宝石 1971年冬季特別号
*The Case of the Killer-Diller, Dime Detective, May 1939
「黒い旋律」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集2』白亜書房(2002)
*Borrowed Crime, Black Mask, July 1939
*Charlie Won't Be Home Tonight, Dime Detective, July 1939
「チャーリーは今夜もいない」田中小実昌訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第30巻/『アイリッシュ短編集2』創元推理文庫(1972)
TV 「息子の心が見えない ガソリンスタンド殺人事件」ANB(土曜ワイド劇場)/1982 演出:瀬川昌治、脚本:廣澤榮、出演:若山富三郎、中村玉緒、小池朝雄、安藤一夫、小林昭二
*The Street of Jungle Death, Strange Detective Mysteries, July-August 1939
※長編『黒いアリバイ』の原型
「黒い爪痕」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集3』白亜書房(2003)
*The Book That Squealed (Library Book), Street & Smith's Detective Story, August 1939
「悲鳴をあげる本」田中義進訳 ミステリマガジン 1981年4月号/『レディのたくらみ』ハヤカワ・ミステリ文庫
*Men Must Die (Guillotine; Steps Going Up), Black Mask, August 1939
「ぎろちん」稲葉由紀訳 宝石 1960年6月号/『ぎろちん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)
「ぎろちん」稲葉明雄訳 『ぎろちん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)/『コーネル・ウールリッチ傑作短編集・別巻』白亜書房(2003)
*Vampire's Honeymoon (My Lips Destroy), Horror Stories, August-September 1939
*Crime by the Forelock, Black Mask, September 1939
「前髪の罠」堀内静子訳 『ブラック・マスク異色作品集』国書刊行会
*The Case of the Talking Eyes (Eyes That Watch You; The Talking Eyes), Dime Detective, September 1939
「眼」稲葉由紀訳 『自殺室』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)
「眼」稲葉明雄訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集・別巻』白亜書房(2003)
「じっと見ている目」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
TV 「涙・じっと見ている目」ANB(土曜ワイド劇場)/1977 演出:中平康、脚本:長谷川公之、出演:小野寺昭、岡田嘉子、桃井かおり、谷隼人、村野武憲
*Collared (One Night in Chicago), Black Mask, October 1939
「カラーに口紅」田中融二訳 ミステリマガジン 1960年10月号
「死の接吻」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
Movie 「ガンモール」LA PUPA DEL GANGSTER, IT/1974 監督:ジョルジオ・カピターニ、脚本:エルネスト・カスタルディ、出演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、アルド・マチオーネ、ピエール・ブリス
*You'll Never See Me Again, Street & Smith's Detective Story, November 1939
「女が家を出る時」田中融二訳 ミステリマガジン 1961年2月号
「妻が消える日」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
「妻が消える日」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集2』白亜書房(2002)
TV 「もう一つの壁」YOU'LL NEVER SEE ME AGAIN, US/1973 監督:ジュノー・シュウォーク、脚本:ウィリアム・ウッド他、出演:デヴィッド・ハートマン、ジョセフ・キャンパネラ、ジェーン・ワイアット、ラルフ・ミーカー
*Through a Dead Man's Eye, Black Mask, December 1939
「ガラスの目玉」黒沼健訳 宝石 1954年6月号/『妄執の影』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1955)
「ガラスの目玉」小川孝志訳 『ホテル探偵ストライカー』集英社文庫(1997)
「ガラスの目玉」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集3』白亜書房(2003)

