パトリシア・A・マキリップ著作リスト

Bibliography

1973

The House on Parchment Street
The Throme of the Erril of Sherril

1974

The Forgotten Beasts of Eld

妖女サイベルの呼び声 (ハヤカワ文庫 FT 1)

「妖女サイベルの呼び声」佐藤高子訳 ハヤカワ文庫 1979
あらゆる謎の答を知っている猪、玄妙不可思議な魔力を持つ黒猫、七人の男を八つ裂きにした青い眼の隼、そして黄金の番人である竜――これら先祖の魔術師が呼び集めた幻獣と共に、四代目魔術師サイベルは、エルド山奥深く魔術の修行に励んでいた。ところが、赤児を連れた騎士の出現に、サイベルの運命は狂い始める。その赤児こそ、彼女の甥であり、しかも、エルドウォルド国の王子なのだ! 陰謀渦巻く王位継承の戦いに巻き込まれて、人の世の愛と憎しみを知り始めるサイベルの心理を、モダン・ファンタジイの俊英が描く世界幻想文学大賞受賞作!
世界幻想文学大賞長篇部門(1975年)受賞

1976

The Riddle-Master of Hed

星を帯びし者 (ハヤカワ文庫 FT 9 イルスの堅琴 1)

〈イルスの竪琴〉シリーズ
「星を帯びし者」脇明子訳 ハヤカワ文庫 1979
何世紀にもわたり、人々の命を奪ってきた謎かけ試合。この恐るべき試合で、ヘド国の領主モルゴンは勝利者として王冠を手に入れた。だが数ヵ月後、謎の竪琴弾きの出現により、王冠に秘められた誓いが明らかにされた――王冠を勝ちとった者は、アン国の王女を妻に出来るというのだ! 予期せぬ出来事に動揺しながらも、モルゴンは竪琴弾きと共にアン国へと旅立つ。同時に、彼の額に浮かぶ三つの星の謎をめぐり、太古の邪悪な力が蠢き始めていた……!? 謎と魔法が支配する世界を舞台に繰り広げられる〈イルスの竪琴〉三部作いよいよ開幕!

The Night Gift

1977

Heir of Sea and Fire

海と炎の娘 (ハヤカワ文庫 FT 21 イルスの堅琴 2)

〈イルスの竪琴〉シリーズ
「海と炎の娘」脇明子訳 ハヤカワ文庫 1980
おのれの名にまつわる謎を解明すべく、偉大なる者をたずねてエーレンスター山へ旅立ったモルゴン。だが、その後ようとして彼の行方は知れず、はや一年の月日が流れた。エーレンスター山で彼の身に何が起こったのか? 彼の帰還を待ち侘びる人々は謎に翻弄され、次第に不安の虜と化していった。そんなある日、モルゴンの婚約者レーデルルのもとに、凶報がもたらされた――すでにモルゴンは何者かによって殺害されていたのだ! 沈痛な想いを胸に事の真相を見出さんと、彼女もまたエーレンスター山への旅路を辿り始めるが……。好評シリーズ第二弾!

1979

Harpist in the Wind

風の竪琴弾き (ハヤカワ文庫 FT 34 イルスの堅琴 3)

〈イルスの竪琴〉シリーズ
「風の竪琴弾き」脇明子訳 ハヤカワ文庫 1981
魔法使いの学校の創立者にして偉大なる者ギステスルウクルオームを倒さんがため、古えの魔法使いたちがランゴルドの都に集い来たるという。この噂を耳にするや、アン国の平穏な日々を後にモルゴンとレーデルルは、一路ランゴルドへと旅立った。だが、二人を待ち受けていたのは、竪琴弾きデスの陰謀だった。しかも、デスの背後には、またしても偉大なるものが……!? なぜ、かくも執拗にかれらは、モルゴンとレーデルルの行手を妨げるのか? はたまた、かれらの真の正体とは? 謎は謎を孕みつつ、物語はめまぐるしく流転し意外な結末を迎える!
ローカス賞ファンタジイ長篇部門(1980年)受賞

