マイケル・ムアコック著作リスト

〈永遠の戦士エルリック〉シリーズ

Stormbringer, 1965

ストームブリンガー―永遠の戦士エルリック〈4〉 (ハヤカワ文庫SF)

「エルリック・サーガ6 ストームブリンガー」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1985
「永遠の戦士エルリック4 ストームブリンガー」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2006
最愛の妻を何者かに拉致されたエルリック。魔剣ストームブリンガーを手に探索の旅に出るが、“新王国”の地は、“混沌”と手を結んだパン・タン=ダリジョール連合軍に侵略されつつあった。戦乱の渦中に否応なく巻きこまれるエルリック。だがこれらは、迫り来る“混沌”と“法”の怖るべき戦いの前哨戦にすぎなかったのだ!「魂の盗人」「闇の三王」「忘れられた夢の隊商」の3中篇と、表題長篇『ストームブリンガー』収録。

The Sleeping Sorceress, 1971

暁の女王マイシェラ―永遠の戦士エルリック〈3〉 (ハヤカワ文庫SF)

「エルリック・サーガ4 暁の女王マイシェラ」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1985
「永遠の戦士エルリック3 暁の女王マイシェラ」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2006
宿敵セレブ・カーナを追って、南の大陸へと渡ったエルリックとムーングラム。だが、ロルミールの山岳地帯で突如奇怪なキマイラの集団に襲われ、奮闘むなしく連れさられた雪原で出会ったのは、無人の城の中、ただひとり昏々と眠りつづける絶世の美女だった…表題作『暁の女王マイシェラ』と、父の亡霊から父の魂を収めた薔薇模様の小箱の探索を命じられたエルリックの想像を絶する冒険を描く『薔薇の復讐』の二長篇を収録。

Elric of Melnibone / The Dreaming City, 1972

メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

「エルリック・サーガ1 メルニボネの皇子」安田均訳 ハヤカワ文庫SF 1984
「永遠の戦士エルリック1 メルニボネの皇子」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2006
乳白色の髪に真紅の瞳、太古の妖術を自在に操り、魔剣ストームブリンガーで敵の魂を吸い取る、メルニボネ帝国最後の皇帝にして、流浪の皇子エルリック―その数奇な運命を、巨匠ムアコックが流麗かつ壮大に紡ぎ上げた「エルリック・サーガ」が、ついに開幕!メルニボネ帝国の落日と許婚サイモリル姫との悲恋を描く『メルニボネの皇子』と、美しい夢盗人とともに砂漠の民の「神聖乙女」を救う『真珠の砦』の2巻を収録。
星雲賞海外長編部門(1986年)受賞

The Sailor on the Seas of Fate, 1976

この世の彼方の海―永遠の戦士エルリック〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)

「エルリック・サーガ2 この世の彼方の海」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1984
「永遠の戦士エルリック2 この世の彼方の海」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2006
ピカレイドの総督にメルニボネの間諜ではないかと疑われ、辺境の海岸へと追いつめられた流浪の皇子エルリック。もはやこれまでかと思われたとき、霧のなかから一隻の船が現われた。「われらとともに航海し、人類の敵と戦ってほしい」・・それがかれを、摩訶不思議な海に展開する異様な冒険へと連れだす始まりとなった……表題長篇『この世の彼方の海』ほか、「〈夢見る都〉」「神々の笑うとき」「歌う城砦」の3中篇を収録。

The Weird of the White Wolf, 1977
「エルリック・サーガ3 白き狼の宿命」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1985

The Bane of the Black Sword, 1977
「エルリック・サーガ5 黒き剣の呪い」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1985

The Fortress of the Pearl, 1989
「エルリック・サーガ7 真珠の砦」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1990
⇒「永遠の戦士エルリック1 メルニボネの皇子」に併録

The Revenge of the Rose, 1991
「エルリック・サーガ8 薔薇の復讐」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1994
⇒「永遠の戦士エルリック3 暁の女王マイシェラ」に併録

The Dreamthief's Daughter, 2001

夢盗人の娘―永遠の戦士エルリック〈5〉 (ハヤカワ文庫SF)