1940

The Bride Wore Black, Simon and Schuster, 1940
『黒衣の花嫁』黒沼健訳 宝石 1950年9〜10月号/ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1953)
『黒衣の花嫁』稲葉明雄訳 ハヤカワ・ミステリ文庫(1983)
彼女はシカゴに行くといいながら,次の駅で降り,ニューヨークに舞い戻った。そして持ち物からイニシャルをすべて消し去り,新しい女に生まれ変った。5人の男の花嫁になったのは,それからしばらくしてからだった――夫を次々と殺してゆく黒衣の花嫁に。だが,なぜ……サスペンスの巨匠の名作。改訳決定版。
§『深夜の追跡』伊藤佐喜雄訳 金の星社・少女・世界推理名作選集(1963)
§『黒衣の花嫁』亀山龍樹訳 文研出版(1977)
§『黒衣の花嫁』武田武彦訳 偕成社/世界科学・探偵小説全集(196?)
§『黒衣の花よめ』平賀悦子訳 春陽堂少年少女文庫(1979)
黒衣の花嫁 [DVD] Movie 「黒衣の花嫁」LA MARIEE ETAIT EN NOIR, FR/1968 監督・脚本:フランソワ・トリュフォー、脚本:ジャン=ルイ・リシャール、撮影:ラウール・クタール、出演:ジャンヌ・モロー、ジャン=クロード・ブリアリ、ミシェル・ブーケ、クロード・リッシュ、ミシェル・ロンズデール
TV 「あなたならどうする」MBS(テレビスター劇場)/1972 演出:財前定生、脚本:大野靖子、出演:吉永小百合、勝呂誉、三國連太郎、緑魔子、佐藤慶
TV 「ひと夏の復讐」MBS(シリーズ・水曜の女)/1983 演出:山本和夫、脚本:服部佳、出演:十朱幸代、関口宏、宅麻伸、小池朝雄、松尾嘉代
TV 「私は許さない」CX/1984 演出:高橋和男、脚本:石松愛弘、出演:木村理恵、石橋正次、山口美也子、野際陽子
*Señor Flatfoot (One Night in Zacamoras), Argosy, 3 February 1940
「日暮れに処刑の太鼓が鳴る」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
*Death in Duplicate (The Ice Pick Murders), Detective Fiction Weekly, 17 February 1940
「氷錐の殺人」久慈波之介訳 探偵倶楽部 1957年8月号
「アイスピック」稲葉明雄訳 ミステリマガジン 1978年6月号
*All at Once, No Alice, Argosy, 2 March 1940
「突然アリスは消えた」清水俊二訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第17巻
「消えた花嫁」田中小実昌訳 『アイリッシュ短編集2』創元推理文庫(1972)
「アリスが消えた」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集3』白亜書房(2003)
§『恐怖の黒いカーテン/アリスが消えた』福島正実訳 あかね書房/少年少女世界推理文学全集(1964)
Movie THE RETURN OF THE WHISTLER, US/1948(日本未公開) 監督:D・ロス・レダーマン、脚本:エドワード・ボック他、出演:マイケル・ダン、レノール・オベール、リチャード・レーン、ジェイムズ・カードウェル、アン・シューメイカー
*Post-Mortem (Death Wins the Sweepstakes), Black Mask, April 1940
「検視」田中小実昌訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第36巻/『アイリッシュ短編集2』創元推理文庫(1972)
*One Last Night (Murder in the Dark Blue Night; I'll Take You Home, Kathleen), Street & Smith's Detective Story, May 1940
「月蒼き夜」長谷川〓(魚+少)夫訳 婦人朝日 1957年2月号
「家まで送ろう、キャスリーン」高橋豊訳 『悪夢』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)
「送って行くよ、キャスリーン」村上博基訳 『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
「送っていくよ、キャスリーン」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集3』白亜書房(2003)
*Finger of Doom (I Won't Take a Minute; Wait fot Me Downstairs), Detective Fiction Weekly, 22 June 1940
「階下で待ってて」宇野利泰訳 別冊文芸春秋 1957年2月号/『世界大ロマン全集50』創元社/『アイリッシュ短編集1』創元推理文庫(1972)
「階下で待ってて」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集3』白亜書房(2003)
*Cinderella and the Mob, Argosy, 23 June 1940
「シンデレラと、ギャングと、」砧一郎訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第38巻
「シンデレラとギャング」秋津知子訳 ミステリマガジン 1987年3月号
「シンデレラとギャング」小川孝志訳 『ホテル探偵ストライカー』集英社文庫(1997)
「シンデレラとギャング」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集3』白亜書房(2003)
§『非常階段/シンデレラとギャング』常盤新平訳 あかね書房/少年少女世界推理文学全集(1964?)
Movie 「親分」ESCAPADE, FR/1957 監督:ラルフ・アビブ、脚本:マルセル・アシャール、出演:ルイ・ジュールダン、ダニー・カレル、ロジェ・アナン、ジャン=ルー・フィリップ、リーズ・ドラマール
Movie 「ミッド・ナイト・シンデレラ」シネマ'69/1977 監督・脚本:尾花健一、脚本:小川一郎、撮影:本間克海、出演:佐藤泉、窪田哲夫、黒井正行
*Meet Me by the Mannequin, Dime Detective, June 1940
「マネキンさん今晩は」都筑道夫訳 探偵倶楽部 1955年6月号/『睡眠口座』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1956)
「マネキンさん今晩は」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集4』白亜書房(2003)
「マネキンの前で会いましょう」池央耿訳 EQ 1982年9月号
*The Red Tide (Last Night; Last Night a Man Died), Street & Smith's Detective Story, September 1940
「疑惑」深町眞理子訳 EQ 1987年7月号
*Flowers from the Dead, Dime Detective, September 1940
「死者よりの花束」矢野徹訳 ミステリマガジン 1963年8月号
*C-Jag (Cocaine; Dream of Death; Just Enough to Cover a Thumbnail), Black Mask, October 1940
「コカイン」能島武文訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第17巻
「コカイン」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
§『見えない殺人犯』福島正実訳 あかね書房/推理・探偵傑作シリーズ(1974)
Movie FALL GUY, US/1947(日本未公開) 監督:レジナルド・ル・ボーグ、脚本:ジェリー・ワーナー、クリフォード・ペン、ロバート・アームストロング、ティアラ・ローリング、ヴァージニア・デイル、イライシャ・クックJr.
*The Detective's Dilemma (Only One Grain More), Detective Fiction Weekly, 26 October 1940
「死のミラー・ドア」小泉喜美子訳 EQ 1978年9月号
*The Riddle of the Redeemed Dip, Dime Detective, November 1940
*Murder Always Gathers Momentum (Momentum; Murder is a Snowball; Murder Gathers Momentum), Detective Fiction Weekly, 14 December 1940
「臆病な殺人者」谷京至訳 探偵倶楽部 1956年8月号
「臆病な殺人者」黒田昌一訳 小説推理 1973年11月号
「毒食わば皿」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
「毒食わば皿」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集4』白亜書房(2003)

1941

The Black Curtain, Simon and Schuster, 1941
『黒いカーテン』宇野利泰訳 探偵小説倶楽部 1955年5月号/『世界大ロマン全集50』東京創元社(1958)/創元推理文庫(1960)
§『恐怖の黒いカーテン/アリスが消えた』福島正実訳 あかね書房/少年少女世界推理文学全集(1964)
§『恐怖の黒いカーテン/アリスが消えた』福島正実訳 あかね書房/推理・探偵傑作シリーズ(1974)
Movie STREET OF CHANCE, US/1942(日本未公開) 監督:ジャック・ハイヴリイ、脚本:ギャレット・フォート、出演:バージェス・メレディス、クレア・トレヴァー、ルイーズ・プラット、シェルドン・レオナルド、フリーダ・イネスコート
TV 「黒いカーテン 二重記憶喪失の男が必死で晴らす二つの汚名!!」NTV(通うサスペンス劇場)/1982 演出:馬場昭格、脚本:岡本克巳、出演:藤田まこと、白都真理、山口果林、木村四郎、伊吹剛

黒いカーテン (創元推理文庫 120-1)

宇野利泰訳 創元推理文庫 1960
ショックを受けたタウンゼントは記憶喪失症から回復した。しかし,3年の歳月が彼の頭の中で空白になっていた。無気味につけ狙うあやしい人影。おれはいったい何をしたというのだ? 殺人罪で追われる人間の孤独と寂寥を,圧倒的なサスペンスで描くスリラー派の驍将アイリッシュが,コーネル・ウールリッチ名義で発表した長編の傑作!