1982

Stepping from the Shadows
The Quest of the Riddlemaster

1984

Moon-Flash

ムーンフラッシュ (ハヤカワ文庫FT)

「ムーンフラッシュ」佐藤高子訳 ハヤカワ文庫 1987
〈十四の滝〉の向こうには何もない。なぜなら、そこが世界の涯てだから。森と河を中心とする、原始的かつ平和な暮らしを営む人々はそう信じていた。少女カイレオールただ一人をのぞいては。世界は〈屏風岩〉で始まり〈十四の滝〉で終わってしまうほどちっぽけなものなの?それじゃ、世界ってどんな形?河はどこへ流れて行くの?いつしかこれらの疑問を抑えきれなくなったカイレオールは、古来の習慣に従って婚約したにもかかわらず、ついに河を下る禁断の旅に出るが…。〈イルスの竪琴〉三部作の著者が五年ぶりに発表したファンタジイ。

1985

The Moon and the Face

ムーンドリーム (ハヤカワ文庫FT)

「ムーンドリーム」佐藤高子訳 ハヤカワ文庫 1988
世界の涯てには何がある? そんな思いに駆られて、原始的な〈河世界〉から禁断の旅に出たカイレオールとタージェ。彼らがたどり着いたのは、〈河世界〉とはまったく異なる高度な文明を営むドーム・シティだった。それから四年後、二人はシティで訓練を積み、未開文明を研究する視察員となっていた。タージェは故郷の〈河世界〉の監視、カイレオールは他の惑星の小規模な文明の調査を命じられた。だが、不安と期待に彩られた初任務を遂行する二人の行手には、それぞれ思いもしなかった事態が待ち受けていた! 待望『ムーンフラッシュ』の続篇。

1987

Fool's Run

1988

The Changeling Sea

チェンジリング・シー (ルルル文庫)

「チェンジリング・シー」柘植めぐみ訳 小学館ルルル文庫 2008
海で父を失った少女ペリは、海に執着する王子キールに出会い、どこか親近感を覚える。ある時ペリがキールに頼まれるまま、見よう見まねの「呪い」を海に流すと、黄金の鎖をかけられた海竜が現れた!さらには、その騒ぎの中に現れた謎の魔法使いリョウの魔法から、思いもよらぬ出来事がおこり…!?さまざまな形で海に心を捕らわれた少年少女たちの解放を描く幻想ファンタジー。

1991

The Sorceress and the Cygnet

女魔法使いと白鳥のひな (創元推理文庫)

「女魔法使いと白鳥のひな」大友香奈子訳 創元推理文庫 2010
“道の民”の青年コールは沼地に囚われた仲間を脱出させようと、天から降ってきた小さな黒い家の扉をくぐる。そこで彼に取引をもちかけたのは、なんと昔語りの星座“黄金の王”。さらに沼地の魔女と呼ばれる、“ロウ王国”の女王の末娘ニクスがコールを手伝うことに。コールの探索が、王国の真髄をゆさぶる。幻想の歌い手マキリップが遊び唄に込めた、珠玉のファンタジー二部作開幕。

1993

The Cygnet and the Firebird

白鳥のひなと火の鳥 (創元推理文庫)

「白鳥のひなと火の鳥」大友香奈子訳 創元推理文庫 2010
ロウ王国の女王が住む“ロウ・ハウス”は、会議に集まってきた各領地の代表で混乱していた。さらに会議のさなかに、謎の魔法使いが館の護りを破って忍びこみ、翌日には火の鳥が飛来。彼らの目的は?謎を追って“白鳥のひな”の継承者ニクスと守護者メグエットは、砂漠と魔法とドラゴンの国に足を踏み入れる。名手マキリップが贈る不思議な物語『女魔法使いと白鳥のひな』続編。

1994

Something Rich and Strange

1995

The Book of Atrix Wolfe

1996

Winter Rose

冬の薔薇 (創元推理文庫)

