金子隆一『新世紀未来科学』第3章 生命科学

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『新世紀未来科学』
八幡書店 2001
新世紀を迎えた現在――最先端科学、そして予想される未来科学のテクノロジーは、20世紀のSF文学によってすべて語り尽くされていると言っても過言ではない。本書は、SFという人類の文化的資産を再検証、それらに登場する科学技術をジャンル別に通観し、未来科学の展望を語るものである。併せて、実際の最先端科学がどこまでSFに追いついているのか、という疑問にも答える。SF(空想科学)と科学の境界線が曖昧な現在、誰もが待ち望んだ書である。

第1章 宇宙開発 第2章 医学 第3章 生命科学 第4章 コンピュータ/ロボット工学
第5章 情報/通信 第6章 エネルギー 第7章 環境 第8章 ファーアウト物理


不老不死

「不老不死」をウィキペディアで見る
オルダス・ハックスリー 『すばらしい新世界』 1932

すばらしい新世界 (講談社文庫 は 20-1)

講談社文庫
人工授精やフリーセックスによる家庭の否定、条件反射的教育で管理される階級社会――かくてバラ色の陶酔に包まれ、とどまるところを知らぬ機械文明の発達が行きついた“すばらしい世界”!人間が自らの尊厳を見失うその恐るべき逆ユートピアの姿を、諧謔と皮肉の文体でリアルに描いた文明論的SF小説。

ジェイムズ・ブリッシュ 『宇宙播種計画』 1956

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

早川書房

ロバート・A・ハインライン 『未知の地平線』 1947

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
時は23世紀。遺伝子操作が可能となり、すべての病苦は克服され、人々は自由を享楽していた。だが、このユートピアのような地球社会に、反逆をいどむ集団があった。自らを〈生き残りクラブ〉と称するかれらの目的は、より機能的な社会をつくりあげること。四世代以上にわたる遺伝子操作の結果生まれたエリート種の一人でありながら、現状にあきたらぬ若者ハミルトン・フェリクスは、しだいにその運動に巻きこまれてゆくが…巨匠ハインラインが、遺伝子操作の問題に深く切りこみ、ありうべき近未来社会の姿をリアルにかつヴィヴィッドに描きあげた、記念すべき長篇第一作!

ラリイ・ニーヴン 《ノウンスペース》シリーズ

リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616))

『プタヴの世界』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『地球からの贈り物』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『中性子星』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『リングワールド』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『無常の月』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『プロテクター』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『太陽系辺境空域』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『不完全な死体』創元SF文庫 [Amazon]
『リングワールドふたたび』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『パッチワーク・ガール』創元SF文庫 [Amazon]
『リングワールドの玉座』早川書房 [Amazon]

ジョン・ヴァーリイ 《八世界》シリーズ
『へびつかい座ホットライン』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『残像』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『ブルー・シャンペン』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『スチール・ビーチ』ハヤカワ文庫SF [Amazon]

チャールズ・シェフィールド 『星ぼしに架ける橋』 1979

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
世界最大の橋、台湾橋を建設したばかりの一流工学者ロブ・マーリンは、ロケット王レグロから台湾橋よりもさらに長大な橋の建設を依頼された。地上と静止軌道をつなぐ十万キロにも及ぶ宇宙エレベーターの建設だ。その計画を推進中ふとしたことからロブは20年来疑っていた両親の死因を解く手がかりをつかんだ。謎の生物ゴブリンとレグロのもとで働くモレルがそれを解く鍵らしい。ロブは建設をすすめながら、その秘密を探っていくが……!? 米宇宙航行学協会の会長をも務める科学者作家がその該博な知識を生かし、迫真の筆致で描きだした傑作。A.C.クラークの序文を収録。

動物の知性化

H.G.ウェルズ 『モロー博士の島』 1896

モロー博士の島 (創元SF文庫)

創元SF文庫ほか
海で遭難した主人公は一隻の貨物船に拾われる。船は各種の動物を積み、とある島にむかっていた。たどりついた先は、奇怪な住人たちが棲む絶海の孤島。しかも島の主は、十年前に消息をたった高名な天才生理学者モロー博士だった!博士が人知れず創造しつつある新しい生命の姿とは。現代の遺伝子改造を予見したウェルズの傑作を、綿密な校訂研究に基づき完全訳出した新訳決定版。