*He Looked Like Murder (Two Fellows in a Furnished Room; Accessory to Murder), Detective Fiction Weekly, 8 February 1941
「殺しのにおいがする」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
Movie THE GUILTY, US/1947(日本未公開) 監督:ジョン・ラインハート、脚本:ロバート・R・プレスネル、出演:ボニタ・グランヴィル、ドン・キャッスル、ウォリィ・カッセル、レジス・トゥーミィ、ジョン・リテル
*And So to Death (Nightmare), Argosy, 1 March 1941
「夢なら醒めよ」小山内徹訳 別冊宝石/世界探偵小説全集 第27巻
「悪夢」高橋豊訳 『悪夢』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)
Movie FEAR IN THE NIGHT, US/1947(日本未公開) 監督・脚本:マクスウェル・シェーン、出演:デフォレスト・ケリー、ポール・ケリー、アン・ドーラン、ケイ・スコット、ロバート・エメット・キーン
Movie 「悪夢の殺人者」NIGHTMARE, US/1956 監督・脚本:マックスウェル・シェーン、出演:エドワード・G・ロビンソン、ケヴィン・マッカーシー、コニー・ラッセル、ヴァージニア・クリスティーン
*Of Time and Murder (The Last Bus Home), Detective Fiction Weekly, 15 March 1941
※長編『暁の死線』の原型
「バスで帰ろう」稲葉明雄訳 ミステリマガジン 1967年6月号/『もう探偵はごめん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1971)
*U, As in Murder (Murder with a U), Dime Detective, March 1941
*Cool, Calm and Collected (The Absent-Minded Murder), Black Mask, April 1941
「銀のペンシル」田口俊樹訳 ミステリマガジン 1987年3月号
*Marihuana, Detective Fiction Weekly, 3 May 1941
「妄執の夜」門野集訳 『見えない死』新樹社(1999)
*The Case of the Maladroit Manicurist, Dime Detective, May 1941
*The Fatal Footlights (Death at the Burlesque; Death Along 42nd Street), Detective Fiction Weekly, 14 June 1941
「ストリップガール殺人事件」谷京至訳 探偵倶楽部 1957年6月号
「死の脚光」久慈波之介訳 探偵倶楽部 1958年5月号
「ストリッパー殺し」稲葉由紀訳 『ぎろちん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)
*Crazy House, Dime Detective, June 1941
「霧のなかの家」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集4』白亜書房(2003)
*The Customer's Always Right (The Fingermail), Detective Tales, July 1941
「爪」黒沼健訳 『妄執の影』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1955)
「爪」阿部主計訳 『世界短編傑作集5』創原推理文庫
「爪」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集4』白亜書房(2003)
*Murder at Mother's Knee (Something That Happened in Our House; Murder Does Its Homework), Dime Detective, October 1941
「我が家の出来事」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集4』白亜書房(2003)

1942

Black Alibi, Simon and Schuster, 1942
『黒いアリバイ』久慈波之介訳 別冊宝石 世界探偵小説全集第41巻(1960)
『黒いアリバイ』稲葉明雄訳 創元推理文庫(1977)
衆人環視のなかを逃げだして姿をくらました黒豹は,アメリカからの一女優の旅興行の宣伝のために連れてきたものだった。やがて,ずたずたに引き裂かれた娘の死骸がひとつ,またひとつ……追い詰められた犠牲者の恐怖と寂寥を描かせては並ぶもののない,アイリッシュの,南アメリカの架空都市を舞台にした<ブラック>もの。完訳決定版!
§『魔ひょうの恐怖』青山光二訳 偕成社/世界探偵名作シリーズ(1970)
Movie THE LEOPARD MAN, US/1943(日本未公開) 監督:ジャック・ターナー、脚本:アーデル・レイ、出演:デニス・オキーフ、マーゴ、ジーン・ブルックス、イザベル・ジュウェル、ジェイムズ・ベル
Phantom Lady, Lippincott, 1942
『幻の女』黒沼健訳 宝石 1950年5月号/汎書房(1950年)/ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1955)
『幻の女』稲葉明雄訳 『世界ミステリ全集4』早川書房(1973)/ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1975)/ハヤカワ・ミステリ文庫(1979/1994)
§『まぼろしの女』伊藤佐喜雄訳 金の星社/少女・世界推理名作選集(1964)
Movie 「幻の女」PHANTOM LADY, US/1944 監督:ロバート・シオドマク、脚本:バーナード・C・ショーンフェルド、撮影:ウディ・ブレデル、出演:エラ・レインズ、フランチョット・トーン、アラン・カーティス、トーマス・ゴメス、フェイ・ヘルム
TV 「幻の女」NHK(テレビ指定席)/1966 演出:岡崎栄、脚本:中井多津夫、出演:山崎努、仲谷昇、岸田今日子、文野朋子、松村達雄
TV 「幻の女」NTV(火曜日の女)/1971 演出:長谷部安春、出演:樫山文枝、伊藤孝雄、山口崇、大坂志郎、奈美悦子
TV 「幻の女 離婚殺人の罠」ANB(土曜ワイド劇場)/1981 演出:小沼勝、脚本:佐治乾、出演:水沢アキ、山口崇、中島ゆたか、藤岡琢也、前田美波里
TV 「幻の女」KTV(サスペンス・魔)/1993 出演:十朱幸代、草刈正雄、寺泉憲、大橋吾郎

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

稲葉明雄訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1976
“夜は若く,彼も若かったが,夜の空気は甘いのに,彼の気分は苦かった”暗いムードを湛えた発端……そして街を彷徨ったあと帰宅した彼を待ち受けていたのは,絞殺され無残に変り果てた妻の姿であった。強烈なスリル,異常なサスペンスを展開し,探偵小説の新しい型を創り出したアイリッシュの最高傑作!


*It Had to Be Murder (Rear Window), Dime Detective, February 1942
「裏窓」大門一男訳 宝石 1954年11月号/ヒチコック・マガジン 1962年9月号
「裏窓」村上博基訳 『アイリッシュ短編集3』創元推理文庫(1973)
「裏窓」小川孝志訳 『ホテル探偵ストライカー』集英社文庫(1997)
「裏窓」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集4』白亜書房(2003)
§『裏窓の目撃者』内田庶訳 国土社/少年SF・ミステリー文庫(1982)/国土社/海外SFミステリー傑作選(1995)
裏窓【ユニバーサル・セレクション1500円キャンペーン/2009年第5弾:初回生産限定】 [DVD] Movie 「裏窓」REAR WINDOW, US/1954 監督:アルフレッド・ヒッチコック、脚本:ジョン・マイケル・ヘイズ、撮影:ロバート・バークス、出演:ジェームズ・スチュワート、グレイス・ケリー、レイモンド・バー、セルマ・リッター、ウェンデル・コーリイ
TV 「裏窓」REAR WINDOW, US/1999 監督:ジェフ・ブレックナー、脚本:ラリー・グロス他、撮影:ケン・ケルシュ、出演:クリストファー・リーヴ、ダリル・ハンナ、ロバート・フォスター
*Dormant Account (Chance), Black Mask, May 1942
「冬眠している金」妹尾アキ夫訳 宝石 1955年3月号
「眠り預金」能島武文訳 探偵倶楽部 1956年9月号
「睡眠口座」妹尾韶夫訳 『睡眠口座』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1956)
「睡眠口座」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集4』白亜書房(2003)
Movie THE MARK OF THE WHISTLER, US/1944(日本未公開) 監督:ウィリアム・キャッスル、脚本:ジョージ・ブリッカー、出演:リチャード・ディックス、ジャニス・カーター、ポーター・ホール、ポール・ギルフォイル、ジョン・カルヴァート
Movie 「夢一族 ザ・らいばる」東映/1979 監督:久世光彦、脚本:田中陽造、撮影:増田敏雄、出演:森繁久彌、郷ひろみ、岸本加世子、内田裕也、結城しのぶ
*Three Kills for One (Two Murders, One Crime; Double Jeopardy; The Loophole), Black Mask, July 1942
「追跡者」青江耿介訳 マスコット 1949年9月号
「穴」稲葉由紀訳 ミステリマガジン 1961年6月号/『ぎろちん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)
「抜け穴」稲葉明雄訳 『世界推理小説体系9』講談社/『さらばニューヨーク』昌文社(1976)
*Implacable Bequest (Bequest), Detective Tales, September 1942
「遺贈」宇野利泰訳 宝石 1959年7月号/『アイリッシュ短編集1』創元推理文庫(1972)
「形見」高橋豊訳 『悪夢』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1963)
*Orphan Ice (The Orphane Diamond), Dime Detective, September 1942
*The Hopeless Defense of Mrs Dellford (The Town Says Murder; That New Yourk Woman), Dime Detective, December 1942
「灯を消すな二人に」 マンハント 19593月号
「街では殺人という」宇野利泰訳 『アイリッシュ短編集2』創元推理文庫(1972)
*Havana Night, Flynn's Detective Magazine, December 1942
※長編『恐怖の冥路』の原型

