ルーディ・ラッカー著作リスト

Bibliography

1977

Geometry, Relativity and the Fourth Dimension

「かくれた世界 -幾何学・四次元・相対性」金子務訳 白揚社 1981

1980

White Light

ホワイト・ライト (ハヤカワ文庫SF)

「ホワイト・ライト」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1992
いつもどおり、研究室で心地よい昼寝を楽しんでいた数学者のぼくに驚愕すべきことが起こった。なんと、無意識に幽体離脱をやってしまったのだ!肉体を離れて意識だけになったぼくは、一冊の案内書に導かれ、ヒルベルト空間を―。数学の概念が文字どおり実体化した奇妙奇天烈な世界を目指した…。"無限"の実像を探求するため。鬼才の名に値する真の鬼才が怒濤のアイデアでSFと数学の極北を探求する超絶マッドSF。

1981

Spacetime Donuts

時空ドーナツ (ハヤカワ文庫SF)

「時空ドーナツ」大森望訳 ハヤカワ文庫SF 1998
コンピュータとロボット群が相互接続した巨大ネットワーク『フィズウィズ』が世界を支配している未来。みんなは仕事をコンピュータとロボットまかせにして、あらゆる人生を3Dフルカラーの映像ホローで体験するだけ。でも、直接フィズウィズと脳を接続するエンジェルのヴァーナーは、そんな退屈な世界では我慢できない。クルトフスキ教授の発明した仮想場発生機を使って、ミクロとマクロの宇宙をめぐる冒険に出発した。

1982

Software

ソフトウェア (ハヤカワ文庫SF)

「ソフトウェア」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1989
明るい陽光、バームツリーと白い砂浜。隠退老人たちのリゾート天国、フロリダで余生を送る元天才ロボット学者のコッブは、自分とそっくりの男の訪問を受けた。月に行ってくれれば、代償に新たな肉体を提供するというのだ。月では、かつてコップに自意識を与えられ、人間に対して叛乱を起こしたロボットたちが、独自の都市を築いている。いぶかしく深いながらも招待に応じたコップは、いつしかロボット同士の大抗争にまきこまれてしまった!マッドSFの鬼才ラッカーが、奇想天外な大騒動をポップなタッチで描いたディック記念賞受賞。
野田昌宏『SFを極めろ! この50冊』

Infinity and the Mind

無限と心―無限の科学と哲学

「無限と心 -無限の科学と哲学」好田順治訳 現代数学社 1986

1983

The Sex Sphere

セックス・スフィア (ハヤカワ文庫SF)

「セックス・スフィア」大森望訳 ハヤカワ文庫SF 1992
一家でローマ旅行中のぼく、物理学者のアルウィンは、突如テロリスト集団に誘拐されてしまった。彼らの目的は、ぼくに核爆弾を作らせること。囚われの身となったぼくは、ひょんなことから不思議な球体を手に入れた。人間にエッチ効果をおよぼすこの"セックス・スフィア"が、実は異次元生命体で、とんでもない大騒動を引き起こすことになるとは、ぼくは知るよしもなかった…。あぶない鬼才ラッカーの超数学マッドSF。

The 57th Franz Kafka*

1984

Master of Space and Time

時空の支配者 (ハヤカワ文庫SF)

「時空の支配者」黒丸尚訳 新潮文庫 1987/ハヤカワ文庫SF 1995
自前の会社が倒産して以来、いささか人生に退屈していたぼくの前に突然、拇指サイズの小人が出現した。小人は悪友のハリイ・ガーバーで、自分が時空支配装置を発明したことを告げるために未来からやってきたのだという。これで世界はぼくらのもの、と喜んだまではよかったが、時間と空間をもてあそぶうち、危険な寄生頭脳をこの世に招き入れてしまった。鬼才ラッカーの奔放なアイデアが大爆発する、ポップなSF狂騒曲。

The Fourth Dimension

四次元の冒険 第2版 幾何学・宇宙・想像力

「四次元の冒険 -幾何学・宇宙・想像力」竹沢攻一訳 工作舎 1989/2007
論理数学者、SFの鬼才ラッカーの時空学入門。あなたの想像力に挑戦!付録にイラストレーション、パズル、アンソロジー満載。

1985

The Secret of Life

空を飛んだ少年 (新潮文庫)

「空を飛んだ少年」黒丸尚訳 新潮文庫 1987
酒に酔っぱらい、ドラッグに浸り、サルトルで女のコをくどいた夢の60年代。高校生のコンラッドは、あるとき自分の持っている不思議な能力に気づく。生命に危険が迫ると、空を飛ぶことができるのだ。どうやら彼はふつうの人間とは違っているらしい。いったい僕はどこから来たんだろう? やがて驚くべき秘密が明らかに―。ノスタルジックに描くSF版アメリカン・グラフィティ。

