スタニスワフ・レム著作リスト

1946

Man From Mars / Człowiek z Marsa

1948

Hospital of the Transfiguration / Szpital Przemienienia

1951

The Astronauts / Astronauci

金星応答なし (ハヤカワ文庫 SF 417)

「金星応答なし」桜井正寅訳 ハヤカワSFシリーズ 1961
「金星応答なし」沼野充義訳 ハヤカワ文庫 1981
「死の金星都市」秋田義夫訳 岩崎書店(少年少女宇宙科学冒険全集) 1962
Movie「金星ロケット発進す」MILCZACA GWIAZDA, 1959(東独・ポーランド)
監督:クルト・メーツィヒ、出演:谷洋子、オルドリッチ・ルークス、イグナーチ・マホフスキー

1955

The Magellanic Cloud / Obłok Magellana
Sezam

1957

Dzienniki gwiazdowe

泰平ヨンの航星日記〔改訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF レ 1-11)

「泰平ヨンの航星日記」袋一平訳 ハヤカワSFシリーズ 1967
「泰平ヨンの航星日記」深見弾訳 ハヤカワ文庫 1980
「泰平ヨンの航星日記」深見弾/大野典宏訳 ハヤカワ文庫 2009
隕石と衝突し、突如操舵不能になった宇宙船。しかも悪いことは重なるもので、なんと船はピンケンバヒヤ重力渦に突入、時間の流れがめちゃくちゃになった結果、月曜日の私からはじまって火曜、水曜、木曜…と無数の私が出現!てんやわんやの大騒動に…広大無辺の大宇宙を旅する泰平ヨンが出会うさまざまな奇想天外・珍無類のできごとを、東欧SF界の巨星レムが奔放な筆致で描きあげた連作短篇集、待望の改訳決定版。
「泰平ヨンの回想記」深見弾訳 ハヤカワ文庫 1981
「ヨン博士の航星日記」袋一平訳 集英社(ジュニア版世界のSF) 1970

1959

The Invasion from Aldebaran / Inwazja z Aldebarana
The Investigation / Śledztwo

捜査 (ハヤカワ文庫 SF 306)

「捜査」深見弾訳 ハヤカワ文庫 1978

Eden

エデン (ハヤカワ文庫SF)

「エデン」小原雅俊訳 早川書房/海外SFノヴェルズ 1980/ハヤカワ文庫 1987
惑星エデン―宇宙空間に巨大なオパールのしずくのように煌めくその星に、6人の地球人科学者を乗せた宇宙探査船が不時着した。だが、地表で彼らが見たものは、巨大な生体オートメーション工場と、その大量の廃棄物、そしてエデン人の累々たる死骸の堆積だった。一つの個体が労働部分と思考部分に分かれた複体生物であるエデン人に、いったい何が起こっているのか?地球人科学者はエデンの人との知的接触をはかろうと試みるのだが…。未知なるものとの出会いを豊かな想像力と哲学的視点から描き、『ソラリスの陽のもとに』『砂漠の惑星』とともに三部作を築きあげる問題作。

1961

Mortal Engines / Bajki robotów

ロボット物語 (ハヤカワ文庫SF)

「ロボット物語」深見弾訳 ハヤカワ文庫 1982

Return from the Stars / Powrót z gwiazd

星からの帰還 (ハヤカワ文庫 SF 244)

「星からの帰還」吉上昭三訳 集英社(ワールド・ベストセラーズ) 1968/ハヤカワ文庫 1977/集英社 1980

Solaris

ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)

「ソラリスの陽のもとに」飯田規和訳 ハヤカワSFシリーズ 1965/早川書房(世界SF全集) 1968/ハヤカワ文庫 1977
「ソラリス」沼野充義訳 国書刊行会(スタニスワフ・レムコレクション) 2004
惑星ソラリスを探査中のステーションで異変が発生した。謎の解明のために送りこまれた心理学者ケルヴィンの目の前に自殺した恋人ハリーが姿を現し、彼はやがて悪夢のような現実と甘やかな追憶に翻弄されていく。人間とはまるで異質な知性体であるソラリス。そこには何らかの目的が存在するのだろうか。コンタクト―地球外の知性体との遭遇について描かれた、最も哲学的かつ科学的な小説。広大無辺な宇宙空間において、理解不能な事象と愛の記憶に直面し、人は何をすべきか。タルコフスキーとソダーバーグによって映画化された新世紀の古典、ポーランド語原典からの新訳版。
野田昌宏『SFを極めろ! この50冊』
惑星ソラリス [DVD] Movie「惑星ソラリス」SOLARIS, 1972(ソ連)
監督:アンドレイ・タルコフスキー、出演:ナターリヤ・ボンダルチュク、ドナタス・バニオニス、ユーリ・ヤルヴェット
ソラリス (特別編) [DVD] Movie「ソラリス」SOLARIS, 2002(米)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ、出演:ジョージ・クルーニー、ナターシャ・マケルホーン、ジェレミー・デイヴィス

