金子隆一『新世紀未来科学』第1章 宇宙開発

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『新世紀未来科学』
八幡書店 2001
新世紀を迎えた現在――最先端科学、そして予想される未来科学のテクノロジーは、20世紀のSF文学によってすべて語り尽くされていると言っても過言ではない。本書は、SFという人類の文化的資産を再検証、それらに登場する科学技術をジャンル別に通観し、未来科学の展望を語るものである。併せて、実際の最先端科学がどこまでSFに追いついているのか、という疑問にも答える。SF(空想科学)と科学の境界線が曖昧な現在、誰もが待ち望んだ書である。

第1章 宇宙開発 第2章 医学 第3章 生命科学 第4章 コンピュータ/ロボット工学
第5章 情報/通信 第6章 エネルギー 第7章 環境 第8章 ファーアウト物理


軌道エレベータ

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小松左京 『果しなき流れの果に』 1966

果しなき流れの果に (ハルキ文庫)

ハルキ文庫
N大学理論物理研究所助手の野々村は、ある日、研究所の大泉教授とその友人・番匠谷教授から一つの砂時計を見せられる。それは永遠に砂の落ち続ける砂時計だった! 白亜紀の地層から出土されたというその砂時計のなぞを解明すべく発掘現場へと向かう一行だったが、彼らは知る由もなかった──その背後で十億年もの時空を超えた壮大な戦いが展開されていようとは。「宇宙」とは、「時の流れ」とは何かを問うSFの傑作。

アーサー・C・クラーク 『楽園の泉』 1978

楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
赤道上を地球の自転と同じ速さで動き、そのため同じ地点の上に永遠に止まっている同期衛星や宇宙ステーション。天体力学の法則によって物体が空に静止していられるものなら、そこからケーブルを地上にたらし、地球と宇宙空間とを結ぶエレベーターができないものだろうか?4万キロにおよぶ〈宇宙エレベーター〉―この壮大な夢を胸に、地球建設公社の技術部長ヴァニーヴァー・モーガンは、赤道上に浮かぶ美しい島国、タブロバニーへとやってきたのだが…。自らの夢の実現に向かって突き進む天才科学者の姿を見事に描く、巨匠クラークのヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞作!

チャールズ・シェフィールド 『星ぼしに架ける橋』 1979

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
世界最大の橋、台湾橋を建設したばかりの一流工学者ロブ・マーリンは、ロケット王レグロから台湾橋よりもさらに長大な橋の建設を依頼された。地上と静止軌道をつなぐ十万キロにも及ぶ宇宙エレベーターの建設だ。その計画を推進中ふとしたことからロブは20年来疑っていた両親の死因を解く手がかりをつかんだ。謎の生物ゴブリンとレグロのもとで働くモレルがそれを解く鍵らしい。ロブは建設をすすめながら、その秘密を探っていくが……!? 米宇宙航行学協会の会長をも務める科学者作家がその該博な知識を生かし、迫真の筆致で描きだした傑作。A.C.クラークの序文を収録。

エキゾチック・プロパルジョン

アーサー・C・クラーク 「太陽からの風」 1963

太陽からの風 (ハヤカワ文庫SF)

『太陽からの風』(ハヤカワ文庫SF)所収
赤道上空22,000マイル。今、男たちは太陽ヨットレースのスタートラインに並んでいた。途方もなく大きな円形帆は、惑星間を吹く風を受けて、いっぱいにふくらんでいる。レース開始まであと3分。これから地球を2周してその加速で地球から脱出し太陽の風を背にまともに受けながら、月へむかうレースが始まる……男たちの夢とロマンをのせ、宇宙を疾駆する太陽ヨットレースを描いた「太陽からの風」をはじめ、木星の生命体とのファースト・コンタクトを扱った「メデューサとの出会い」など、独自の道を歩み続ける巨匠が、人類の未来と宇宙の姿を詳細に描きだした最新短篇集。