1987

Mind Tools

思考の道具箱―数学的リアリティの五つのレベル

「思考の道具箱 -情報・数・空間・論理・無限-数学的リアリティの五つのレベル」大槻有紀子/他訳 工作舎 1993
いったい情報とは何なのか。数学は思考の役に立つのか。人生や想像力に限界はあるのか…。奇才ラッカーが、数学の大テーマである「数・空間・論理・無限」を最先端の情報理論で楽しく料理してみせる、思考のアクロバット・ショー。

1988

Wetware

ウェットウェア (ハヤカワ文庫SF)

「ウェットウェア」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1989
『ソフトウェア』の騒動から30年。スタアン・ムーニーと名前を変えて、月で探偵稼業にいそしむステイ=ハイに、ユカワ博士から女性助手の行方をさがしてほしいと依頼があった。遺法の麻薬"マージ"がらみの事件らしい。"マージ"は人体のタンパク質をどろどろに溶かし、この世のものとも思えぬ法悦境を味わわせるという代物。しかもロボットがこの麻薬を悪用し、人間・ロボット双方を超越する存在をつくりだそうとしたことから、ムーニーはとんでもない事件に巻きこまれていく…。ディック記念賞受賞のシュールでポップな正統派マッドSF。

1990

The Hollow Earth

空洞地球 (ハヤカワ文庫SF)

「空洞地球」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1991
1830年代、南北戦争前のアメリカ・ヴァージニア州の少年メイスンは、ひょんなことから殺人をおかしてしまった。逃げまわるメイスンが出会ったのは、なんと崇拝する作家エドガー・アラン・ポウ。この奇矯な天才と運命的な出会いが、メイスンを驚異の旅へいざなうことになった―地球内部にひろがる広大な空洞を探険する冒険旅行へと。鬼才が自由奔放な想像力で先達ポウに挑み、SF界の絶賛を博した傑作。

1991

Transreal!*

1993

Artificial Life Lab

ルーディ・ラッカーの人工生命研究室on Windows

「ルーディ・ラッカーの人工生命研究室 on Windows」日暮雅通/山田和子訳 アスキー出版局 1996
あなたのWindowsにも人工生命を。数学者にしてSF作家、奇才ルーディ・ラッカーによる人工生命プログラム―Boppersとは。遺伝子操作、突然変異率、死の頻度…各種設定をつうじて深まるBoppersへの愛、そしてナゾ。クールかつキュートな人工生命ワールドへの招待状、ここに登場。

1994

The Hacker and the Ants

ハッカーと蟻

「ハッカーと蟻」大森望訳 ハヤカワ文庫SF 1996
シリコンバレーの大企業でロボット開発に携わるジャージーは、ひょんなことからサイバースペースで一匹の蟻を目撃した。どうやら会社が研究中の人工生命プログラムが、彼のマシンに迷いこんだらしい。だが自力で進化し増殖するこの蟻が、試作品のロボットを乗っ取って世界を覆う光ファイバー網に侵入してしまったために、思いもよらぬ騒動が…!高度な機械知性の誕生をポップな感覚で描き出す近未来コンピュータSF。

1997

Freeware

フリーウェア (ハヤカワ文庫SF)

「フリーウェア」大森望訳 ハヤカワ文庫 2002
時は2053年。地球では、知性をもち、身体の形態を自由に変える能力を具えた人工生命体モールディが、市民権を得て、人間と共存している。サンタクルーズのモーテルで働くモニクも、この新しい種族のひとり。ところがある日、彼女はモールディ好きの変態に誘拐されてしまった!しかもこの事件は、人間とモールディの関係を揺るがすとんでもない大騒動に発展していくことに…『ソフトウェア』にはじまるシリーズ第三弾。

1999

Saucer Wisdom
Seek!*

2000

Realware
Gnarl!*

2002

Spaceland
Software Engineering and Computer Games

ソフトウェア工学とコンピュータゲーム

「ソフトウェア工学とコンピュータゲーム」中本浩訳 ボーンデジタル 2004

2004

Frek and the Elixir

2006

Mathematicians in Love
Mad Professor*

2007

Postsingular

2009

Hylozoic

日本オリジナル

Collected 13 Short Stories of Rudy Rucker

ラッカー奇想博覧会 (ハヤカワ文庫SF)

「ラッカー奇想博覧会」黒丸尚ほか訳 ハヤカワ文庫SF 1995



Web Links

  1. ウィキペディア
  2. Internet Speculative Fiction Database