Memoirs Found in a Bathtub / Pamiętnik znaleziony w wannie

浴槽で発見された日記 (1980年)

「浴槽で発見された日記」深見弾訳 集英社 1980
「浴槽で発見された手記」村手義治訳 サンリオSF文庫 1983

1964

The Invincible / Niezwyciężony

砂漠の惑星

「砂漠の惑星」飯田規和訳 早川書房(世界SF全集) 1968/ハヤカワ文庫 1977
6年前に消息をたった宇宙巡洋艦コンドル号捜索のため“砂漠の惑星”に降り立った無敵号が発見したのは、無残に傾きそそりたつ変わり果てた船体だった。生存者なし。攻撃を受けた形跡はなく、防御機能もそのまま残され、ただ船内だけが驚くべき混乱状態にあった。果てなく続く風紋、死と荒廃の風の吹き抜ける奇怪な“都市”、貞察機を襲う“黒雲”、そして金属の“植物”…探検隊はこの謎に満ちた異星の探査を続けるが。

1966

Wysoki Zamek

高い城・文学エッセイ (スタニスワフ・レム コレクション)

「高い城/文学エッセイ」沼野充義訳 国書刊行会(スタニスワフ・レムコレクション) 2004
発明と読書と秘密文書作成に明け暮れた、恐るべき子供時代の記憶と、SF・構造主義・文学等をめぐる大胆かつ精密な議論&エッセイ。作家レム誕生前史とその思考を示す、レム・ワールドのふたつの極地。

1967

The Cyberiad / Cyberiada

宇宙創世記ロボットの旅 (ハヤカワ文庫 SF 203)

「宇宙創世期ロボットの旅」吉上昭三/村手義治訳 集英社 1973/ハヤカワ文庫 1976/集英社 1980

1968

His Master's Voice / Głos pana

天の声・枯草熱 (スタニスワフ・レム コレクション)

「天の声」深見弾訳 サンリオSF文庫 1982
「天の声・枯草熱」深見弾/沼野充義/吉上昭三訳 国書刊行会(スタニスワフ・レムコレクション) 2005
偶然捉えられた地球外からの信号を解読するために一流科学者たちのチームが結成された。しかし、信号のわずかな部分の情報からコロイド状の物質はつくり出すものの、事実を解明できぬまま、やがて計画全体が政治家の思惑に翻弄されていく…。大物数学者の遺稿というスタイルで人間の認識の限界をもあぶりだす長篇『天の声』と、ナポリで起きた中年男の連続怪死事件をめぐって、捜査の依頼を受けた「枯草熱」(花粉症のようなアレルギー)の元宇宙飛行士が、男たちの足跡をたどるうちに自ら予想外の出来事に巻き込まれていく確率論的ミステリをカップリング。かつてサンリオSF文庫に収録された後期レムを代表する二つの長篇をまとめて復刊。

1969

Opowiadania

すばらしきレムの世界 1 (講談社文庫)

「すばらしきレムの世界1」深見弾訳 講談社文庫 1980
「すばらしきレムの世界2」深見弾訳 講談社文庫 1980

1971

Ze wspomnień Ijona Tichego; The Futurological Congress / Kongres futurologiczny

「泰平ヨンの未来会議」深見弾訳 集英社(ワールドSFシリーズ) 7 1984

Ze wspomnień Ijona Tichego; Professor A. Dońda
A Perfect Vacuum / Doskonała próżnia

完全な真空 (文学の冒険シリーズ)

「完全な真空」沼野充義/工藤幸雄/長谷見一雄訳 国書刊行会(文学の冒険) 1989

1973

Opowieści o pilocie Pirxie

宇宙飛行士ピルクス物語(上) (ハヤカワ文庫SF)