オラフ・ステープルドン 『シリウス』 1944

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
天才生理学者トレローンの高等動物の脳に関する研究は、めざましい成果をあげていた。そしてついに恐るべき創造を――神にしてなしうる業績をあげたのだ。シリウスと名づけられたその犬は、人間に匹敵する知能を有し、しかも同じような情緒と感受性を持ちあわせていた。だが皮肉なことにこの業績によって、彼の娘は悲劇の淵につき落とされるべく運命づけられてしまったのだ! SFを人類文明の客体的認識のための形式として用い、現代SFの創成期にあってもっとも重要な作家と評されるオラフ・ステープルドンが、愛と知性の問題を鋭く問うた名作!

ポール・アンダースン 『脳波』 1954

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
ある夜、豚が養豚場の錠を自分ではずして逃げ出した。十歳の児童は微積分を発見し、白痴が初めて自我にめざめ行動した……。驚くべきことに、ある日を境として地球上の全生物の知能が飛躍的に増大したのだ! しかし、それは同時に、従来の社会のあり方をも変える日となってしまった。暴動が各地に発生、突然の知能の増大に対処しきれぬ人々は、みずから生命を絶ち、あるいは信仰宗教へと走っていく……。混乱はいつまで続くのか? 曙光を求め苦悩する人類は、果てして解決策を見出せるか? 知性と人間性のあり方を巧みなストーリーテリングで綴り、絶賛をあびた処女長編!

川又千秋 『火星人先史』 1981

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

徳間デュアル文庫
地球で最後のカンガルーが死んだ。しかしそれは、新たな火星人の誕生の瞬間でもあった―。遺伝子改造され、知能を与えられたカンガルーは、人間たちの植民計画のための労働力として、大量にこの赤い惑星に運び込まれていた。ガルーと称され、幾世代もかけて苛酷な土壌に適応していった彼ら。地球におけるひとつの種族の死は、そんな彼らを過去のくびきから解き放ったのだ。「火星は我々火星人のための土地だ」。こうして、ひとつの星の未来を賭けた戦いが始まった…。悲しくも雄々しい傑作SF長篇。

デイヴィッド・ブリン 『スタータイド・ライジング』 1985

スタータイド・ライジング (上) (ハヤカワ文庫 SF (636))

ハヤカワ文庫SF
人間=イルカ混成チームの乗り組む探険船〈ストリーカー〉は、ある辺境宙域で、銀河史上最大の発見をした。ひとつひとつが地球の月ほどもある五万隻の大宇宙船団。調査の結果、既知の知的種族のものではないばかりか、想像を絶するほどの太古から漂流していたことが明らかになった。しかもそのテクノロジーは、銀河系の科学水準をはるかに凌駕している。〈ストリーカー〉はこの発見を母星に報告するが、人類に敵対する銀河種族すべてが、その送信を傍受していたのだ! 米SF界期待の新星が壮大な未来史を背景に描き、ヒューゴー、ネビュラ両賞に輝いた傑作SF巨篇。

デイヴィッド・ブリン 『知性化戦争』 1987

知性化戦争〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
人類=イルカ混成チームの探険船〈ストリーカー〉号が、銀河史を解明するうえで重要な証拠を発見したという知らせに全銀河情勢は一変した。五銀河の覇権を虎視耽々と狙う銀河列強が、その秘密をおのがものとして他種族の優位に立つべく激烈な抗争を開始したのだ。辺境の植民惑星ガースにも、その波紋は容赦なく押し寄せてきた―列強諸族のひとつ鳥類型エイリアンのグーブルーが、宇宙艦隊を率いて突如来襲、人類とその僚友ネオ・チンパンジーの暮らすこの星への侵攻作戦を開始したのである。ファン待望の未曽有のSFスペクタクル開幕。ヒューゴー賞受賞。

絶滅動物の復活

ブライアン・W・オールディス 「スカーフの世界」 1965

ラルフ・ワイコフ 「動物化石の生化学」 1972

ポール・プロイス 『地獄への門』 1981

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
新暦206年、豪華客船〈フンボルト〉は、〈宇宙の多島海〉に散在するあらゆる世界に通じている二重ブラックホール系〈地球ステーション〉へあと数分のところまで接近していた。あとわずかで〈フンボルト〉は、軌道をまわるブラックホールを取り巻く時空渦動へダイヴィングし、一瞬にして地球から数十光年を隔てた惑星ダーウィンの近傍に出現する予定であった。だが最後の瞬間に、思いもよらぬ緊急事態が発生した。乗客の一人が通過の瞬間に着陸艇で脱出したのだ! いったいなぜこんな恐るべき危険を……『天国の門』につづいて期待の俊英が描く近未来ハードSF第二弾!

