コニー・ウィリス著作リスト

Bibliography

1982

Water Witch

1985

Fire Watch*

わが愛しき娘たちよ (ハヤカワ文庫SF)

「わが愛しき娘たちよ」大森望ほか訳 ハヤカワ文庫 1992
寄宿舎惑星の女子寮、その男子禁制の聖域でなにが起こったのか?性と生殖が切り離された未来のセクシュアリティを描破して、スキャンダルをまきおこした超問題作「わが愛しき娘たちよ」。大空襲下のロンドンを訪問した時間旅行者の冒険を描いてヒューゴー、ネビュラ両賞を受賞した傑作「見張り」。アメリカSF界きっての人気女性作家が幅ひろい作風で、優しく怜悧に、そして過激に読者の知性を挑発する話題爆発の作品集。

1987

Lincoln's Dreams

リンカーンの夢 (ハヤカワ文庫SF)

「リンカーンの夢」友枝康子訳 ハヤカワ文庫 1992
歴史小説家の調査助手をつとめるジェフは、友人の精神科医の紹介でアニーと出会った。彼女は奇妙な夢に悩まされていた。馬上の将軍や林檎園の死体…。南軍の敗色濃い南北戦争の光景が、夜ごとに夢に出てくる。まるで何者かが時を超えて過去からメッセージを送っているかのように。夢が悲劇的な様相を深めるなか、古戦場を訪れたアニーとジェフを待っていたものは…。実力派作家が歴史と虚構のせめぎあいを描く傑作長篇。

1989

Light Raid

アリアドニの遁走曲(フーガ) (ハヤカワ文庫SF)

「アリアドニの遁走曲〈フーガ〉」古沢嘉通訳 ハヤカワ文庫 1993
アリアドニは16歳。デンヴァー・スプリングズで母親とともに生物ロボットの軍事研究をしていたのに、対ケベックの戦局激化を理由に、中立地域の街に一人で疎開させられてしまった。疎開先で研究を続ける彼女だが、最近故郷からの手紙がとだえたのが気がかり。両親になにかあったのだろうか?意を決して疎開先を脱走、帰ってみると故郷はすっかり変貌していた…。戦時下をはつらつとして生きぬく少女科学者の青春冒険譚。

1992

Doomsday Book

ドゥームズデイ・ブック〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

「ドゥームズデイ・ブック」大森望訳 早川書房 1995/ハヤカワ文庫 2003
歴史研究者の長年の夢がついに実現した。過去への時間旅行が可能となり、研究者は専門とする時代を直接観察することができるようになったのだ。オックスフォード大学史学部の女子学生キヴリンは、実習の一環として前人未踏の14世紀に送られた。だが、彼女は中世に到着すると同時に病に倒れてしまった…はたして彼女は未来に無事に帰還できるのか?ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞した、タイムトラベルSF。
ネビュラ賞長篇部門(1992年)受賞
ヒューゴー賞長篇部門(1993年)受賞
ローカス賞SF長篇部門(1993年)受賞

1994

Remake

リメイク (ハヤカワ文庫SF)

「リメイク」大森望訳 ハヤカワ文庫 1999
デジタル化された俳優を使ったリメイクばかりが製作される近未来のハリウッド。映画マニアの大学生トムは、パーティで美しい女子学生アリスに出会った。アステアに憧れるアリスは、実現不可能な夢を抱いていた。いまや製作もされないミュージカル映画で踊りたいというのだ。だが、ある日トムは、1950年代に作られた映画で踊るアリスを見つけた。いったいどんな方法で…?恋とダンスと映画でいっぱいの心ときめく物語。

Impossible Things*
Uncharted Territory*

1996

Bellwether

1997

Promised Land

1998

To Say Nothing of the Dog

犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6)

「犬は勘定に入れません -あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」大森望訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 2004/ハヤカワ文庫 2009
人類はついに過去への時間旅行を実現した。その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。史学部の大学院生ネッドは、大聖堂にあったはずの“主教の鳥株”を探せと計画の責任者レイディ・シュラプネルに命じられた。だが、21世紀と20世紀を何度も往復して疲労困憊、とうとう過労で倒れてしまった!?SFと本格ミステリを絶妙に融合させた話題作。ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。
ヒューゴー賞長篇部門(1999年)受賞
ローカス賞SF長篇部門(1999年)受賞

