金子隆一『新世紀未来科学』第4章 コンピュータ/ロボット工学

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『新世紀未来科学』
八幡書店 2001
新世紀を迎えた現在――最先端科学、そして予想される未来科学のテクノロジーは、20世紀のSF文学によってすべて語り尽くされていると言っても過言ではない。本書は、SFという人類の文化的資産を再検証、それらに登場する科学技術をジャンル別に通観し、未来科学の展望を語るものである。併せて、実際の最先端科学がどこまでSFに追いついているのか、という疑問にも答える。SF(空想科学)と科学の境界線が曖昧な現在、誰もが待ち望んだ書である。

第1章 宇宙開発 第2章 医学 第3章 生命科学 第4章 コンピュータ/ロボット工学
第5章 情報/通信 第6章 エネルギー 第7章 環境 第8章 ファーアウト物理


人工知能

「人工知能」をウィキペディアで見る
アミアヌス・マルセリヌス 「ザ・ソート・マシン」 1927

アイザック・アシモフ 「ロビー」 1939

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

『われはロボット』(ハヤカワ文庫SF)所収
ロボットは人間に危害を加えてはならない。人間の命令に服従しなければならない…これらロボット工学三原則には、すべてのロボットがかならず従うはずだった。この三原則の第一条を改変した事件にロボット心理学者キャルヴィンが挑む「迷子のロボット」をはじめ、少女グローリアの最愛の友である子守り用ロボットのロビイ、ひとの心を読むロボットのハービイなど、ロボット工学三原則を創案した巨匠が描くロボット開発史。

アーサー・C・クラーク 『2001年宇宙の旅』 1968

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
三百万年前の地球に出現した謎の石板は、原始的な道具も知らないヒトザルたちに何をしたのか。月面で発見された同種の石板は、人類に何を意味しているのか。宇宙船ディスカバリー号のコンピュータ、ハル9000はなぜ人類に反乱を起こしたのか。唯一の生存者ボーマンはどこに行き、何に出会い、何に変貌したのか……。発表以来25年、SF史上に燦然と輝く記念碑的傑作に、作者クラークの新版序文を付した完全決定版ついに登場。

ロバート・A・ハインライン 『月は無慈悲な夜の女王』 1965

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)

ハヤカワ文庫SF
時に西暦2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!流刑地として、また資源豊かな植民地として、地球に巨大な富をもたらしていた月世界。だが、月が人間にとって苛酷な土地であることに変りはなかった。横暴を極める行政府の圧制に対し、革命のための細胞を組織化し、独立運動の気運を盛り上げていったのは、コンピュータ技術士マニーと、自意識を持つ巨大なコンピュータ〈マイク〉。だが、かれら月世界人は一隻の宇宙船も、一発のミサイルも保有してはいなかったのだ!1968年度ヒューゴー賞受賞の栄誉に輝くハインラインの問題作!

ジェイムズ・P・ホーガン 『未来の二つの顔』 1979

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

創元SF文庫
レイモンド・ダイアー博士はニューヨーク市立大学で人工知能の研究をしていたが,月面の工事現場で起きた重大な事件のために,その研究の中断を申し渡された。コンピュータが誤った判断を下したため,五人の人間が危うく殺されるところだったのだ。人工知能研究の重要性を信じるダイアーは,コンピュータ管理システムの安全性を確かめるべく,宇宙空間に植民地として建造された巨大宇宙ステーションにおける壮大な規模のシミュレーションを提案した……。

究極のコンピュータ

アミアヌス・マルセリヌス 「ザ・ソート・マシン」 1927

アーサー・C・クラーク 『都市と星』 1956

都市と星〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF ク) (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
遙か未来、銀河帝国の崩壊によって地球に帰還することを余儀なくされた人類は、誕生・死さえも完全管理する驚異の都市ダイアスパーを建造、安住の地と定めた。住民は都市の外に出ることを極度に恐れていたが、ただひとりアルヴィンだけは、未知の世界への憧れを抱きつづけていた。そして、ついに彼が都市の外へ、真実を求める扉を開いたとき、世界は…。巨匠が遺した思弁系SFの傑作、待望の完全新訳版。

デイヴィッド・ジェロルド 『H・A・R・L・I・E』 1972

グレッグ・ベア 『ブラッド・ミュージック』 1985

ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
遺伝子工学の天才ヴァージル・ウラムが、自分の白血球から作りだした“バイオロジックス”――ついに全コンピュータ業界が切望する生体素子が誕生したのだ。だが、禁止されている哺乳類の遺伝子実験に手を染めたかどで、会社から実験の中止を命じられたウラムは、みずから創造した“知性ある細胞”への愛着を捨てきれず、ひそかにそれを研究所から持ちだしてしまった……この新種の細胞が、人類の存在そのものをおびやかすとも知らずに!気鋭の作家がハイテク知識を縦横に駆使して、新たなる進化のヴィジョンを壮大に描きあげ、80年代の『幼年期の終り』と評された傑作!