ハリー・アダム・ナイト 『恐竜クライシス』 1984

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

創元推理文庫
うちのニワトリ小屋を荒らしているやつがいる。ショットガンを手に飛びこんだ農夫の前に、そいつが立ちはだかった。巨大な爬虫類のような頭部、鋭い鉤爪のついた前肢、太く長い尻尾。デイノニクス、はるか太古に滅びたはずの恐竜。やがて、次々に現われた恐竜たちはイギリスの片田舎の町を襲いはじめた……彼らは、いったいどこから。正真正銘、恐竜パニック小説の決定版。

マイクル・クライトン 『ジュラシック・パーク』 1991

ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

ハヤカワ文庫NV
霧につつまれたコスタリカの孤島で、極秘のうちに建設が進められているアミューズメント・パーク――それが〈ジュラシック・パーク〉、バイオテクノロジーで現代によみがえった恐竜たちがのし歩く、驚異のワンダーランドだ。オープンをひかえ、視察のための顧問団が島に向かって出発した。だがその前途には、人類がいまだかつて体験したことのない恐怖が待ちかまえていた。スピルバーグ大型映画化の夢の恐竜サスペンス。

マイクル・クライトン 『ロスト・ワールド』 1995

ロスト・ワールド―ジュラシック・パーク〈2 上〉 (ハヤカワ文庫NV)

ハヤカワ文庫NV
闇に葬られた「ジュラシック・パーク」事件から6年。科学の力で恐竜を復活させたテーマ・パークは崩壊し、恐竜も滅び去った。だが、まだ何かが生き残っているとの噂は絶えることがなかった……コスタリカの沿岸に漂着した謎の動物の屍体を見た古生物学者レヴィンは確信した。太古の恐竜が今も生き残っている人跡末踏の世界「ロスト・ワールド」は実在しているのだ。手がかりをつかんだレヴィンは勇躍、孤島をめざした。

バイオハザード

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メアリ・シェリー 『The Last Man』 1826

ジョン・クリストファー 『草の死』 1956

小松左京 『復活の日』 1964

復活の日 (ハルキ文庫)

ハルキ文庫
MM-88――実験では、摂氏五度で異常な増殖をみせ、感染後五時間で98%のハツカネズミが死滅!生物化学兵器として開発されたこの菌を搭載した小型機が冬のアルプス山中に墜落する。やがて春を迎え、爆発的な勢いで世界各地を襲い始めた菌の前に、人類はなすすべもなく滅亡する……南極に一万人たらずの人々を残して。人類滅亡の恐怖と、再生への模索という壮大なテーマを描き切る感動のドラマ。

マイクル・クライトン 『アンドロメダ病原体』 1969

アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208))

ハヤカワ文庫SF
人工衛星のカプセルは,アリゾナ州ピードモントの北20キロの地点に着陸した。カプセル回収班が目にしたものは,ハゲタカの群れと住民たちの死体。人口48の田舎町ピードモントは死の町と化していたのだ!やがて,報告中の回収班の声も,ぷっつりと途絶えた。ただちにワイルド・ファイア作戦――地球外病原体の侵入に対し,最高の頭脳と最新鋭のコンピュータを投入するプロジェクトが発動された。だが,恐るべき致死性を持つこの未知の病原体に対し,果たして人類は…最先端の科学知識を駆使し,ドキュメンタリィ・タッチで見事に描き出された息詰まるサスペンス巨編!