1943

The Black Angel, Doubleday, 1943
『黒衣の天使』黒沼健訳 新樹社ぶらっく選書(1950)
『黒い天使』黒沼健訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1957)
『黒い天使』黒原敏行訳 ハヤカワ・ミステリ文庫(2005)
Movie BLACK ANGEL, US/1946(日本未公開) 監督:ロイ・ウィリアム・ニール、脚本:ロイ・チャンスラー、出演:ジューン・ヴィンセント、ダン・デュリエ、ピーター・ローレ、ブロデリック・クロフォード、コンスタンス・ドーリイング
Movie 「夜の罠」大映/1967 監督:富本壮吉、脚本:船橋和郎、出演:若尾文子、船越英二、高橋昌也、南原宏治、桜京美

黒い天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

黒原敏行訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2005
夫はいつも彼女を「天使の顔」と呼んでいた。彼女を誰より愛していたのだ。それが突然そう呼ばなくなった。ある日、彼女は夫の服がないことに気づく。夫は別の女のもとへ走ろうとしていた。裏切られた彼女は狂おしい思いを抱いて夫の愛人宅を訪ねる。しかし、愛人はすでに何者かに殺されており、夫に殺害容疑が!無実を信じる彼女は、真犯人を捜して危険な探偵行に身を投じる…新訳で贈るサスペンスの第一人者の傑作。


*The Body in Grant's Tomb (The Case of the Body in Grant's Tomb), Dime Detective, January 1943
「墓場殺人事件」巻田常夫訳 マスコット 1949年8月号
「グラントの墓にあった死体」田中融二訳 ミステリマガジン 1960年8月号
*If the Dead Could Talk, Black Mask, February 1943
「死者若し語らば」 マスコット 1949年3月号
「死者もし語るを得ば」高橋豊訳 ミステリマガジン 1957年1月号
「死者もし語り得ば」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集4』白亜書房(2003)
*The Death Stone (The Earring; Double-Life; The Blood Stone), Flynn's Detective Fiction Magazine, February 1943
「耳飾り」中村能三訳 ミステリマガジン 1956年11月号/『睡眠口座』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1956)
「耳飾り」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集5』白亜書房(2003)
TV 「耳飾り」NTV(火曜日の女)/1969 演出:鍛冶昇、脚本:大津皓一、出演:団令子
*The Death Rose (Dead Rose), Baffling Detective Mysteries, March 1943
「死の白い薔薇」小川孝志訳 ミステリマガジン 1996年6月号
*If the Shoe Fits, Dime Detective, March 1943
「靴が合うなら」黒原敏行訳 ミステリマガジン 1989年5月号
*The Death Diary, Flynn's Detective Fiction Magazine, April 1943
「死の日記」佐宗鈴夫訳 EQ 1985年9月号
*Mind Over Murder (A Death is Caused), Dime Detective, May 1943
「時こそ勝者」小泉喜美子訳 EQ 1980年9月号
*Leg Man, Dime Detective, August 1943
「探訪記者」橋本福夫訳 宝石 1957年10月号
「取材記者」仁賀克雄訳 『ミステリー短編傑作集2』日本洋書販売(1968)
「駆出し記者」村上博基訳 ミステリマガジン 1977年3月号
*Come Witness My Murder, Flynn's Detective Fiction Magazine, August 1943
*Death on Delivery, Dime Detective, September 1943

1944

The Black Path of Fear, Doubleday, 1944
『恐怖の冥路』長谷川幸雄訳 新樹社ぶらっく選書(1950)
『恐怖の冥路』高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1959)/ハヤカワ・ミステリ文庫(1977)
恋におち,ハバナへ逃れた人妻イヴと放浪者ビルの2人には,過酷な運命が待っていた。イヴが場末の酒場で何者かの手で刺殺され,証人がビルを犯人と名指ししたのだ。彼は追手をのがれ,迷路のような貧民街へと逃亡した。たったひとりで,奪われた恋の復讐を誓いつつ! サスペンスの名手が描く恋と復讐の逃避行
Movie THE CHASE, US/1946(日本未公開) 監督:アーサー・リプリイ、脚本:フィリップ・ヨーダン、出演:ロバート・カミングス、ミシェル・モルガン、ピーター・ローレ、スティーヴ・コクラン、ジャック・ホルト
Deadline at Dawn, Lippincott, 1944
『暁の死線』砧一郎訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1954)
『暁の死線』稲葉由紀訳 『世界推理小説大系22』東都書房(1963)
『暁の死線』稲葉明雄訳 創元推理文庫(1969)
故郷に背をむけて大都会ニューヨークの虜となったダンサー稼業の女のまえに,突然姿を現わした風来坊青年。彼は奇しくも女の故郷の町の隣家の子だった。その彼はいま殺人の嫌疑に問われている。潔白を証明するための時間はあと5時間しかない。深夜のニューヨークに孤独な若い2人の捜査は進む。『幻の女』と並ぶアイリッシュの代表作。
§『深夜の追跡』野長瀬正夫訳 金の星社/少女・世界推理名作選集(1963)
§『大時計は見ていた』内田庶訳 ポプラ社/ジュニア世界ミステリー(1968)
§『犯人をあげろ』藤原宰太郎訳 秋田書店/世界の推理名作全集(1973)
§『あかつきの死線』内田庶訳 あかね書房/推理・探偵傑作シリーズ(1974)
Movie 「タイムリミット25時」DEADLINE AT DAWN, US/1946 監督:ハロルド・クルアーマン、脚本:クリフォード・オデッツ、撮影:ニコラス・ムスラカ、出演:スーザン・ヘイワード、ポール・ルーカス、ビル・ウィリアムズ、ピーター・ブレック
TV 「真夜中の青春」NHK/1967 演出:岡崎栄、脚本:瀬川昌治、出演:姿美千子、信欣三、田中邦衛、東野孝彦
赤い死線 [DVD] TV 「赤い死線」TBS(山口百恵引退記念スペシャルドラマ)/1980 演出:増村保造、脚本:安本莞二、出演:山口百恵、三浦友和、宇津井健、三國連太郎、石立鉄男
*An Apple a Day, Collection After-Dinner Story, 1944
「リンゴひとつ」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
*What the Well Dressed Corpe Will Wear (The Mathematics of Murder; The Body of a Well-Dressed Woman; Fur Jacket), Dime Detective, March 1944
「殺人数学」村上啓夫訳 ミステリマガジン 1957年2月号
「盛装した死体」宇野利泰訳 ミステリマガジン 1970年12月号/『アイリッシュ短編集1』創元推理文庫(1972)
*Picture Frame (One Nightin Hollywood; Death Shot), Black Mask, July 1944
「小切手と弾丸」宇野利泰訳 『睡眠口座』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1956)
「射的の名手」宇野利泰訳 『アイリッシュ短編集1』創元推理文庫(1972)
「射的の名手」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集5』白亜書房(2003)