グレッグ・ベア 『凍月』 1990

凍月 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
200万の人口を擁するに至った22世紀の月コロニー。天然の洞穴を利用した科学施設“氷穴”では、これまで不可能だった絶対零度達成の実験が進行していた。そこへ地球から、冷凍保存された人間の頭部410個がもちこまれた。これらの“頭”の再生に成功すれば、有機的な一大データベースとして活用できる!だがこの二つの試みが合わさったとき、月に大異変が……ネビュラ賞受賞作、『火星転移』の姉妹篇となる傑作SF。

グレッグ・ベア 『女王天使』 1990

女王天使〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
21世紀なかば、ナノテク技術の飛躍的発展と人格矯正の義務化によって、ついに人類は地球に疑似ユートピア社会を形成するにいたった。おりしもAI搭載の無人探査機が返送するアルファ・ケンタウリ探査報告に沸く巨大都市ロスエンジェルスで、ありうべからざる凶悪犯罪が発生した。高名な詩人が8人の弟子を惨殺、謎の失踪をとげたのだ。特命を受けたLA公安局生え抜きの女性捜査官、マリアは事件の捜査にのりだすが……。

ジェイムズ・P・ホーガン 『量子宇宙干渉機』 1996

量子宇宙干渉機 (創元SF文庫)

創元SF文庫
世界が再び全面戦争の危機に直面した21世紀、ついに量子コンピュータは完成を見た。この世界は唯一の存在ではなく、同様に無数の世界が並行してあり、それらの相互干渉によって、いかなる物事が起こるのかが決定される。国防総省の極秘プロジェクトは、その別世界に干渉することで、現実の世界危機を回避できるというが……。量子力学の"多世界解釈"に基づく多元宇宙ハードSF。

汎用人型ロボット

ホメロス 『イーリアス』

イリアス〈上〉 (岩波文庫)

岩波文庫ほか
トロイア戦争の末期、物語はギリシア軍第一の勇将アキレウスと王アガメムノンの、火を吐くような舌戦に始まる。激情家で心優しいアキレウス、その親友パトロクロス、トロイア軍の大将ヘクトルら、勇士たちの騎士道的な戦いと死を描く大英雄叙事詩。

アポローニオス 『アルゴナウタイ』

アルゴナウティカ―アルゴ船物語 (講談社文芸文庫)

『アルゴナウティカ』講談社文芸文庫
黒海の東の果て、コルキスの地の樫の巨木に張られた全羊毛を持ち帰るように王から命じられた英雄イアソンはアルゴ船の一行と大航海に乗り出した―古代ギリシアの神々や英雄が織りなす雄大な叙事詩の唯一の邦訳。

ヴィリエ・ド・リラダン 『未来のイヴ』 1886

未来のイヴ (創元ライブラリ)

岩波文庫

イアンド・バインダー 「ロボット誕生」 1939

アイザック・アシモフ 「ロビー」 1939

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

『われはロボット』(ハヤカワ文庫SF)所収
ロボットは人間に危害を加えてはならない。人間の命令に服従しなければならない…これらロボット工学三原則には、すべてのロボットがかならず従うはずだった。この三原則の第一条を改変した事件にロボット心理学者キャルヴィンが挑む「迷子のロボット」をはじめ、少女グローリアの最愛の友である子守り用ロボットのロビイ、ひとの心を読むロボットのハービイなど、ロボット工学三原則を創案した巨匠が描くロボット開発史。

アイザック・アシモフ 「バイセンテニアル・マン」 1976

聖者の行進 (創元SF文庫)