「永遠の戦士エルリック5 夢盗人の娘」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2006
第二次大戦前夜、白き肌とルビー色の瞳をもつフォン・ベック伯爵ウルリックの居城に、SS将校となった従兄のゲイナー公爵が訪ねてきた。ベック家に古えより伝わる「黒の剣」レーヴンブランドをヒトラーに渡せというのだ。拒絶したウルリックはただちに収容所に連行され、拷問を受ける。やがて反ナチ組織に属するウーナという娘の助けで脱走したウルリックは、敵の追撃をかわし、地下世界ムー・ウーリアへと逃れるが…。

The Skrayling Tree, 2003

スクレイリングの樹―永遠の戦士エルリック〈6〉 (ハヤカワ文庫SF)

「永遠の戦士エルリック6 スクレイリングの樹」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2007
1951年、サウンド諸島で休暇中のウルリックが誘拐された!目の前で夫を連れ去られたウーナは、魔術を駆使して夫の跡を追う。だが、大渦巻きをくぐりたどり着いたのは、異世界のアメリカだった。そこで、ロングフェロウが“ハイアワサ”と呼んだインディアンの英雄アヤナワッタと、カカタナワ族のもとで修行中の少年ホワイト・クロウと出会ったウーナは、誘拐犯が向かった全多元宇宙の源、スクレイリングの樹をめざすが。

The White Wolf's Son, 2005

白き狼の息子―永遠の戦士エルリック〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)

「永遠の戦士エルリック7 白き狼の息子」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2007
ウルリックとウーナ夫妻の家に五人の旧友が訪ねてきた。孫娘ウーナッハが特に気になったのは、なかでも祖父母そっくりな真紅の瞳を持つ男だった。だが、やってきたのは友人ばかりではなかった。翌朝、散歩の帰り道、祖父母の宿敵ゲイナーとクロスターハイムに襲われた少女は、やむなく地下世界へと逃げこむ。かくてムー・ウーリア、ミレンブルク、ホークムーンの暗黒帝国へと、ウーナッハの驚くべき冒険の旅が始まった。

〈永遠の戦士 ケイン〉シリーズ(Edward P. Bradbury名義)

Warrior of Mars, 1965

野獣の都 〔永遠の戦士 ケイン〕 (ハヤカワ文庫SF)

「野獣の都」矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1972/2008
物質移送機の開発に腐心する若き物理学者マイクル・ケインは、ついに人間移送の実験に着手した。送りだす人間は、誰あろう彼自身。だがスイッチが入った瞬間、彼は奇妙な植物が生い茂る異郷の平原に立っていた。驚く彼の眼に飛びこんできたのは、かぐわしい大気の中をひた走る巨大な獣と全裸の美女だった! 太古の火星を舞台に、地球人ケインの剣と恋と波瀾万丈の冒険を描く『野獣の都』『蜘蛛の王』『鳥人の森』3長篇を収録。

Blades of Mars, 1965
「蜘蛛の王」矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1972
⇒「野獣の都」〔新版〕に併録

The Barbarians of Mars, 1965
「鳥人の森」矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1972
⇒「野獣の都」〔新版〕に併録

〈ルーンの杖秘録〉シリーズ

The Jewel in the Skull, 1967

ルーンの杖秘録 1 額の宝石之巻 (創元推理文庫 652-1)

「ルーンの杖秘録1 額の宝石」深町真理子訳 創元推理文庫 1975/2006
暗黒帝国グランブレタン、この狂気におかされた国の侵攻の前に、周辺の国は次々に征服されていった。ケルンの若き公爵ホークムーンは反乱に失敗。暗黒帝国に捕らえられ、命令に背けば脳を食いつくす黒い宝石を額に埋め込まれる。遣わされたのは、伝説の英雄ブラス伯爵のもと抵抗を続けるカマルグ国。〈エターナル・チャンピオン〉のひとり、ホークムーンの果てしなき戦いの行方は? 傑作ヒロイック・ファンタジー4部作、ここに開幕。

The Mad God's Amulet, 1968

ルーンの杖秘録 2 赤い護符之巻 (創元推理文庫 652-2)