Even the Queen and Other Short Stories*

1999

Miracle and Other Christmas Stories*

2001

Passage

航路〈上〉 (ヴィレッジブックス)

「航路」大森望訳 ソニー・マガジンズ 2002/ヴィレッジブックス 2004
認知心理学者のジョアンナは、デンヴァーの大病院にオフィスを持ち、朝はER、午後は小児科と、臨死体験者の聞き取り調査に奔走する日々。目的は、NDE(臨死体験)の原因と働きを科学的に解明すること。一方、神経内科医のリチャードは、被験者の脳に臨死体験そっくりの幻覚を誘発する薬物を発見し、擬似NDEを人為的に引き起こしてNDE中の脳の状態を記録するプロジェクトを立ち上げ、彼女に協力を求める。だが、実験にはトラブルが続出し、やがて被験者が不足する事態に。こうなったら自分でやるしかない。ジョアンナはみずから死を体験しようと決意するが……
ローカス賞SF長篇部門(2002年)受賞

2007

The Winds of Marble Arch and Other Stories*

2010

Blackout
All Clear

日本オリジナル

The Winds of Marble Arch and Other Stories

マーブル・アーチの風 (プラチナ・ファンタジイ)

「マーブル・アーチの風」大森望訳 早川書房(プラチナ・ファンタジイ) 2008
毎年恒例の大会(カンファレンス)に参加するため、20年ぶりにロンドンを訪れたトムとキャスの夫妻。ロンドン地下鉄道をこよなく愛するトムは、旧友との再会を楽しみに地下鉄で大会会場へと向かうが、駅の構内で突然の爆風に襲われる。爆弾テロか毒ガスかと瞬間的に思うが、風は一瞬にしてやんでしまう。どうやら周囲の誰もこの風を感じなかったらしい。ようやく到着した会場では、病気や離婚といった話題ばかりを友人たちが口にしているのを耳にする。そして、ホテルに帰るため、地下鉄に戻ったトムは、ふたたび暴力的な“風”に見舞われるのだった。20年前と明らかになにかが変わってしまったロンドンで、トムは“風”の謎を追って地下鉄を巡る…。やがて誰にでも訪れる人生のその時を、迫真の筆致で描いた表題作(ヒューゴー賞受賞)。ベヴァリーヒルズのセレブを相手に、いんちきチャネリングで荒稼ぎする女霊媒師に、ある人物の霊が憑依する。その人物とは、オカルト詐欺やニセ科学を批判しつづけた実在のジャーナリスト、H・L・メンケンその人だった…。サイキック商売を題材に描く傑作ユーモア中篇「インサイダー疑惑」(ヒューゴー賞受賞)。クリスマスが近づくなか、街では少しだけおかしなこと(みんなが動く歩道の片側をきちんと空けて立つ、帽子をかぶる人が急に増えた)が起こり始める…。侵略SFコメディ「ニュースレター」(ローカス賞受賞)。ユーモア、コメディからシリアス短篇まで、SF界を代表する小説の達人の傑作5篇を厳選。物語を読む愉しみにあふれた日本オリジナル作品集。

The Last of the Winnebagos and Other Stories

最後のウィネベーゴ (奇想コレクション)

「最後のウィネベーゴ」大森望訳 河出書房新社/奇想コレクション 2006
愛するものを失う痛みと、滅びゆくものへの哀惜、そして赦し。犬が絶滅してしまった近未来のアメリカで孤独な男が出逢う、ささやかな奇蹟…。読後に深い余韻を残す表題作から抱腹絶倒コメディまで、アメリカSF界の女王ウィリスのベスト・オブ・ザ・ベスト4本を厳選する傑作集。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・SFクロニクル誌読者賞・ローカス賞他、収録作4篇あわせて全12冠。



Web Links

  1. オフィシャルサイト
  2. ウィキペディア
  3. Internet Speculative Fiction Database