1945

Night Has a Thousand Eyes, Farrar & Rinehart, 1945
『夜は千の目を持つ』平井喬訳 別冊宝石 世界探偵小説全集第17巻(1956)
『夜は千の目を持つ』松原正訳 『世界推理小説全集75』東京創元社(1959)/『世界名作推理小説大系20』東京創元社(1961)/創元推理文庫(1962)
『夜は千の目を持つ』村上博基訳 創元推理文庫(1979)
§『夜の予言者』津名原諒訳 ポプラ社/ジュニア世界ミステリー(1968)
Movie 「夜は千の眼を持つ」NIGHT HAS A THOUSAND EYES, US/1947 監督:ジョン・ファロー、脚本:バー・リンドン、ジョナサン・ラティマー、撮影:ジョン・サイツ、出演:エドワード・G・ロビンソン、ゲイル・ラッセル、ジョン・ランド、ヴァージニア・ブルース、ルース・ローマン

夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)

村上博基訳 創元推理文庫 1979
星のふる晩,青年刑事ショーンは,川に身を投げようとしている娘を救った。彼女の父親が死を予言されたというのだ。予言者は今まで正確きわまりない予言をしてきた謎の人物だという。父親は実業家であり財産家だった。犯罪計画の匂いがありはしまいか? ショーンの要請で警察の捜査が開始された。アイリッシュの真骨頂を示す普及の名作。


*The Girl Who Married Royalty, Good Housekeeping, March 1945
*Dipped In Blood (Fountain Pen; Adventures of a Fountain Pen), Street & Smith's Detective Story, April 1945
「万年筆」黒沼健訳 週刊朝日別冊 1956年5月号
「万年筆」遠川宇訳 宝石 1961年2月号
「万年筆」稲葉由紀訳 『ぎろちん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)
Movie 「ああ爆弾」東宝/1964 監督・脚本:岡本喜八、撮影:宇野晋作、出演:伊藤雄之助、高橋正、越路吹雪、砂塚秀夫、中谷一郎
*Four Bars of Yankee Doodle, Mystery Book Magazine, Augsut 1945
※長編『死刑執行人のセレナーデ』の原型
*The Man Upstairs, Mystery Book Magazine, August 1945
*Silent as the Grave, Mystery Book Magazine, November 1945
「妄執の影」黒沼健訳 『妄執の影』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1955)
「妄執の影」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集5』白亜書房(2003)
「秘密」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
Movie 「妄執の影」OBSESSION, FR/1954 監督:ジャン・ドラノワ、脚本:アントワーヌ・ブロンダン他、出演:ミシェル・モルガン、ラフ・ヴァローネ、ジャン・ガヴァン、ロベール・ダルバン、マルト・メルカディエ

1946

*The Light in the Window, Mystery Book Magazine, April 1946
「窓の灯」黒沼健訳 週刊朝日別冊 1955年6月号
「窓の明り」村上博基訳 『アイリッシュ短編集4』創元推理文庫(1974)
TV 「十和田湖畔、偽りの花嫁 化粧室が火の海に…すりかわった妊娠8カ月の私…」ANB(土曜ワイド劇場)/1995 演出:池広一夫、脚本:竹山洋、出演:片平なぎさ、岡田茉莉子、並樹史朗、鹿内孝、片岡五郎
*They Call Me Patrice, Today's Woman, 1943
※長編『死者のとの結婚』の原型

1947

Waltz Into Darkness, Lippincott, 1947
『暗闇へのワルツ』高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1958)/ハヤカワ・ミステリ文庫(1976)
暗くなるまでこの恋を [DVD] Movie 「暗くなるまでこの恋を」LA SIRENE DU MISSISSIPPI, FR/1969 監督・脚本:フランソワ・トリュフォー、撮影:デニス・クレルヴァル、出演:ジャン=ポール・ベルモンド、カトリーヌ・ドヌーヴ、ミシェル・ブーケ、ネリー・ボルゴー
TV 「仮面の花嫁 暗闇へのワルツ」ANB(土曜ワイド劇場)/1981 演出:神代辰巳、脚本:佐治乾、出演:酒井和歌子、愛川欽也、森本レオ、ジョー山中、宍戸錠
ポワゾン [DVD] Movie 「ポワゾン」ORIGINAL SIN, US/2001 監督・脚本:マイケル・クリストファー、撮影:ロドリゴ・プリエト、出演:アントニオ・バンデラス、アンジェリーナ・ジョリー、ジョーン・プリングル、アリソン・マッキー

暗闇へのワルツ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ア 3-2)

高橋豊訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1976
陽は輝かしく,空は青く,時は5月――花嫁を乗せた船がルイスの前に到着した……だが,目指す女の姿がない。狂ったように人ごみを探すルイスを待っていたのは,見も知らぬ,しかし,楚々たる美女だった!――限りなき転落へのワルツを予告するかのように……サスペンス派の巨匠が悪女の美しさを描いた野心作