「ルーンの杖秘録2 赤い護符」深町真理子訳 創元推理文庫 1977/2006
暗黒帝国の魔術でひたいに埋め込まれた宝石の支配から、やっと解き放たれたホークムーン。カマルグに向かう彼の前にまたしても暗黒帝国の軍団が立ちふさがる。亡霊人の棲む都市、機械仕掛けの怪物、狂える神を名乗る男……。敵か味方か、ホークムーンの身辺にあらわれる《黒玉と黄金の戦士》は、自らをすべての運命を司る《ルーンの杖》に仕える存在であると言い、ホークムーン自身も《ルーンの杖》のしもべなのだ、と告げる。シリーズ第2弾。

Sword of the Dawn, 1968

ルーンの杖秘録 3 夜明けの剣之巻 (創元推理文庫)

「ルーンの杖秘録3 夜明けの剣」深町真理子訳 創元推理文庫 1978/2006
暗黒帝国との激戦の末、束の間の平和を勝ち得たカマルグ国。だがその休息の時も長くは続かなかった。時空を超える力をもつ、不思議な指輪が存在することがわかったのだ。ホークムーンとダヴェルクは、先手を打たんと暗黒帝国に潜入する。指輪の正体を知る謎の老人はどこに。命を奪う怪物、血を吸う妖怪、海賊に支配された街。《夜明けの剣》の正体は? そしてカマルグ国の運命は? 人気ヒロイック・ファンタジー、シリーズ第3弾。

The Runestaff, 1969

ルーンの杖秘録 4 杖の秘密之巻 (創元推理文庫 652-4)

「ルーンの杖秘録4 杖の秘密」深町真理子訳 創元推理文庫 1980/2007
やっとの思いで《夜明けの剣》を手に入れたホークムーン。彼は《黒玉と黄金の戦士》の指示に逆らい、故郷カマルグに針路をとる。だが、突如あらわれた怪物に行く手を阻まれ、船は難破、否応なしに《ルーンの杖》を探すことに……。一方暗黒帝国では、ブラス城を異次元世界から引き戻す方法が発見されていた。遠征の陰で、密かに進行する密約と陰謀。《ルーンの杖》を手にする者は? 最後の決戦に勝利するのは? 4部作ついに完結!

〈永遠の戦士エレコーゼ〉シリーズ

The Eternal Champion, 1970

黒曜石のなかの不死鳥―永遠の戦士エレコーゼ〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

「エレコーゼ・サーガ1 永遠のチャンピオン」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1983
「永遠の戦士エレコーゼ1 黒曜石のなかの不死鳥」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2007
20世紀に生きる平凡な男ジョン・デイカーを夜ごと襲う悪夢―エレコーゼ、エレコーゼ、エレコーゼ…執拗にささやくその声に耳を傾けた瞬間、かれは異世界に古代の英雄エレコーゼとして生まれ変わった!ムアコックが“永遠の戦士”という概念をはじめて明らかにした記念碑的作品『永遠の戦士』と、その後、最愛の妻と引き離され、“氷の城”のウルリック・スカーソルに転生した冒険の日々を描く表題作の2長篇を収録。

Phoenix in Obsidian, 1970
「エレコーゼ・サーガ2 黒曜石のなかの不死鳥」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1983
⇒「永遠の戦士エレコーゼ1 黒曜石のなかの不死鳥」に併録

The Dragon in the Sword, 1986

剣のなかの竜―永遠の戦士エレコーゼ〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)

「エレコーゼ・サーガ3 剣のなかの竜」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫SF 1988
「永遠の戦士エレコーゼ2 剣のなかの竜」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2007
最愛の妻エルミザードの消息を求めて、エレコーゼは“黒い船”に乗り、新たな次元“輪の界”へと旅立った。その地でナチスの圧政から逃れ、この次元へとやってきたウルリッヒ・フォン・ベックと知り合った。ふたりはエルミザードそっくりの美女アリサードの願いをかなえるため、剣のなかに幽閉されている竜を解放すべく“輪の界”の中心部をめざす!だがその行手には、地獄の公爵バラリザーフの罠が待ち構えていた…。