『聖者の行進』(創元SF文庫)所収

特殊環境ロボット

J.シュロッセル 「To the Moon by Proxy」 1928

フレッド・セイバーヘーゲン 『バーサーカー・皆殺し軍団』 1969

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF

ポール・J・マコーリイ 「ヴィーナスの囁き」 1990

アイザック・アシモフ 「思わざる勝利」 1942

ロボットの時代 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

『ロボットの時代』(ハヤカワ文庫SF)所収
月世界開発用に調整されたロボットが地球上で行方不明になって起こったとんでもない大騒動を描く「AL76号失踪す」、地球から派遣されたロボットと木星人との奇妙な遭遇「思わざる勝利」、美男子の召使いロボットのトニイと女主人クレアのただならぬ関係を描く「お気に召すことうけあい」、ロボット心理学者スーザン・キャルヴィンが活躍する「校正」など、愛すべきロボットたちを描きだす『われはロボット』の姉妹短篇集。

グレゴリイ・ベンフォード 『夜の大海の中で』 1977

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
ナイジェルは渦巻く塵の中、ついに空飛ぶ山塊を発見した。イカルス――1977年に突如ガスと塵の煙を吐きだし、その逸出する彗星状の運動量のために軌道が変わって、その一部が地球に衝突する可能性が生じるまでは、忘れ去られていた小惑星1566番。彼はこの小惑星を破壊するために、NASAから派遣されてきたのだ。ナイジェルは計画どおり着陸船でイカルスに接近し、地表に降りたった。だが、調査を進める彼の前に、やがて驚くべき異形の風景が……!? 現代アメリカSF界を代表する俊英ベンフォードが、最新の科学知識と豊かな想像力を駆使して構想雄大に描く傑作ハードSF。

アンソニー・バウチャー 「Q・U・R」 1943

アイザック・アシモフ 「心にかけられたる者」 1974

聖者の行進 (創元SF文庫)

『聖者の行進』(創元SF文庫)所収

小松左京 『虚無回廊』 1986

虚無回廊〈1〉 (ハルキ文庫)

ハルキ文庫
“SS”――宇宙空間に突如出現した謎の物体。真径一・二光年、長さ二光年という、人類の技術をはるかに超えた存在を、一体何者が何のためにつくり上げたのか? AE(人工実存)の研究者・遠藤を中心とした探査計画は、AE・HE2によるSSとのコンタクトをはかる。しかし遠藤は突然の死を遂げ、HE2からの通信も途絶えてしまう。プロジェクトは頓挫したかに思われるのだったが……。新たな“宇宙史”の幕が今、上がる。

マイクロ/ナノマシン

「ナノマシン」をウィキペディアで見る
ジェフリー・カーヴァー 『スターバースト』 1988

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
超新星爆発を目前に控えた恒星ベテルギウスを周回する宇宙ステーションでは、科学者たちがノヴァ化の進行を観測していた。しかし彼らの真の目的はある極秘計画を実行することであり、そのためには若き天才ウィラード・ラスキンの助力が必要なのだ。だが肝心のラスキンは、すべての記憶を失って遠く離れた惑星カンタノに…。しかも、彼の肉体には驚くべき変化が起こっていた。新鋭がサスペンスフルに描く傑作宇宙SF。

グレッグ・ベア 『女王天使』 1990

女王天使〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
21世紀なかば、ナノテク技術の飛躍的発展と人格矯正の義務化によって、ついに人類は地球に疑似ユートピア社会を形成するにいたった。おりしもAI搭載の無人探査機が返送するアルファ・ケンタウリ探査報告に沸く巨大都市ロスエンジェルスで、ありうべからざる凶悪犯罪が発生した。高名な詩人が8人の弟子を惨殺、謎の失踪をとげたのだ。特命を受けたLA公安局生え抜きの女性捜査官、マリアは事件の捜査にのりだすが……。

ケヴィン・アンダースン+ダグ・ビースン 『無限アセンブラ』 1993

無限アセンブラ (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
月の裏側で発見された謎の建造物の調査に赴いた一行が、現地でことごとく無残な死を遂げた。それは異星から来た無数の微小なロボット――ナノマシンの仕業だった。あらゆる物質を原子レベルで解体してしまうこの機械が、もし地球に侵入したら。ただちに最高の頭脳を持つ科学者が月に召集され、厳重に隔離された研究所で必死の調査を開始するが……人類が直面した新たな脅威を迫真の筆致で描く、戦慄のSFサスペンス。