*The Boy Cried Murder (Fire Escape), Mystery Book Magazine, March 1947
「非常階段」大木澄夫訳 宝石 1961年8月号
「非常階段」稲葉明雄訳 『私が死んだ夜』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1965)/『コーネル・ウールリッチ傑作短編集・別巻』白亜書房(2003)
§「その子を殺すな」都筑道夫訳 『恐怖の地下牢』講談社/世界の名作怪奇館(1970)/『コーネル・ウールリッチ傑作短編集・別巻』白亜書房(2003)
§『非常階段/シンデレラとギャング』常盤新平訳 あかね書房/少年少女世界推理文学全集(1964?)
Movie 「窓」THE WINDOW, US/1949 監督:テッド・テズラフ、脚本:メル・ディネリ、撮影:ウィリアム・スタイナー・Jr.、出演:ボビー・ドリスコル、アーサー・ケネディ、バーバラ・ヘイル、ポール・スチュワート、ルース・ローマン
Movie 「ビデオ・ゲームを探せ」CLOAK & DAGGER, US/1984 監督:リチャード・フランクリン、脚本:トム・ホランド、撮影:ヴィクター・J・ケンパー、出演:ヘンリー・トーマス、ダブニー・コールマン、ジャネット・ノーラン、マイケル・マーフィ
*Death Escapes the Eye (Murder, Obliquely), Shadow Mystery Magazine, April-May 1947
「見えない死」門野集訳 『見えない死』新樹社(1999)
*One Night in Barcelona, Mystery Book Magazine, Fall 1947
*Death Between Dances, Shadow Mystery Magazine, December 1947 - January 1948
「間奏曲」池央耿訳 EQ 1979年1月号/EQ 1994年7月号
「間奏曲」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集5』白亜書房(2003)

1948

Rendezvous in Black, Rinehart, 1948
『喪服のランデヴー』高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1957)/ハヤカワ・ミステリ文庫(1976)
TV 「喪服のランデヴー」NHK(BSドラマアベニュー)/2000 演出:渡邊孝好、脚本:野沢尚、出演:藤木直人、麻生久美子、塩見三省、岸部一徳、寺田農

喪服のランデヴー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 1-1)

高橋豊訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1976
旅客機の乗客が心なく落した壜が,ジョニーの愛する娘の生命を一瞬のうちに奪い去ってしまった。永遠にいやされぬ悲しみを心に秘めて,ジョニーは復讐の鬼となった。その日その機に乗り合わせた男たちの妻や恋人を,ひとりづつ誘惑し,のこらず殺そうと計画したのだ。比類なきサスペンスと独特な抒情にみちた傑作


I Married a Dead Man, Lippincott, 1948
『死者との結婚』中村能三訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1958)/『世界ミステリ全集4』早川書房(1973)/ハヤカワ・ミステリ文庫(1976)
1枚の切符,5ドル紙幣,お腹の赤ん坊……それがヘレンの総てだった。男に捨てられた傷心を抱き列車に乗った彼女にとって,愉しそうに語らう若夫婦と我身の落差は余りに大きかった。しかし……列車転覆という思わぬ事故でヘレンの運命は一変した。数奇な運命の糸に操られた女の辿る物語を流麗な筆致でつづる!
Movie NO MAN OF HER OWN, US/1950(日本未公開) 監督:ミッチェル・ライゼン、脚本:サリー・ベンソン他、出演:バーバラ・スタヌィック、ジョン・ランド、フィリス・サクスター、ライル・ベットガー、ミルバーン・ストーン
Movie 「死者との結婚」松竹/1960 演出:高橋治、脚本:高橋治、田村孟、出演:小山明子、瞳麗子、斉藤達雄、東山千栄子、高野真二、渡辺文雄
TV 「死者との結婚」ANB(土曜ワイド劇場)/1978 演出:藤田敏八、脚本:神波史男、出演:多岐川裕美、柴俊夫、佐野周二、大和田伸也、丹阿弥谷津子
Movie J'ai épousé une ombre, FR/1982(日本未公開) 監督・脚本:ロビン・デイヴィス、脚本:パトリック・ローラン、出演:ナタリー・バイ、フランシス・ユステール、リシャール・ボーランジェ、マドレーヌ・ロバンソン、ヴィクトリア・アブリル
Movie 「くちづけはタンゴの後で」MRS. WINTERBOURNE, US/1996 監督:リチャード・ベンジャミン、脚本:フォエフ・サットン他、撮影:アレックス・ネポンニアシー、出演:シャーリー・マクレーン、リッキー・レイク、ブレンダン・フレイザー、ミゲル・サンドヴァル、ローレン・ディーン
Movie SHE'S NO ANGEL, US/2001(日本未公開) 監督・脚本:レイチェル・フェルドマン、出演:トレイシー・ゴールド、ケヴィン・ドヴスン、ディー・ウォレス=ストーン、キャメロン・バンクロフト

1949

*The Blue Ribbon, Collection The Blue Ribbon, 1949
「青いリボン」稲葉由紀訳 ミステリマガジン 1962年10月号
「青いリボン」稲葉明雄訳 『私が死んだ夜』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1965)/『さらばニューヨーク』昌文社(1976)
*Husband, Collection The Blue Ribbon, 1949
「夫」小川孝志訳 ミステリマガジン 1995年11月号
「夫」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集5』白亜書房(2003)

1950

Fright, Rinehart, 1950
『恐怖』高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1957)/ハヤカワ・ミステリ文庫(1982)
よりにもよって晴れの結婚式の当日,人を殺してしまった男――彼はたった一度おかしたあやまちから,恐喝を受け,その恐喝者を殺した。そして,殺人の事実を隠蔽し,式をすませたあと,ニューヨークを離れ,追われるものの苦痛と焦燥の淵へと落ちていく……ウールリッチ的抒情とサスペンスにあふれる佳品。
TV 「ポケットの中の死体」MBS(サスペンスシリーズ)/1973 演出:西前充男、脚本:迫間健、出演:田村正和、丘みつ子、吉田日出子、三上真一郎、桑山正一
TV 「恐怖 邪魔な女を殺して始まった新婚生活に忍びよる破局!」NTV(火曜サスペンス劇場)/1983 演出:崔洋一、脚本:丸山昇一、出演:勝野洋、古館ゆき、児島美ゆき、河原崎建三、草薙幸二郎
Savage Bride, Gold Medal #136, 1950
『野性の花嫁』高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)

1951

Strangler's Serenade, Rinehart, 1951
『死刑執行人のセレナーデ』高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1959)
Marihuana, Dell #11, 1951
You'll Never See Me Again, Dell #26, 1951

1952

*The Moon of Montezuma, Fantastic, November-December 1952
「モンテスマの月」稲葉由紀訳 SFマガジン 1961年8月増刊号/『さらばニューヨーク』昌文社(1976)
「モンテズマの月」稲葉明雄訳 『もう探偵はごめん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1971)

1956

*The Black Bargain (The Night of February 17, 1924), Justice, January 1956
TV 「殺意の罠」PERFECT CRIMES: THE BLACK BARGAIN, US/1995 製作総指揮:シドニー・ポラック、出演:キース・ゴードン、ミゲル・ファーラー