〈永遠の戦士コルム〉シリーズ

The Knight of the Swords, 1971

剣の騎士 [永遠の戦士 コルム1] (ハヤカワ文庫SF)

「紅衣の公子コルム1 剣の騎士」斎藤伯好訳 ハヤカワ文庫SF 1982
「永遠の戦士コルム1 剣の騎士」斉藤伯好訳 ハヤカワ文庫 2007
あまたの空に光の海と都市があり、空を飛ぶ野獣がいた時代―五つの次元界を移動できるヴァドハー族とナドラー族は、自らをマブデンと呼ぶ人類を獣とさげすんでいた。だが両種族を憎悪する人類はまずナドラーを滅ぼし、ついでその矛先をヴァドハーに向けた。襲撃を受けて次々と炎上するヴァドハーの城砦!ヴァドハー族最後の一人“紅衣の公子”コルムの数奇な運命を描く『剣の騎士』『剣の女王』『剣の王』の3長篇を収録。

The Queen of the Swords, 1971
「紅衣の公子コルム2 剣の女王」斎藤伯好訳 ハヤカワ文庫SF 1982
⇒「永遠の戦士コルム1 剣の騎士」に併録

The King of the Swords, 1971
「紅衣の公子コルム3 剣の王」斎藤伯好訳 ハヤカワ文庫SF 1982
⇒「永遠の戦士コルム1 剣の騎士」に併録

The Bull and the Spear, 1973

雄牛と槍―永遠の戦士コルム〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)

「紅衣の公子コルム4 雄牛と槍」斎藤伯好訳 ハヤカワ文庫SF 1983
「永遠の戦士コルム2 雄牛と槍」斉藤伯好訳 ハヤカワ文庫 2008
愛妻ラリーナの死に意気消沈するコルムを夜ごと襲う悪夢―だがそれこそ、コルムに助けを求める後世の人びとからの呼びかけであった!旧友ジャリーの忠告を受け、コルムはただひとり時を超えて旅立った。東の海の彼方からきた“フォイ・ミューア”という名の妖かしの民から、ラリーナの子孫であるマブデンを救うために!“銀の手”の公子コルムの新たなる冒険を描く『雄牛と槍』『雄羊と樫』『雄馬と剣』の3長篇を収録。

The Oak and the Ram, 1973
「紅衣の公子コルム5 雄羊と樫」斎藤伯好訳 ハヤカワ文庫SF 1984
⇒「永遠の戦士コルム2 雄牛と槍」に併録

The Sword and the Stallion, 1974
「紅衣の公子コルム6 雄馬と剣」斎藤伯好訳 ハヤカワ文庫SF 1984
⇒「永遠の戦士コルム2 雄牛と槍」に併録

〈ブラス城年代記〉シリーズ

Count Brass, 1973

ブラス伯爵―ブラス城年代記〈1〉 (創元推理文庫)

「ブラス城年代記1 ブラス伯爵」井辻朱美訳 創元推理文庫 1988/2007
暗黒帝国との戦いから五年がたち、カマルグの街も再建された。ホークムーンと妻イッセルダも二児に恵まれ、平和な毎日を過ごしていた。だが死んだはずのブラス伯の姿を見たという噂が街に広がりはじめる。ホークムーンを裏切り者と呼ぶ、このブラス伯は何者なのか。一方、壊滅したはずの暗黒帝国はふたたび不穏な動きを見せはじめていた。「永遠の戦士」の総集編となる三部作開幕。

The Champion of Garathorm, 1973

ギャラソームの戦士―ブラス城年代記〈2〉 (創元推理文庫)

「ブラス城年代記2 ギャラソームの戦士」井辻朱美訳 創元推理文庫 1988/2007
次元航行装置の破壊により世界は変貌した。ロンドラ会戦から五年間、ホークムーンは狂気にとらわれ、妻イッセルダとふたりの子供もまた狂気ゆえの幻想であったという。そんな彼のもとを、カティンカと名乗る女性が訪れる。ホークムーンは彼女と共に失われた妻子を求めて旅に出た。次元の裂け目を抜け、異世界の女戦士に転生するホークムーン。“永遠の戦士”の戦いを描く三部作。