マックス・マーロウ 『レッド・デス』 1989

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

創元ノヴェルズ
世紀の大発見だった。南極の氷中から発掘された十万年前のオオナマケモノ。だが、その内臓に今なお猛毒のウイルスが生きていようとは。伝染病はたちまち南米に猛威をふるい、さらにはオーストラリア、インドが餌食となる。この病にくらべればエイズといえども物の数ではない。治療法を求めて、細菌学者たちの時間との闘いが始まった。人類のかつて知らなかった疫病。その総毛立つような恐怖を巨細に描くパニック・ノヴェル巨編。

ハル・クレメント 『窒素固定世界』 1980

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

創元推理文庫
未来の地球、そこは地獄のような世界だ。地表には窒素を酸化するミュータント植物が茂り、ために大気中には遊離酸素が存在しない。海は百分の一規定の硝酸と化している。酸性化した水が溶けこんでいた二酸化炭素のほとんどを放出し、それがもたらした温室効果の結果、両極の氷が溶けて海面は上昇しつつある。人々は酸素マスクなしで大気中を歩くことができない。なぜこんなことになってしまったのか? もとの地球に戻す方法は? そんなとき、宇宙の彼方から窒素系生命体が調査のため地球にやってきた……!

グレッグ・ベア 『ブラッド・ミュージック』 1985

ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
遺伝子工学の天才ヴァージル・ウラムが、自分の白血球から作りだした“バイオロジックス”――ついに全コンピュータ業界が切望する生体素子が誕生したのだ。だが、禁止されている哺乳類の遺伝子実験に手を染めたかどで、会社から実験の中止を命じられたウラムは、みずから創造した“知性ある細胞”への愛着を捨てきれず、ひそかにそれを研究所から持ちだしてしまった……この新種の細胞が、人類の存在そのものをおびやかすとも知らずに!気鋭の作家がハイテク知識を縦横に駆使して、新たなる進化のヴィジョンを壮大に描きあげ、80年代の『幼年期の終り』と評された傑作!

チャールズ・ペレグリーノ 『ダスト』 1998

ダスト〈上〉 (ヴィレッジブックス)

ヴィレッジブックス
ロングアイランドの風光明媚な街で大量発生した謎の微生物は、住民たちを一夜にして食い尽くした。埃(ダスト)としか見えないその生物の正体は、異常発生して人間を襲うようになったダニだった! 悲劇はロングアイランドだけにとどまらなかった。人を襲う吸血コウモリの異常発生、あらゆる昆虫の消滅など、世界各地から寄せられる異変の数々。このままでは人類が滅亡するのは間近だ――この非常事態にリチャード・シンクレアをはじめとする科学者たちは、最新の技術を駆使して大自然への闘いを始めるが……。あらゆる分野に通ずる第一線の科学者が圧倒的なリアリティで描くバイオ・サスペンス。

人工進化

チャールズ・ダーウィン 『種の起源』 1859

種の起原〈上〉 (岩波文庫)

岩波文庫ほか

H.G.ウェルズ 『タイム・マシン』 1895

タイム・マシン (創元SF文庫―ウェルズSF傑作集)

創元SF文庫ほか

H.G.ウェルズ 「The Man of the Year Million」 1895

ナット・シャクナー 「The 100th Generation」 1934

ジャック・ヴァンス 『竜を駆る種族』 1963

竜を駆る種族 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
惑星エーリスに長い歳月が流れた。幸いの谷とバンベック平の勢力は、対立するカーコロ一族とバンベック一族の能力をそのままに反映して盛衰を重ねた。しかし辛うじて存続した休戦状態も、二つの勢力の均衡が崩れるや今また戦乱の嵐が吹き荒れようとしていた。だが、エーリスの民にとって脅威はそればかりではない。ベイシックがまさに襲来せんとしていたのだ。遊星コラリンの軌道の赴くままに、もよりの世界をつぎつぎに襲い、略奪を行う恐るべき爬虫類――ベイシックが! 豊かな描写力をもちいて異世界の文化を見事に描きあげヒューゴー賞受賞に輝く快心作!