1958

Hotel Room, Random House, 1958
『聖アンセルム923号室』宇野利泰訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1959)
*The Penny-a-Worder (Pulp Writer), Ellery Queen's Mystery Magazine, September 1958
「巻頭小説」 ミステリマガジン 1958年9月別冊号
「三文作家」宇野利泰訳 『アイリッシュ短編集1』創元推理文庫(1972)
「三文作家」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集5』白亜書房(2003)
*Somebody's Clothes - Somebody's Life (Somebody Else's Life), The Magazine of Fantasy and Science Fiction, December 1958
「誰かの衣装−誰かの人生」高橋豊訳 『今夜の私は危険よ』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1983)

1959

Death Is My Dancing Partner, Pyramid #G374, 1959
『死はわが踊り手』高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1959)
*The Number's Up, Collection Beyond the Night, 1959
「死が訪れるとき」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集5』白亜書房(2003)
*Blonde Beauty Slain, Ellery Queen's Mystery Magazine, March 1959
「金髪ごろし」宇野利泰訳 ミステリマガジン 1959年7月号/『アイリッシュ短編集1』創元推理文庫(1972)

1960

The Doom Stone, Avon #T408, 1960
『運命の宝石』永井淳訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1961)

1962

*Money Talks, Ellery Queen's Mystery Magazine, January 1962
「札束恐怖症」永井淳訳 ミステリマガジン 1962年6月号/『もう探偵はごめん』ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1971)
*One Drop of Blood, Ellery Queen's Mystery Magazine, April 1962
「一滴の血」稲葉由紀訳 ミステリマガジン 1962年7月号
「一滴の血」稲葉明雄訳 『世界ミステリ全集18』早川書房/『黄金の13/現代篇』ハヤカワ・ミステリ文庫
*The Poker Player's Wife, The Saint Mystery Magazine, October 1962

1963

*Story to be Whispered, The Saint Mystery Magazine, May 1963
「大きな声では言えない話」池央耿訳 EQ 1992年11月号
*Working is for Fools, Ellery Queen's Mystery Magazine, March 1964

1964

*Steps ... Coming Near (The Jazz Record; Steps Coming Near), Ellery Queen's Mystery Magazine, April 1964
「近づいてくる…足音は」稲葉明雄訳 ミステリマガジン 1964年7月号
*When Love Turns (Je T'aime), Ellery Queen's Mystery Magazine, June 1964
*Murder After Death, Ellery Queen's Mystery Magazine, December 1964

1965

*The Clean Fight, Collection The Dark Side of Love, 1965
「復讐者」門野集訳 『コーネル・ウールリッチ傑作短編集5』白亜書房(2003)
*I'm Ashamed, Collection The Dark Side of Love, 1965
*Too Nice a Day to Die, Collection The Dark Side of Love, 1965
「死ぬには惜しい日」村上博基訳 『アイリッシュ短編集5』創元推理文庫(1975)
*The Idol with the Clay Bottom, Knight, ? 1965

1966

*It Only Takes a Minute to Die, Ellery Queen's Mystery Magazine, July 1966
*Mannequin, The Saint Magazine, October 1966

1967

*Divorce - New York Style, Ellery Queen's Mystery Magazine, June-July 1967
「ニューヨーク式結婚」村上博基訳 ミステリマガジン 1969年2月号
*Intent to Kill, The Saint Magazine, September 1967

1968

*The Release, With Malice Toward All, ed. Robert L. Fish, 1968
「負け犬」永井淳訳 ミステリマガジン 1976年8月号
*Warrant of Arrest, Escapade, April 1968
*For the Rest of Her Life, Ellery Queen's Mystery Magazine, May 1968
「命ある限り」村上博基訳 ミステリマガジン 1971年3月号/『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)

1970

*New York Blues, Ellery Queen's Mystery Magazine, December 1970
「ニューヨーク・ブルース」村上博基訳 ミステリマガジン 1971年3月号/『アイリッシュ短編集6』創元推理文庫(1977)
*Life is Weird Sometimes, Collection Nightwebs, 1971
「負け犬」永井淳訳 別冊小説宝石 1972年爽秋特別号/ミステリマガジン 1976年8月号
*The Talent, Saturday Evening Post, Summer 1971

1987

Into the Night, Mysterious Press, 1987
『夜の闇の中へ』稲葉明雄訳 ミステリマガジン 1988年1〜3月号/早川書房ミステリアス・プレス・ブックス(1988)/ハヤカワ・ミステリ文庫(1994)

わたしは復讐する,見知らぬあなたのために――。拳銃自殺を図って失敗した女主人公が,偶然に殺してしまった若い女の身代りとなって生きることを決意し,過去をさぐっていく……ムードとサスペンスの詩人ウールリッチの未完原稿を,現代ミステリの人気作家ローレンス・ブロックが完成させた幻の遺作長篇。


日本で編まれた短篇集

妄執の影

黒沼健訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1955
「妄執の影」Silent as the Grave/「さらばニュー・ヨーク」Goodbye, New York/「ガラスの目玉」Through a Dead Man's Eye/「影絵」Silhouette/「義足をつけた犬」The Dog with the Wooden Leg/「爪」The Fingernail


睡眠口座

妹尾韶夫ほか訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1956
「ハミング・バード帰る」Humming Bird Comes Home/「睡眠口座」Dormant Account/「マネキンさん今晩は」Meet Me by the Mannequin/「小切手と花と弾丸と」Dead Shot/「耳飾り」The Earring


ぎろちん

稲葉由紀訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1961
「ぎろちん」Men Must Die (Guillotine; Steps Going Up)/「万年筆」Dipped in Blood (Fountain Pen; Adventure of a Fountain Pen)/「天子の顔」Face Work (One Night in New York; Angel Face)/「ワイルド・ビル・ヒカップ」Wild Bill Hiccup/「穴」Three Kills for One (Two Murders, One Crime; The Loophole)/「ストリッパー殺し」The Fatal Footlights (Death at the Burlesque)


ウールリッチ傑作集 悪夢

高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1963
「悪夢」And So to Death (Nightmare)/「形見」Implacable Bequest (Becquest)/「借り」I.O.U.-One Life (Debt of Honor)/「スクリーンの中の女」Preview of Death (Screen Test)/「家まで送ろう,キャスリーン」One Last Night (I'll Take You Home, Kathleen)/「午後三時」Three O'Clock


自殺室

稲葉由紀訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1963
「殺しの足音」Stuck with Murder/「眼」Eyes That Watch You/「913号室の謎/自殺室」Mystery in Room 913/「913号室の謎/殺人室」Mystery in Room 913


私が死んだ夜

稲葉明雄訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1965
「わたしが死んだ夜」The Night I Died/「非常階段」Fire Escape/「青いリボン」The Blue Ribbon/「靴」I would'n Be in Your Shoes