The Quest For Tanelorn, 1975

タネローンを求めて―ブラス城年代記〈3〉 (創元推理文庫)

「ブラス城年代記3 タネローンを求めて」井辻朱美訳 創元推理文庫 1989/2007
奇怪な冒険の末、最愛の妻イッセルダを取りもどしたホークムーンは、いまだ行方がしれない子どもたちを探し出すべく、この世ならぬ地タネローンを目指し旅に出る。そしてタネローンを求めて航海する不思議な“黒い船”の上で、ついに“永遠の戦士”たる自らの分身、エルリック、エレコーゼ、コルムらに出会うのだが…。“永遠の戦士”の長き戦いに終止符を打つ、シリーズ最終巻。

〈永遠の戦士フォン・ベック〉シリーズ

The War Hound and the World's Pain, 1981

軍犬と世界の痛み (ハヤカワ文庫SF ム 1-31 永遠の戦士フォン・ベック 1)

「堕ちた天使」小尾芙佐訳 集英社 1982
「永遠の戦士フォン・ベック1 軍犬と世界の痛み」小尾芙佐訳 ハヤカワ文庫 2007
1631年、戦乱の嵐吹きすさぶヨーロッパで、“軍犬”の異名を持つ歩兵軍団長ウルリッヒ・フォン・ベック伯爵は、あるとき不思議な城にただひとり迷いこんでしまった。そこで美女サブリナの歓待を受けたのち、城主と対面したウルリッヒは愕然とした。その城主こそ、地獄の王ルシファだったからだ!やがて神との和解を望む堕ちた天使ルシファと盟約を結んだウルリッヒは、世界の痛みを癒すという“聖杯”探索の旅にでるが…!?世界幻想文学大賞受賞。

The City in the Autumn Stars, 1986

秋の星々の都 [永遠の戦士フォン・ベック2] (ハヤカワ文庫SF)

「永遠の戦士フォン・ベック2 秋の星々の都」小尾芙佐訳 ハヤカワ文庫 2008
激動のフランス革命のさなか、殺戮の嵐が吹き荒れるパリを脱出したマンフレッド・フォン・ベックは、逃走の途中、絶世の美女であるクレタの女公爵リブッサと出会う。やがて不可思議な別世界のミレンブルク、秋の星々の都へと迷いこむが、女公爵リブッサには、錬金術の秘術をもちいて聖杯を支配し、新世界を創りだそうという驚くべき野望が…表題作である長篇と短篇「フェリペ・サジタリウスの快楽の園」の2篇を収録。

その他

Behold the Man, 1969
「この人を見よ」峰岸久訳 ハヤカワSFシリーズ 1974/ハヤカワ文庫SF 1981

The Black Corridor, 1969
「暗黒の廻廊」安田均訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1983

The Ice Schooner, 1969

白銀の聖域 (創元推理文庫)

「白銀の聖域」中村融訳 創元推理文庫 1996
氷、見渡すかぎり一面の氷。人々は巨大なクレヴァス都市に暮らし、氷上帆船を走らせ、陸鯨を狩って生活していた。だがこの世界は衰退しつつあった。氷が溶け始めているというのだ。真実を確かめるべく、コンラッドは巨大帆船を率いて旅にでた。伝説の「氷の母」の住まう都市、誰も到達したことのない幻の都めざして―その名をニューヨークという!巨匠が紡ぐ驚異の新世界。

Gloriana, 1978

グローリアーナ (創元推理文庫)

「グローリアーナ」大瀧啓裕訳 創元推理文庫 2002
黄金の時代を謳歌するアルビオンの女王グローリアーナ。国民と貴族にあまねく慕われ、この世の女神とうたわれながらも、心満たされることのない孤高の女。だが彼女に婚姻を求める他国との軋轢は、やがて宮廷に不穏な影を落としはじめる。エリザベス朝を彷彿とさせる架空のロンドンを舞台に放つ、英国幻想文学界の巨匠の代表作たる歴史ファンタシイ超大作。世界幻想文学大賞受賞。
世界幻想文学大賞長篇部門(1979年)受賞