ロバート・L・フォワード 『ロシュワールド』 1984

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
バーナード星系を通過中の無人探測機は、そこに二重惑星を発見した。わずか80キロの間隔で互いに回転しあう二重惑星ロシュワールド――その調査のため、レーザーにより推進・滅速する恒星間宇宙船が派遣された。寿命延長剤を服用した乗員は、ざまざまな目的に使用できる画期的なロボット“クリスマスブッシュ”とともに、6光年もの虚空をわたるのだ。出発から40年後、ついにロシュワールドに到着した調査隊はアンモニア水の海中で奇妙な異星人に遭遇するが……。科学者ならではの緻密な科学考証、前作『竜の卵』をもしのぐ壮大なスケールと大胆な仮説で描く傑作ハードSF。

ロバート・L・フォワード 『火星の虹』 1991

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
アメリカ宇宙軍が主体となった多国籍の国連火星遠征軍は、火星各地に築かれた新生ソヴィエト連邦の基地を急襲、占領に成功した。やがて、この遠征軍を率いていた双子の兄弟オーガスタスとアレクサンダーは、苛酷きわまりない環境の火星と人類の故郷である地球でそれぞれの道を進みはじめるが……。科学者作家フォワードが、最新の科学知識と理論を縦横にもちいて、火星の姿と火星植民の未来をいきいきと描きだすハードSF。

ポール・プロイス 『地獄への門』 1981

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
新暦206年、豪華客船〈フンボルト〉は、〈宇宙の多島海〉に散在するあらゆる世界に通じている二重ブラックホール系〈地球ステーション〉へあと数分のところまで接近していた。あとわずかで〈フンボルト〉は、軌道をまわるブラックホールを取り巻く時空渦動へダイヴィングし、一瞬にして地球から数十光年を隔てた惑星ダーウィンの近傍に出現する予定であった。だが最後の瞬間に、思いもよらぬ緊急事態が発生した。乗客の一人が通過の瞬間に着陸艇で脱出したのだ! いったいなぜこんな恐るべき危険を……『天国の門』につづいて期待の俊英が描く近未来ハードSF第二弾!

アーサー・C・クラーク 『地球帝国』 1975

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
宇宙飛行に欠かせぬ水素を豊富に産出する土星の衛星タイタン。この極寒の地に、マケンジー一族は華麗なる一大王朝を築きあけていた。時は2276年、おりしも近づくアメリカ建国500年祭に、タイタン代表としてマケンジー一族三代目ダンカンか招聘されることとなった。太陽系全域に広かる植民地に対し、すべての面で絶対の優位を占める地球。その地球へ豪華客船で向かうダンカンには、祝典参加のみならず、王朝の存続を左右する密命が課せられていたのだったが……!?世界的巨匠が、該博な科学知識と真摯な哲学的洞察をまじえて、宇宙へ進出する人類の未来を謳いあげる傑作

太陽系開発

ロバート・A・ハインライン 『月は無慈悲な夜の女王』 1965

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)

ハヤカワ文庫SF
時に西暦2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!流刑地として、また資源豊かな植民地として、地球に巨大な富をもたらしていた月世界。だが、月が人間にとって苛酷な土地であることに変りはなかった。横暴を極める行政府の圧制に対し、革命のための細胞を組織化し、独立運動の気運を盛り上げていったのは、コンピュータ技術士マニーと、自意識を持つ巨大なコンピュータ〈マイク〉。だが、かれら月世界人は一隻の宇宙船も、一発のミサイルも保有してはいなかったのだ!1968年度ヒューゴー賞受賞の栄誉に輝くハインラインの問題作!

アーサー・C・クラーク 『地球光』 1951

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
人類が宇宙へ進出して以来多くの年月が流れ、夢と冒険の時代はすでに過ぎ去っていた。かつて地球を飛び立った人類の子孫である惑星連合と地球政府は、重金属の輸出をめぐって対立し、いまや一触即発の危機にあった! しかもこの時、月基地から重要な科学情報のすべてが惑星連合へと流されるという事態が発生した。地球政府は、この人類同士の惑星間戦争を阻止すべく、秘密情報部員サドラーをスパイの潜む月基地の天文台へと単身潜入させたが……該博な科学知識を用いて綿密に描かれた月世界を舞台に、宇宙開発史における迫真のサスペンス・ドラマがここに展開する!