「冬の薔薇」原島文世訳 創元推理文庫 2009
ロイズは人には見えないものを視る目をもつ、風変わりな少女。ある日彼女は森の泉のほとりで、ひとりの若者が光の中から歩み出てくるのを見た。若者の名はコルベット、呪われていると噂され、廃墟になっているリン屋敷の跡取りだという。ロイズは魅了されたかのように呪いの正体を探るが…。幻想の紡ぎ手マキリップが民間伝承をもとに織り上げた、こよなく美しいファンタジー。

1998

Song for the Basilisk

バジリスクの魔法の歌 (創元推理文庫)

「バジリスクの魔法の歌」原島文世訳 創元推理文庫 2010
焼きつくされたトルマリン宮。ひとり生き延びた幼子は探索を逃れ、身内の手で辺境の吟遊詩人学校に預けられた。月日がすぎ、都ではグリフィンことトルマリン家を滅ぼした、バジリスクの家が権勢をふるっていた。水面下で反撃の機をうかがうトルマリンの残党。一方、辺境の学校にグリフィンと名乗る若者が現れたことから、運命の歯車がまわりはじめる。名手が奏でる復讐の物語。

2000

The Tower at Stony Wood

2002

Ombria in Shadow

影のオンブリア (ハヤカワFT)

「影のオンブリア」井辻朱美訳 ハヤカワ文庫 2005
オンブリア―それは世界でいちばん古く、豊かで、美しい都。そこはまた、現実と影のふたつの世界が重なる街。オンブリアの大公ロイス・グリーヴの愛妾リディアは、大公の死とともに、ロイスの大伯母で宮廷を我が物にしようとたくらむドミナ・パールにより宮殿から追いやられる。だがそれはふたつの都を揺るがす、怖るべき陰謀の幕開けにすぎなかった…2003年度世界幻想文学大賞に輝くマキリップの傑作ファンタジイ。

2003

In the Forests of Serre

2004

Alphabet of Thorn

茨文字の魔法 (創元推理文庫)

「茨文字の魔法」原島文世訳 創元推理文庫 2009
レイン十二邦を統べる王の宮殿。その下にある王立図書館で、捨て子だったネペンテスは育った。ある日、魔法学校の学生から預かった一冊の本。そこに茨のような謎めいた文字で綴られていたのは、かつて世界を征服した王と魔術師の古い伝説だった。おりしも年若い女王の即位に揺れるレイン十二邦は、次第に運命の渦に巻き込まれていく。名手マキリップが織りなす、謎と伝説の物語。

2005

Od Magic

オドの魔法学校 (創元推理文庫)

「オドの魔法学校」原島文世訳 創元推理文庫 2008
孤独な青年ブレンダンのもとに、オドと名のる女巨人が訪れた。魔法学校の庭師になってほしいというオドの求めに応じたブレンダンだったが、慣れない都の生活になかなかなじめない。一方王と顧問官たちは、歓楽街で興行する魔術師の噂に神経をとがらせていた。件の魔術師はただの興行師か、それとも本物の魔法使いなのか。幻想の紡ぎ手マキリップの謎と魔法に満ちたファンタジー。

Harrowing the Dragon*

ホアズブレスの龍追い人 (創元推理文庫)

「ホアズブレスの龍追い人」大友香奈子訳 創元推理文庫 2008
龍が生み出す冬に封じ込められた、黄金と氷の街にやってきた龍追い人。古い血を誇る大領主のもとに派遣された、若き吟唱詩人がくだした決断。きれいなものに目がない醜いトロールが出合った、世にも美しいバラ。ドラゴンにさらわれた、女王お気に入りのハープ奏者を捜す、五人の女戦士の冒険…。ファンタジーの名手マキリップの、綺羅星のごとき15の物語を収めた贅沢な短編集。

2006

Solstice Wood

2008

The Bell at Sealey Head

2010

The Bards of Bone Plain


Web Links

  1. ウィキペディア
  2. Internet Speculative Fiction Database