もう探偵はごめん

もう探偵はごめん (ハヤカワ・ミステリ 1153)

稲葉明雄訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1971
「札束恐怖症」Money Talks/「もう探偵はごめん」I'll Never Detective Again/「バスで帰ろう」The Last Bus Home/「歌う帽子」The Singing Hat/「おまえの葬式だ」That's Your Own Funeral/「モンテズマの月」The Moon of Montezuma/「黒いリズム」Papa Benjamin


アイリッシュ短編集(1) 晩餐後の物語

晩餐後の物語―アイリッシュ短編集 (1) (創元推理文庫)

宇野利泰訳 創元推理文庫 1972
「晩餐後の物語」After Dinner Stories/「遺贈」Bequest /「階下で待ってて」Finger of Doom/「金髪殺し」Blonde Beauty Slain /「射的の名手」Dead Shot /「三文作家」Pennie-a-Wonder /「盛装した死体」The Body of a Well-Dressed Woman/「ヨシワラ殺人事件」The Hunted


アイリッシュ短編集(2) 死の第三ラウンド

晩餐後の物語―アイリッシュ短編集 (1) (創元推理文庫)

田中小実昌訳 創元推理文庫 1972
「消えた花嫁」All At Once, No Alice/「墓とダイヤモンド」One Night To Be Dead Sure Of/「殺人物語」Murder Story/「死の第三ラウンド」Death in Round 3/「検視」Post Mortem/「チャーリーは今夜もいない」Charlie Won't Be Home Tonight/「街では殺人という」Town Says Murder


アイリッシュ短編集(3) 裏窓

裏窓―アイリッシュ短編集 (3) (創元推理文庫 (120-5))

村上博基訳 創元推理文庫 1973
「裏窓」It Had to Be Murder/「死体をかつぐ若者」The Corpse and the Kid/「踊り子探偵」Dime a Dance/「殺しの翌朝」Murder on My Mind/「いつかきた道」Guns, Gentlemen/「じっと見ている目」The Case of the Talking Eyes/「帽子」The Counterfeit Hat/「だれかが電話をかけている」Somebody on the Phone/「ただならぬ部屋」Mystery in Room 913


アイリッシュ短編集(4) シルエット

シルエット―アイリッシュ短編集 (4) (創元推理文庫 (120-6))

村上博基訳 創元推理文庫 1974
「毒食らわば皿」Murder Always Gathers Momentum/「窓の明り」The Light in the Window/「青ひげの七人目の妻」Bluebeard's Seventh Wife/「死の治療椅子」Death Sits in the Dentist's Chair/「殺しのにおいがする」He looked Like Murder/「秘密」Silent as the Grave/「パリの一夜」Underworld Trail/「シルエット」Silhouette/「生ける者の墓」Graves for the Living


アイリッシュ短編集(5) わたしが死んだ夜

村上博基訳 創元推理文庫 1975
「高架殺人」Death in the Air/「わたしが死んだ夜」The Night I Died/「リンゴひとつ」An Apple a Day/「コカイン」C-Jag/「夜があばく」The Night Reveals/「葬式」Your Own Funeral/「日暮れに処刑の太鼓が鳴る」Senor Flatfoot/「死ぬには惜しい日」Too Nice a Day to Die/「妻が消える日」You'll Never See Me Again


アイリッシュ短編集(6) ニューヨーク・ブルース

村上博基訳 創元推理文庫 1977
「三時」Three O'Clock/「自由の女神殺人事件」Red Liberty/「命あるかぎり」For the Rest of Her Life/「死の接吻」Collared/「ニューヨーク・ブルース」New York Blues/「特別配達」Mamie `n' Me/「となりの死人」The Corpse Next Door/「ガムは知っていた」Stuck with Murder/「借り」I.O.U.-One Life/「目覚めずして死なば」If I Should Die Before I Wake/「さらばニューヨーク」Goodbye, New York/「ハミング・バード帰る」Humming Bird Comes Home/「送って行くよ,キャスリーン」One Last Night


さらばニューヨーク

さらばニューヨーク

稲葉明雄訳 晶文社 1976


今夜の私は危険よ

高橋豊訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1983
「魅せられた死」Speak to Me of Death/「今夜の私は危険よ」I'm Dangerous Tonight/「コブラの接吻」Kiss of Tha Cobra/「ジェーン・ブラウンの死体」Jane Brown's Body/「だれかの衣装―だれかの人生」Somebody's Clothes - Somebody's Life/


ホテル探偵ストライカー

稲葉明雄・小川孝志訳 集英社文庫 1997
「九一三号室の謎 自殺室」/「九一三号室の謎 殺人室」/「裏窓」/「ガラスの目玉」/「シンデレラとギャング」


見えない死

見えない死 (Shinjusha mystery)

門野集訳 新樹社 1999
「ショウボート殺人事件」/「私の死」/「妄執の夜」/「二本立て」/「見えない死」/「義足をつけた犬」


コーネル・ウールリッチ傑作短篇集(1) 砂糖とダイヤモンド

cover

門野集訳 白亜書房 2002
「診察室の罠」「死体をはこぶ若者」「踊りつづける死」「モントリオールの一夜」「七人目のアリバイ」「夜はあばく」「高架鉄道の殺人」「砂糖とダイヤモンド」「深夜の約束」


コーネル・ウールリッチ傑作短篇集(2) 踊り子探偵

cover

門野集訳 白亜書房 2002
「目覚める前に死なば」「騒がしい幽霊」「ワルツ」「晩餐後の物語」「踊り子探偵」「黒い旋律」「妻がいなくなるとき」「舞踏会の夜」


コーネル・ウールリッチ傑作短篇集(3) シンデレラとギャング

cover

門野集訳 白亜書房 2003
「黒い爪痕」「ガラスの目玉」「アリスが消えた」「送っていくよ、キャスリーン」「階下で待ってて」「シンデレラとギャング」「ドラッグストア・カウボーイ」


コーネル・ウールリッチ傑作短篇集(4) マネキンさん今晩は

cover

門野集訳 白亜書房 2003
「マネキンさん今晩は」「毒食わば皿まで」「霧のなかの家」「爪」「我が家の出来事」「裏窓」「睡眠口座」「死者が語れば」


コーネル・ウールリッチ傑作短篇集(5) 耳飾り

cover

門野集訳 白亜書房 2003
「耳飾り」「射撃の名人」「妄執の影」「間奏曲」「女優の夫」「選ばれた数字」「復讐者」「パルプマガジン作家」


コーネル・ウールリッチ傑作短篇集(別巻) 非常階段

cover

門野集訳 白亜書房 2003
「私が死んだ夜」「セントルイス・ブルース」「さらば、ニューヨーク」「天使の顔」「ぎろちん」「眼」「非常階段」