ロバート・A・ハインライン 『レッド・プラネット』 1949

レッド・プラネット (創元SF文庫)

創元SF文庫
高等教育を受けるためローエル・アカデミーの学生寮に入った火星開拓者の息子、ジムとフランクは、火星開発を司る火星カンパニーの総支局長たちの悪辣なたくらみを偶然耳にした。その知らせを携えて寮を抜け出し、親たちのいるサウス・コロニーへと急ぐふたり。地下に住む火星人の助けを借り、やっとコロニーにたどりついた彼らの話を聞いて、開拓者たちは憤った。日頃から無理難題を押しつけてくる火星カンパニーに対し、銃をとって立ちあがる日がついにきたのだ……。R.A.ハインラインの名作長編SF!

アーサー・C・クラーク 『火星の砂』 1951

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
地球-火星間定期航路が開設され、SF作家マーティン・ギブスンはその第一号宇宙船にルポライターとして乗りこんだ。今までに多くの宇宙英雄を作り出してきたマーティンではあったが、はじめて乗る本物の宇宙船のなかでは、彼も宇宙船酔い患者の一人にすぎなかった。しかも、その宇宙が彼の描いた小説とはまったく違っていたとは!着いた火星にはウエルズの火星人ならぬ生物がおり、金属のドーム都市が広がっている……そして、予期せぬ冒険と人生がマーティンを待っていた!火星を人類第二の故郷とするべく闘う人々の感動的姿を巨匠クラークがみごとに描きあげた傑作。

キム・S・ロビンスン 『レッド・マーズ』 1993

レッド・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)

創元SF文庫
人類は火星への初の有人飛行を成功させ、その後、無人輸送船で夥しい機材を送り出した。そしてついに2026年、厳選された百人の科学者を乗せ、最初の火星植民船が船出する。果てしなく広がる赤い大地に、彼らは人の住む街を創りあげるのだ。そして大気と水を。惑星開発に向けて前人未到の闘いが始まる。NASAの最新情報に基づく最高にリアルな火星SF。A・C・クラークが激賞!ネビュラ賞/英国SF協会賞受賞。

グレッグ・ベア 『火星転移』 1993

火星転移〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
人類が火星移民を始めて100年を経た22世紀後半。火星市民はナノテクを初めとする先端技術を適度にとりいれた共同体生活を謳歌していた。だが、火星が独立憲法の制定と政治的統一をめざしていたそのとき、母なる地球は密かな陰謀をめぐらしていた。テクノロジーの袋小路につきあたった地球の目的はただひとつ――独立にはやる火星を従属化、搾取すること!未曾有の動乱の嵐は、いままさに赤い惑星をまきこもうとしていた。ネビュラ賞受賞。

ラリイ・ニーヴン 《ノウンスペース》シリーズ

リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616))

『プタヴの世界』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『地球からの贈り物』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『中性子星』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『リングワールド』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『無常の月』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『プロテクター』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『太陽系辺境空域』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『不完全な死体』創元SF文庫 [Amazon]
『リングワールドふたたび』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『パッチワーク・ガール』創元SF文庫 [Amazon]
『リングワールドの玉座』早川書房 [Amazon]

フレデリック・ポール 《ゲイトウエイ》シリーズ

ゲイトウエイ (ハヤカワ文庫SF)

『ゲイトウエイ』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『ゲイトウエイ2』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『ゲイトウエイ3』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『ゲイトウエイ4』ハヤカワ文庫SF [Amazon]
『ゲイトウエイへの旅』ハヤカワ文庫SF [Amazon]

アーサー・C・クラーク 『地球帝国』 1975

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
宇宙飛行に欠かせぬ水素を豊富に産出する土星の衛星タイタン。この極寒の地に、マケンジー一族は華麗なる一大王朝を築きあけていた。時は2276年、おりしも近づくアメリカ建国500年祭に、タイタン代表としてマケンジー一族三代目ダンカンか招聘されることとなった。太陽系全域に広かる植民地に対し、すべての面で絶対の優位を占める地球。その地球へ豪華客船で向かうダンカンには、祝典参加のみならず、王朝の存続を左右する密命が課せられていたのだったが……!?世界的巨匠が、該博な科学知識と真摯な哲学的洞察をまじえて、宇宙へ進出する人類の未来を謳いあげる傑作