エドモンド・ハミルトン 「進化した男」 1931

筒井康隆 「メタモルフォセス群島」 1975

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

新潮文庫

ジェイムズ・ブリッシュ 『宇宙播種計画』 1956

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

早川書房

ジェイムズ・ブリッシュ 「表面張力」 1952

スティーヴン・バクスター 『フラックス』 1993

フラックス (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
強力な磁場を持つ中性子星「スター」の内部では、体長約10ミクロンの微小な人類が驚くべき都市を形成していた。だが近年、グリッチと呼ばれる星震現象が頻発し、人類の居住域は徐々に崩壊しつつあった。想像もつかないほど強大な何かが「スター」を騒がせているのか。その陰には宇宙の支配的種属ジーリーに関わる重大な秘密が……エキゾチックな中性子星を舞台に驚異のスケールで展開する、ハードSFファン待望の書。

ブルース・スターリング 『スキズマトリックス』 1985

スキズマトリックス (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
〈環月軌道コロニー〉の住民リンジーは、遺伝子工学を用いて肉体を変形させる〈工作者〉グループの活発なメンバーだった。彼らの目的は、機械の力を援用して延命をはかる〈機械主義者〉の支配をうち破ることにある。だがクーデターは失敗に終り、リンジーはコロニー追放処分にあってしまった。広大な太陽系に踏みだした彼を待っていたのは、それぞれ独自の文化を築きあげ、さらに発展していこうとする多種多様な人類の姿だった!サイバーパンクSFの旗頭としてギブスンと並び称される俊英が、壮大で独創的な未来史を背景に、人類の発展と進化を謳いあげた話題の傑作長篇。

山田正紀 『宝石泥棒』 1980

宝石泥棒 (ハルキ文庫)

ハルキ文庫
生きている食糧“視肉”、猿を思わせる怪物“猩猩”、空を飛ぶ魚、二メートルを超える大グモ……。悪夢のような動植物がはびこる世界で、守護神が甲虫である戦士ジローは、恋する女、ランへの思いをとげるために、女呪術師ザルアー、“狂人”チャクラとともに「月」を求めて旅立った。「月」とは何かを知らない三人は「空なる螺旋」を探せと教えられるのだが……。

宇宙生物学

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ルキアーノス 「イカロメニッポス」

神々の対話 他6篇 (岩波文庫 赤 111-1)

『神々の対話』(岩波文庫)所収

H.G.ウェルズ 『宇宙戦争』 1895

宇宙戦争 (創元SF文庫)

創元SF文庫ほか
夜空に謎を秘めて怪しく輝く火星で、ある夜、白熱光を発するガス状の大爆発が観測された。これこそ六年後に世界を震撼させる大事件の前触れであった。イギリス諸州の人々は夜空を切り裂く流星群を目撃したが、それは単なる流星ではなかった。未知の物体は大音響とともに落下し、地中に埋まった物体の中から現われたのは、想像を絶する宇宙の怪物……V字型にえぐられた口、巨大な二個の目、のっぺりとした顔、無気味な触手をもった火星人たちであった。いまや、恐るベき火星人の地球侵略がはじまったのだ。

アーサー・C・クラーク 「太陽より」 1958

天の向こう側 (ハヤカワ文庫SF)

『天の向こう側』(ハヤカワ文庫SF)所収
はるか下には緑の地球、そして上には星々が輝く大宇宙……赤道上空22000マイルの軌道上に浮ぶ宇宙ステーション内で働く人々の哀歓を、豊かな科学知識をもとにかろやかに謳いあげた、オムニバス形式のタイトル・ストーリイ「天の向こう側」、最新鋭のコンピューターを使い、たった9文字のラマ語で90億の神の名を書こうと企てる不思議なラマ僧たちの話「90億の神の御名」、英米ソ三国の月開発史を、ユーモアあふれる筆致で描いたオムニバス中篇「月に賭ける」など、巨匠アーサー・C・クラークが本格SFの真髄をあますところなく伝える、珠玉の14中短篇をここに収録!

フレデリック・ポール 『時の果ての世界』 1990

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
地球から20光年以上離れた人類初の植民惑星ニューマンホームをめざす恒星間宇宙船〈ニュー・メイフラワー〉。その途上、航宙士の息子ヴィクターは、父とともに人工冬眠からめざめさせられた。予期せぬ閃光星による光子の洪水のために、光子帆を使っている宇宙船の航宙士たちはコースの修正を余儀なくされたのだ。しかも、植民者たちの試練はそれだけでは終わらなかった……巨匠ポールが雄大な時空問を舞台に描く傑作!

