ジェラルド・シーモア著作リスト

1975

Harry's Game

暗殺者のゲーム (ハヤカワ文庫NV)

「暗殺者のゲーム」沢川進訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1977/ハヤカワ文庫NV 1991
イギリス政府首脳を暗殺したIRA最高の狙撃手を抹殺せよ!イギリス首相の命令を受け、対テロ活動で数多くの勲功を挙げた元情報将校ハリーは、動乱の北アイルランドへ向かった。身分を偽装して独立闘争の拠点ベルファーストに潜入した彼は、次第に暗殺犯人へと迫っていく。一方、非情な闘争路線に幻滅しつつも、暗殺犯人は新たな任務を遂行しようとしていた……。2人の男の逃亡と追跡をスリリングに描く冒険サスペンス。

1976

The Glory Boys

襲撃指令 (ハヤカワ文庫NV)

「襲撃指令」田中昌太郎訳 ハヤカワ文庫NV 1991
2人の仲間を失いつつも、アラブの若きテロリスト、ファーミは初めての暗殺任務をやり遂げる決意をした。標的は、イスラエルの原爆開発に携わる科学者ソカレフ。彼を追ってファーミはイギリスへ潜入、そこでIRAの闘士と合流して、着々と準備を進める。一方、暗殺計画を知ったイギリス側は、緊急警備体制をとり、射撃の名手ジミーをソカレフの護衛につけるが……。誇りを賭けた男たちの息詰まる闘いを描く冒険サスペンス。

1977

Kingfisher

イリューシン18の脱出〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

「イリューシン18の脱出」後藤安彦訳 ハヤカワ文庫NV 1986
キエフ発のアエロフロート国内便、イリューシン18型旅客機が乗っ取られた!犯人はソ連政府の人種差別政策に抗議するユダヤ人抵抗グループ。キエフ市郊外で警官射殺未遂事件を起こした彼らは青年闘士ダヴィードの指揮の下、ソ連脱出を図ったのだ。同機の乗客はイタリア共産党の使節団をはじめ60名。彼らは犯人達の銃に威嚇され、一転恐怖のどん底に叩き込まれた。一方、事態を重視したソ連当局は脱出の阻止を決定、精鋭ミグ25戦闘機の編隊を発進させたが……。国際テロの実態に通暁した著者が豊富な情報を駆使して描く緊迫の大型サスペンス。

1979

Red Fox

レッド・フォックス (新潮文庫)

「レッド・フォックス」田中昌太郎訳 新潮文庫 1992
「赤い旅団」の血を引く極左テロリスト"狐"は、年上の女闘士フランカに激しい情熱を抱いていた。が、そのフランカは自分の目前で当局の手に陥ち、組織は解体する。"狐"は単身、フランカ奪回の機会を狙うが、その耳に〈英国人誘拐〉のニュースが飛び込んできた。イタリア当局は頻発する誘拐事件に眉を顰めるが、追い打ちをかけるように"狐"から一通の不敵な挑戦状が届いた……。

1980

The Contract

マグデブルク越境工作 (新潮文庫)

「マグデブルク越境工作」田中昌太郎訳 新潮文庫 1989
対戦車ミサイルの権威をソ連から亡命させるため、ある男が英国情報局に招聘された。輝かしい軍歴を誇りながら、アイルランドの暴動鎮圧作戦で、少女を誤射し、すべてを剥奪され放逐された男ジョニー・ドノヒュー。アウトバーンを利用する周到な亡命計画が情報局の威信を賭けて立案され、ついに発令された。しかし再起を期して東側に潜入した彼をあまりに非情な事態が見舞う!

1982

Archangel

1984

In Honour Bound

攻撃ヘリ〈ハインド〉を撃て (ハヤカワ文庫 NV (389))

「攻撃ヘリ〈ハインド〉を撃て」田中昌太郎訳 ハヤカワ文庫NV 1985

1985

Field of Blood

テロリストの荒野 (ハヤカワ文庫NV)