グレゴリイ・ベンフォード + デイヴィッド・ブリン 『彗星の核へ』 1986

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
2061年、エドマンド・ハレー号は、近日点通過のあと再び太陽系外へと向かうハレー彗星核とのランデブーに成功した。調査隊400人のメンバーは、これから彗星に乗って、約80年におよぶ調査研究の旅にでるのだ!地下における居住・研究施設の建設、旅のほとんどを隊員が眠ってすごすためのスリープ・スロット、および軌道制御用ランチャーの設置…。やるべき仕事は山のようにあった。だが、ほとんどの隊員が無事眠りにつき、第一当直が万事順調にスタートしたと思われたまさにその時、怖るべき災厄が隊員たちを襲った。現代米SF界を代表する二人による傑作ハードSF巨篇。

テラフォーミング

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ジョン・ミルトン 『失楽園』 1667

失楽園 上 (岩波文庫 赤 206-2)

岩波文庫ほか
「一敗地に塗れたからといって、それがどうしたというのだ? すべてが失われたわけではない」かつては神にめでられた大天使、今は反逆のとが故に暗黒の淵におとされたサタンは、麾下の堕天使の軍勢にむかってこう叱咤激励する。神への復讐はいかにして果さるべきか――。イギリス文学の最高峰に位する大長篇叙事詩の格調高く読みやすい現代語訳。

ジュール・ヴェルヌ 『地軸変更計画』 1889

地軸変更計画 (創元SF文庫)

創元SF文庫
189X年、アメリカ政府は北極の未踏査の地域を各国間で競売にかけるという突拍子もないことを思いついた。アメリカは北極実用化協会という謎の団体を代理人に立てるが、これこそは20年前、『月世界へ行く』で人類初の月旅行に挑んだ大砲クラブの仮の姿だった。みごと落札に成功した彼らだが―途方もない真の目的とは?大ヴェルヌが贈る、まさに驚天動地、奇想天外なSFの粋。

オラフ・ステープルドン 『Last and First Man』 1930



ジャック・ウイリアムスン 《シーティー》シリーズ



ロバート・A・ハインライン 『レッド・プラネット』 1949

レッド・プラネット (創元SF文庫)

創元SF文庫
高等教育を受けるためローエル・アカデミーの学生寮に入った火星開拓者の息子、ジムとフランクは、火星開発を司る火星カンパニーの総支局長たちの悪辣なたくらみを偶然耳にした。その知らせを携えて寮を抜け出し、親たちのいるサウス・コロニーへと急ぐふたり。地下に住む火星人の助けを借り、やっとコロニーにたどりついた彼らの話を聞いて、開拓者たちは憤った。日頃から無理難題を押しつけてくる火星カンパニーに対し、銃をとって立ちあがる日がついにきたのだ……。R.A.ハインラインの名作長編SF!

アーサー・C・クラーク 『火星の砂』 1951

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
地球-火星間定期航路が開設され、SF作家マーティン・ギブスンはその第一号宇宙船にルポライターとして乗りこんだ。今までに多くの宇宙英雄を作り出してきたマーティンではあったが、はじめて乗る本物の宇宙船のなかでは、彼も宇宙船酔い患者の一人にすぎなかった。しかも、その宇宙が彼の描いた小説とはまったく違っていたとは!着いた火星にはウエルズの火星人ならぬ生物がおり、金属のドーム都市が広がっている……そして、予期せぬ冒険と人生がマーティンを待っていた!火星を人類第二の故郷とするべく闘う人々の感動的姿を巨匠クラークがみごとに描きあげた傑作。

キム・S・ロビンスン 『レッド・マーズ』 1993

レッド・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)