ラリイ・ニーヴン 「待ちぼうけ」 1968

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

『太陽系辺境空域』(ハヤカワ文庫SF/2000)所収
海王星の軌道の外、太陽系辺境空域にあいついでおこる字宙船消失事件。貨物船が、軍用艦がいずこともなく姿を消す。はたして海賊のしわざか? これを冒険好きの連中が見すてておくわけがない。かくして一隻の宇宙船が太陽系辺境空域めざし、まっしぐらに進んでいく……最新の科学情報と独得の軽妙な語りくちで、宇宙航行をスリリングに描いた表題作をはしめ、金星上空で立往生してしまうサイボーグ宇宙船の頭脳と乗組員のやりとりを描く「地獄で立往生」など、ノウンスペース(既知空域)を舞台に、多彩な登場人物、種々の宇宙舶がくりひろげるさまざまなエピソード。

アーサー・C・クラーク 「メデューサとの出会い」 1971

太陽からの風 (ハヤカワ文庫SF)

『太陽からの風』(ハヤカワ文庫SF)所収
赤道上空22,000マイル。今、男たちは太陽ヨットレースのスタートラインに並んでいた。途方もなく大きな円形帆は、惑星間を吹く風を受けて、いっぱいにふくらんでいる。レース開始まであと3分。これから地球を2周してその加速で地球から脱出し太陽の風を背にまともに受けながら、月へむかうレースが始まる……男たちの夢とロマンをのせ、宇宙を疾駆する太陽ヨットレースを描いた「太陽からの風」をはじめ、木星の生命体とのファースト・コンタクトを扱った「メデューサとの出会い」など、独自の道を歩み続ける巨匠が、人類の未来と宇宙の姿を詳細に描きだした最新短篇集。

フレッド・ホイル 『暗黒星雲』 1957

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

法政大学出版局

グレゴリイ・ベンフォード 『輝く永遠への航海』 1995

輝く永遠への航海〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
機械生命に追われ銀河中心のブラックホールを包む領域に進入した人類の末裔、ビショップ族。その一員トビーは仲間とはぐれ、時空を素材に造られたエスティ空間に迷いこんだ。さまよう彼の前に出現したのはナイジェルと名乗る謎の男。この男こそが人類として初めて機械生命と接触し、以来三万年余も人類を見守ってきたのだ。機械生命に打ち克つ鍵を求め、トビーはナイジェルと共に知識の源「銀河系図書館」に赴くが……。

ロバート・L・フォワード 『竜の卵』 1980

竜の卵 (ハヤカワ文庫 SF 468)

ハヤカワ文庫SF
紀元前50万年,太陽系から50光年離れた星域で中性子星が誕生した。 超新星爆発の恐るべきエネルギーによって,秒速30キロ,すなわち一万年に一光年というかなりな固有運動を与えられた中性子星は,一路近くの隣人,太陽系へと向かったのである……。 そして2049年,探査宇宙船セントジョージ号は,<竜の卵>と名づけられたこの中性子星の周回軌道に乗り,観測を開始しようとしていた。 だが,直径20キロにみたぬこの中性子星上に,まさか知的生物が存在していようとは!? 最新の科学理論を駆使して,人類と中性子星人とのファースト・コンタクトを描く,ハードSFファン待望の書!

アーサー・C・クラーク 『2010年宇宙の旅』 1981

2010年宇宙の旅〔新版〕 (ハヤカワ文庫 SF) (文庫) (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
2010年、宇宙船アレクセイ・レオーノフ号はいま地球を旅立とうとしていた。10年前に遥か木星系で宇宙飛行士4人が死亡、1人が失踪した事件を調査し、遺棄された宇宙船ディスカバリー号を回収することがその任務だった。果たして真相は究明されるのか? そして、木星軌道にいまも浮かぶ謎の物体モノリスにはどんな奇怪な目的が秘められているのか……。前作を上回る壮大なスケールで全世界に興奮を巻き起こした傑作長篇。

SETI

「地球外知的生命体探査(SETI)」をウィキペディアで見る
H.G.ウェルズ 『宇宙戦争』 1895

宇宙戦争 (創元SF文庫)