「テロリストの荒野」田中昌太郎訳 ハヤカワ文庫NV 1987
ベルファストの朝のしじまを破って、1発の砲声が轟いた。IRAのマクナリーがロケット砲で治安判事ら3名を殺害したのだ。全ては計画通り運んだかに思えたが、英軍のフェリス中尉が逃走を目撃、その証言でマクナリーは治安当局に逮捕された。起訴されれば終身刑は必至。際限なきテロに倦み渡れた彼は、同情的なフェリス中尉に支えられ、全てを終らせる決意をする。IRA幹部の名を明かし、法廷で証言するのだ。だがIRAが裏切り者を見逃すわけはなかった!硝煙の街を舞台に、テロリストの孤独な戦いと、英軍将校との友情を描く力作サスペンス。

1986

A Song in the Morning

プレトリア救出戦 (ハヤカワ文庫NV)

「プレトリア救出戦」田中昌太郎訳 ハヤカワ文庫NV 1989
幼い頃に別れた父親から突然届いた一通の手紙。それがロンドンで平凡に暮らす息子ジャックの生活を一変させた。手紙によると、父は死刑囚として南アフリカ共和国の刑務所にいるという。いったい何が起きたのか?調査を開始したジャックは、やがて意外な事実を知る。父はSISの工作員で、南アフリカの反政府組織内で情報収集中、爆弾事件に関わり公安警察に逮捕されたのだった。SISが見殺しにすることを知ったジャックは、手製爆弾を使って独力で父を救う決意をするが……。反アパルトヘイト運動に揺れる南アフリカを舞台に描く冒険サスペンス。

1987

At Close Quarters

一弾で倒せ! (新潮文庫)

「一弾で倒せ!」東江一紀訳 新潮文庫 1989
犯人は頬にからすの足跡のような傷のあるアラブ人!テロで上司の大使とともに恋人の命まで奪われた青年外交官ホルトは、事件の唯一の目撃者として、英国情報部による報復工作に加わった。腕利きの狙撃手とともにテロリストのキャンプ地ベカー渓谷へ潜入して、恋人を殺した男を見つけ出し射殺するのだ。厳重な警戒網の中、撃てる弾丸はただ一発のみ。彼の復讐は成功するか。

1989

Home Run

生還の代償 (新潮文庫)

「生還の代償」田中昌太郎訳 新潮文庫 1991
イギリス秘密情報局イラン担当主任マシュー・ファーニスが、ホメイニ体制下のイランに拉致された。現地工作員の情報を求める捜査官は、連日、過酷な拷問を彼に加える。一方イギリスでは、マシューが家族同様に付き合っていたイラン人青年チャーリー・エシュラクが、麻薬密輸で得た資金で武器を調達し、処刑された家族の復讐のため、単身イランへの潜入を計画していた……。

1991

Condition Black

1992

The Journeyman Tailor

密告者 (ミステリペイパーバックス)

「密告者」東江一紀訳 福武書店(MYSTERY PAPERBACKS) 1994
故郷アルトモア山から遠く離れ、非情なテロリストとして生きるジョン・ジョー。健気に留守を守るテロリストの妻。北アイルランドに潜入した若き諜報部員ブレン。彼を教育する"師"パーカー。弱さゆえ、密告者として敵に絡め取られた男……。さまざまな人生をはらんで、IRAと英国情報機関の戦いは今日も続く。IRA暫定派の活動拠点アルトモア山では、テロ活動の失敗が相次ぎ、密告者=売国奴がいるのではとの疑いが浮上する。この地では売国奴は死を意味する。山をあげての売国奴狩り。パーカーとブレンに操られた密告者は、発覚の薄氷を踏みながら、ジョン・ジョーを故郷に呼び戻す策を弄する。英国情報機関対テロリストの対決が迫る。

1993

The Fighting Man

1995

The Heart of Danger

1997

Killing Ground

囮〈上〉 (講談社文庫)

「囮」長野きよみ訳 講談社文庫 2001
首領をおびき出せ。それが彼女に課せられた使命だった。英国の若き女教師シャーリーは、米麻薬取締局長の要請を受け、マフィアの本拠地シチリアに囮工作員として潜入する。ベビーシッターとなった彼女に迫る危険。世界を裏で操るボスのマリオとはいかなる人物なのか。スパイ小説の巨匠が贈る傑作サスペンス。

1998

The Waiting Time

1999

A Line in the Sand

2000

Holding the Zero

2001

The Untouchable

2003

Traitor's Kiss

2004

The Unknown Soldier

2005

Rat Run

2007

The Walking Dead

2008

Time Bomb

2010

The Dealer and the Dead