創元SF文庫
人類は火星への初の有人飛行を成功させ、その後、無人輸送船で夥しい機材を送り出した。そしてついに2026年、厳選された百人の科学者を乗せ、最初の火星植民船が船出する。果てしなく広がる赤い大地に、彼らは人の住む街を創りあげるのだ。そして大気と水を。惑星開発に向けて前人未到の闘いが始まる。NASAの最新情報に基づく最高にリアルな火星SF。A・C・クラークが激賞!ネビュラ賞/英国SF協会賞受賞。

ロバート・L・フォワード 『火星の虹』 1991

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
アメリカ宇宙軍が主体となった多国籍の国連火星遠征軍は、火星各地に築かれた新生ソヴィエト連邦の基地を急襲、占領に成功した。やがて、この遠征軍を率いていた双子の兄弟オーガスタスとアレクサンダーは、苛酷きわまりない環境の火星と人類の故郷である地球でそれぞれの道を進みはじめるが……。科学者作家フォワードが、最新の科学知識と理論を縦横にもちいて、火星の姿と火星植民の未来をいきいきと描きだすハードSF。

恒星間飛行

ロバート・L・フォワード 「暗闇に溶けて」 1988

ロバート・A・ハインライン 『宇宙の孤児』 1963

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
人々は、森、農場、廃墟、迷路などがある〈船〉が世界のすべてと信じて、種族ごとに生活を営んでいた。だが、この〈船〉は、遠い昔に人類がはじめて送り出した恒星間宇宙船だったのだ!航行途上の反乱で航宙士のほとんどが死に絶え、長い年月のうちに〈船〉は中世的迷信の世界に変貌してしまっていた。しかし、ある日、一人の若者が〈船〉の中を探険しはじめ、真相を明らかにしようとするが……壮大無比な宇宙SF!

アーサー・C・クラーク 『宇宙のランデヴー』 1973

宇宙のランデヴー (ハヤカワ文庫 SF (629))

ハヤカワ文庫SF
西暦2130年、<スペースガード>のレーダー網に謎の物体が探知された。やがて、宇宙探測機が送ってきた映像によって、太陽系に突如現れたこの物体は自然のものではなく、直径40キロ、自転周期4分という巨大な円等型の金属物体であることが判明した。この事実は、全人類を騒然とさせた――長い間期待され恐れられてきた、宇宙からの最初の訪問者をついに迎えることになったからだ!“ラーマ”と命名されたこの人工惑星にエンデヴァー号が調査のために接近、苦心のすえランデヴーに成功し、ラーマ内部に侵入するが……ヒューゴー/ネビュラ両賞受賞に輝く巨匠の傑作SF!

クリス・ボイス 『キャッチワールド』 1975

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
西暦2015年、木星軌道上を周回している結晶状生命体の群れが発見された。だがその謎の生命体は、発見されるやいなや地球に対し恐るべき攻撃を開始したのだ! 人類は木星に決死隊を派遣、かろうじて全滅をまぬがれたが、その被害は甚大だった。それから40年、田村艦長ひきいる《憂国》号を含む報復艦隊が、いま地球を離れアルタイルめざし出撃の途についた。その星系こそ敵の故郷である可能性がもっとも大きかったからだ。もしアルタイルに敵がいるとすれば、なんとしてもその敵を絶滅し、地球人類の種としての生存を確保せねばならぬ……傑作ニュー・スペースオペラ登場!

ラリイ・ニーヴン 「路傍の神」 1969

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

『無常の月』(ハヤカワ文庫SF)所収
こんなに明るい月は見たこともなかった。昼のような明るさだ。木星もいつもより輝きを増している。惑星は太陽の光を受けて輝くもの。すると、ついに太陽がノヴァ化しつつあるのか? 街の様子は普段と変わりなかったが、人びとの胸には不吉な予感が秘められていた。はたして、どのような異変が……大規模な太陽面爆発による全地球的大災害を描き、ヒューゴー賞を受賞した表題作をはじめ、人間の臓器を売買する戦慄の未来社会を舞台にした「ジグソー・マン」、テレポーテーションの理論と実際を解説した「脳細胞の体操」など新鋭の多彩な才能をいかんなく発揮した傑作短篇集。