「宇宙飛行士ピルクス物語」深見弾訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1980/ハヤカワ文庫 2008
宇宙飛行士養成学校の訓練生として、ピルクスがはじめて単独での宇宙飛行に挑んだ顛末を描く「テスト」、月の観測基地に連続して起こった惨事に隠されていた、人間と機械とのドラマを語る「条件反射」、隕石落下事故により人工頭脳に障害をきたして殺人機械と化したロボットとの死闘「狩り」など、巨星レムがシリアスな設定のなかにも、アイロニーとユーモアをまじえて、大宇宙に生きる男の冒険の数々を描いた傑作連作短篇集。
Movie「ピルクスの審問」, 1979(ソ連・ポーランド)
監督:マレク・ペストラク、出演:ウラジミール・イワショフ

Imaginary Magnitude / Wielkość urojona

虚数 (文学の冒険シリーズ)

「虚数」長谷見一雄/沼野充義/西成彦訳 国書刊行会(文学の冒険) 1998
人体を透視することで人類を考察する「死の学問」の研究書『ネクロビア』バクテリアに英語を教えようとして、その予知能力を発見したアマチュア細菌学者が綴る「バクテリア未来学」の研究書『エルンティク』人間の手によらない文学作品「ビット文学」の研究書『ビット文学の歴史』未来を予測するコンピュータを使って執筆されている、「もっとも新しい」百科事典『ヴェストランド・エクステロペディア』の販売用パンフレット。人智を越えたコンピュータGOLEM 14による人類への講義を収めた『GOLEM 14』様々なジャンルにまたがるこれら5冊の「実在しない書物」の序文とギリシャ哲学から最新の宇宙物理学や遺伝子理論まで、人類の知のすべてを横断する『GOLEM 14』の2つの講義録を所収。架空の書評集『完全な真空』に続き、20世紀文学を代表する作家のひとりであるレムが、想像力の臨界を軽々と飛び越えて自在に描く「架空の書物」第2弾!知的仕掛けと諧謔に満ちた奇妙キテレツな作品集。

1975

Katar / The Cold

天の声・枯草熱 (スタニスワフ・レム コレクション)

「枯草熱」吉上昭三/沼野充義訳 サンリオSF文庫 1979
「天の声・枯草熱」深見弾/沼野充義/吉上昭三訳 国書刊行会(スタニスワフ・レムコレクション) 2005
偶然捉えられた地球外からの信号を解読するために一流科学者たちのチームが結成された。しかし、信号のわずかな部分の情報からコロイド状の物質はつくり出すものの、事実を解明できぬまま、やがて計画全体が政治家の思惑に翻弄されていく…。大物数学者の遺稿というスタイルで人間の認識の限界をもあぶりだす長篇『天の声』と、ナポリで起きた中年男の連続怪死事件をめぐって、捜査の依頼を受けた「枯草熱」(花粉症のようなアレルギー)の元宇宙飛行士が、男たちの足跡をたどるうちに自ら予想外の出来事に巻き込まれていく確率論的ミステリをカップリング。かつてサンリオSF文庫に収録された後期レムを代表する二つの長篇をまとめて復刊。

1981

Golem XIV
The Best of Stanislaw Lem

レムの宇宙カタログ (1981年)

「レムの宇宙カタログ」沼野充義/他訳 大和書房 1981

1982

Observation on the Spot / Wizja lokalna

泰平ヨンの現場検証 (ハヤカワ文庫 SF 532)

「泰平ヨンの現場検証」深見弾訳 ハヤカワ文庫 1983

1986

Fiasco / Fiasko

FIASKO‐大失敗 (スタニスワフ・レムコレクション)

「大失敗」久山宏一訳 国書刊行会(スタニスワフ・レムコレクション) 2007
土星の衛星タイタンにおける救出任務の最中に遭難した宇宙飛行士パルヴィスは、自らをガラス固化して22世紀に蘇生する。地球外知的生命体探査に旅立つ宇宙船エウリディケ号に乗り込んだ彼は、最先端の自然科学者やカトリックの神父らとともに、知的生命体が存在する可能性のある惑星クウィンタを目指す。やがて、光を超える旅の彼方に彼らが見たものは、地球とは別種の進化を遂げた文明の姿だった。不可避の大失敗を予感させつつ、文明の「未来」を思考したレム最後の神話的長篇。

1986

Library of 21st Century / Biblioteka XXI wieku

1987

Peace on Earth / Pokój na Ziemi

1996

The Riddle / Zagadka

2001

The Fantastical Lem / Fantastyczny Lem