リンダ・ナガタ 『極微機械ボーア・メイカー』 1995

極微機械ボーア・メイカー (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
天才分子デザイナーでテロリストのボーアが作った違法な分子機械ボーア・メイカーは、適応性人工知能をもち、宿主の肉体まで自由に改変できる。使い方しだいでは、連邦の存在さえ危うくしかねない驚異の極微機械だ。このボーア・メイカーが盗みだされ、偶然のことからスラム街の女性フォージタのものになるが……究極のナノテクがもたらす未来世界の驚異を描く、ローカス賞処女長篇賞受賞作。

ジェイムズ・P・ホーガン 『ミクロ・パーク』 1997

ミクロ・パーク (創元SF文庫)

創元SF文庫
まだ十五歳のケヴィンとその友人は、父親の会社で工作用の超小型ロボットの開発現場に足を踏み入れた。サイズが違えば、物理的特性が変わる。用途が変われば、新たなビジネスの機会が生まれる。極小マシンを裏庭のミニチュア世界のなかで操り、戦闘ゲームを楽しむふたりのアイディアは、箱庭式次世代テーマパークとなりうるか? ナノテク+仮想現実技術のハードSFサスペンス。

グレッグ・イーガン 『宇宙消失』 1992

宇宙消失 (創元SF文庫)

創元SF文庫
2034年、地球の夜空から星々が消えた。正体不明の暗黒の球体が太陽系を包みこんだのだ。世界を恐慌が襲った。この球体について様々な仮説が乱れ飛ぶが、決着のつかないまま、33年が過ぎた……。ある日、元警察官ニックは、病院から消えた若い女性の捜索依頼を受ける。だがそれが、人類を震撼させる量子論的真実につながろうとは! ナノテクと量子論が織りなす、戦慄のハードSF。

フォン・ノイマン・マシン

アミアヌス・マルセリヌス 「ザ・ソート・マシン」 1927

モーリス・G・ヒューギ 「機械ねずみ」 1941

アナトリイ・ドニェプロフ 「カニが島を行く」

スタニスワフ・レム 『砂漠の惑星』 1964

砂漠の惑星

ハヤカワ文庫SF
6年前に消息をたった宇宙巡洋艦コンドル号捜索のため“砂漠の惑星”に降り立った無敵号が発見したのは、無残に傾きそそりたつ変わり果てた船体だった。生存者なし。攻撃を受けた形跡はなく、防御機能もそのまま残され、ただ船内だけが驚くべき混乱状態にあった。果てなく続く風紋、死と荒廃の風の吹き抜ける奇怪な“都市”、貞察機を襲う“黒雲”、そして金属の“植物”…探検隊はこの謎に満ちた異星の探査を続けるが。

フレッド・セイバーヘーゲン 《バーサーカー》シリーズ

バーサーカー赤方偏移の仮面 (ハヤカワ文庫 SF 387)

『バーサーカー・赤方偏移の仮面』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『バーサーカー・皆殺し軍団』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『バーサーカー・星のオルフェ』ハヤカワ文庫SF [Amazon]

ジェイムズ・P・ホーガン 『造物主の掟』 1983

造物主(ライフメーカー)の掟 (創元SF文庫 (663-7))

創元SF文庫
およそ百万年の昔,異生の自動工場宇宙船がはからずも新星爆発を起こした星をかすめ過ぎた。その影響で電子回路に損傷を受けた宇宙船は,航空図にも載っていない衛星に自動工場を建設した。時は移って21世紀初頭,地球から放たれた無人探査機は,土星最大の衛星タイタンに着陸し,驚くべき映像を送ってきた。それは,異星船の機械が発達,進化したロボット生物の世界だった。さっそく調査のため有人宇宙船が赴くことになった。各人,各組織,各国の思惑を乗せて……。

ジェイムズ・P・ホーガン 『造物主の選択』 1995

造物主(ライフメーカー)の選択 (創元SF文庫)

創元SF文庫
人類は土星の衛星タイタンで驚くべき異種属と接触した。彼らは意識を持ち自己増殖する機械生命で、地球の中世西欧社会そっくりの暮らしを営んでいたのだ。人類との接触で新たな道を歩み始めた機械人間たちだったが……大きな謎が残されていた。彼らの創造主とは何者なのか? コンタクトの立役者、無敵のインチキ心霊術師ザンベンドルフが再び立ち上がる!『造物主の掟』待望の続編。



第1章 宇宙開発 第2章 医学 第3章 生命科学 第4章 コンピュータ/ロボット工学
第5章 情報/通信 第6章 エネルギー 第7章 環境 第8章 ファーアウト物理