ラリイ・ニーヴン 『時間外世界』 1976

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF

グレゴリイ・ベンフォード 『星々の海をこえて』 1984

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF
ランサー号は急ごしらえの宇宙船だった。宇宙植民地のひとつとして改造された小惑星を国際宇宙局が接収、その内部にさらに多くの部屋と核融合噴射をつつみこめるデュラリス推力発生室をつけ加えたのだ。その目的は、宇宙からの謎の通信の発信源と思われるBD+36度2147番星を探査すること。8.1光年はなれた赤色矮星めざし亜光速で飛ぶこのランサー号には、かつて〈周辺の海〉で発見された異星のコンピュータと接触した経験を持つナイジェルも同乗していたのだが……俊英ベンフォードが、壮大なスケールと迫力ある筆致で描く、ファン待望の『夜の大海の中で』の続篇登場!

ポール・アンダースン 『タウ・ゼロ』 1970

タウ・ゼロ (創元SF文庫)

創元SF文庫
50人の男女を乗せ、32光年彼方のおとめ座ベータ星第三惑星をめざして飛びたった恒星船。だが不測の事態が発生する。生まれたばかりの小星雲と衝突し、その衝撃でバサード・エンジンの減速システムが破壊されたのだ。亜光速の船を止めることもできず、彼らはもはや大宇宙を果てしなく飛び続けるしかないのだろうか……? 現代SF史上に一時代を画したハードSFの金字塔登場。

宇宙改造

オラフ・ステープルドン 『スターメイカー』 1937

スターメイカー

国書刊行会
肉体の束縛を離脱した主人公は、時空を超え、太陽系の彼方へと宇宙探索の旅に出る。棘皮人類、共棲人類、植物人類など、奇妙な知性体が棲息する惑星世界。銀河帝国と惑星間戦争、生命の進化と諸文明の興亡。そこでは星々もまた、独自の生を営む生命体であった。そして、銀河という銀河が死滅する終末の時がやって来る。星々の精神と共棲体を築いた主人公は、至高の創造主「スターメイカー」を求めて旅立つが……。宇宙の発生から滅亡までを、壮大なスケールと驚くべきイマジネーションで描いた幻想の宇宙誌。そのあまりに冷たく美しいヴィジョンゆえに「耐えがたいほど壮麗な作品」(B・W・オールディス)と評された名作。

ラリイ・ニーヴン 『リングワールド』 1970

リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616))

ハヤカワ文庫SF
200歳の探検家ルイス・ウーは、ノウンスペースのありとあらゆる驚異を見つくしてしまっていた。だがその彼も、パペッティア人のネサスから見せられた一枚のホロには目をむいた。G2型恒星のまわりを、薄いリボン状の構築物がぐるりととりまいているのだ。誰が、何のために作ったのか?このリングワールドの謎を探るべく、ルイスは凶暴なクジン人の戦士、地球人の若い女性ティーラ・ブラウン、そしてネサスとともに、最新型の宇宙船に乗りこみ、壮大な冒険に旅立ったが……?! <ノウンスペース>シリーズのクライマックスを華麗に飾るヒューゴー、ネビュラ両賞受賞作品!

ラリイ・ニーヴン 『時間外世界』 1976

ロシュワールド (ハヤカワ文庫 SF (627))

ハヤカワ文庫SF

スティーヴン・バクスター 『虚空のリング』 1994

虚空のリング〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハヤカワ文庫SF
3953年。人類はワームホール・テクノロジーの開発により、着々と版図を拡大しつつあった。ところが、太陽をはじめとする主系列星に思わぬ異常が発見された! 恒星の進化過程が何百倍にも加速され、恐るべきスピードで銀河が老化しているのだ。このままでは、遠からず宇宙は死滅してしまう! この異変の謎を探るべく、最新鋭の宇宙船「グレート・ノーザン」が、ワームホールを利用して五百万年後の未来へと旅立つが……。



第1章 宇宙開発 第2章 医学 第3章 生命科学 第4章 コンピュータ/ロボット工学
第5章 情報/通信 第6章 エネルギー 第7章 環境 第8章 ファーアウト物理