創元SF文庫ほか
夜空に謎を秘めて怪しく輝く火星で、ある夜、白熱光を発するガス状の大爆発が観測された。これこそ六年後に世界を震撼させる大事件の前触れであった。イギリス諸州の人々は夜空を切り裂く流星群を目撃したが、それは単なる流星ではなかった。未知の物体は大音響とともに落下し、地中に埋まった物体の中から現われたのは、想像を絶する宇宙の怪物……V字型にえぐられた口、巨大な二個の目、のっぺりとした顔、無気味な触手をもった火星人たちであった。いまや、恐るベき火星人の地球侵略がはじまったのだ。

フレッド・ホイル+ジョン・エリオット 『アンドロメダのA』 1962

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
20世紀後半、イギリスが開発した世界最大の電波望遠鏡は、宇宙からの未知の電波信号を受信した! アンドロメダ座を発信源とするこの通信文の解読に成功した若き科学者フレミングは、通信内容に基づき超大型コンピューター建造を政府に要請した。完成されたコンピューターは次々と生命の謎を解き明かし、科学者たちを狂喜させた。だがその時すでに、それは人類の指令を無視し、独自に恐るべき活動を開始していた……謎の通信文を送ってきた異星生命体、彼らは、果たして何を目論んでいるのか? 世界的天文学者の手による、BBCで爆発的人気をよんだテレビシリーズの小説化!

石原藤夫 『銀河を呼ぶ声』 1967

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

『銀河を呼ぶ声』(徳間文庫)所収

スタニスワフ・レム 『天の声』 1968

天の声・枯草熱 (スタニスワフ・レム コレクション)

『天の声・枯草熱』国書刊行会
偶然捉えられた地球外からの信号を解読するために一流科学者たちのチームが結成された。しかし、信号のわずかな部分の情報からコロイド状の物質はつくり出すものの、事実を解明できぬまま、やがて計画全体が政治家の思惑に翻弄されていく…。大物数学者の遺稿というスタイルで人間の認識の限界をもあぶりだす長篇『天の声』と、ナポリで起きた中年男の連続怪死事件をめぐって、捜査の依頼を受けた「枯草熱」(花粉症のようなアレルギー)の元宇宙飛行士が、男たちの足跡をたどるうちに自ら予想外の出来事に巻き込まれていく確率論的ミステリをカップリング。かつてサンリオSF文庫に収録された後期レムを代表する二つの長篇をまとめて復刊。

アーサー・C・クラーク 『地球帝国』 1975

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
宇宙飛行に欠かせぬ水素を豊富に産出する土星の衛星タイタン。この極寒の地に、マケンジー一族は華麗なる一大王朝を築きあけていた。時は2276年、おりしも近づくアメリカ建国500年祭に、タイタン代表としてマケンジー一族三代目ダンカンか招聘されることとなった。太陽系全域に広かる植民地に対し、すべての面で絶対の優位を占める地球。その地球へ豪華客船で向かうダンカンには、祝典参加のみならず、王朝の存続を左右する密命が課せられていたのだったが……!?世界的巨匠が、該博な科学知識と真摯な哲学的洞察をまじえて、宇宙へ進出する人類の未来を謳いあげる傑作

ジョン・ヴァーリイ 『へびつかい座ホットライン』 1977

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF

ジョン・ヴァーリイ 《八世界》シリーズ
『へびつかい座ホットライン』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『残像』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『ブルー・シャンペン』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『スチール・ビーチ』ハヤカワ文庫SF [Amazon]

カール・セーガン 『コンタクト』 1985

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

新潮文庫
20世紀末のある日、ニューメキシコ砂漠の天文台が、奇妙な電波信号をキャッチした。それは厖大な素数系列で、発信源は26光年彼方のヴェガ系惑星と判明した。地球外知的生物からの電波探査機関〈アーガス〉の責任者エリーが、待ち望んだ瞬間だった。世界の専門家が協力しついに信号は映像化されたが、スクリーンに現われたのは、あまりにも意外な……。著名な天文学者の処女小説。



第1章 宇宙開発 第2章 医学 第3章 生命科学 第4章 コンピュータ/ロボット工学
第5章 情報/通信 第6章 エネルギー 第7章 環境 第8章 ファーアウト物理