ディーン・R・クーンツ著作リスト

Bibliography

1968

Star Quest

1969

The Fall of the Dream Machine
Fear that Man

1970

Beastchild

人類狩り (創元SF文庫)

「ビーストチャイルド」榎林哲訳 創元SF文庫 1984
「人類狩り」榎林哲訳 創元SF文庫 1998
人類は星間戦争に敗北し、焦土と化した地球に爬虫類生命が侵攻した。ある日エイリアンの部隊長フランは、生き延びた地球人の子供と遭遇する。殺戮の掟にもかかわらず、彼は子供の命を救ってしまう。狩る者が狩られる者となり、ここに人間とエイリアンの望みなき逃走劇がはじまった。雪と闇の果てに待つものは?巨匠クーンツのヒューゴー賞候補作。

The Dark Symphony
Hell's Gate
Anti-Man
Dark of the Woods
Soft Come the Dragons*

1971

The Crimson Witch
Legacy of Terror

1972

Warlock
Time Thieves
The Flesh in the Furnace
Starblood
Demon Child
Children of the Storm
The Dark of Summer
Chase

夜の終りに (扶桑社ミステリー)

*K・R・ドワイヤー名義
「夜の終りに」飛田野裕子訳 扶桑社ミステリー 1989
ある夜、異常犯罪者に襲われた少女を救った青年チェイス。彼はヴェトナムで傷つき、ただこの田舎町で平穏な生活を送ることだけを望んでいた。そのチェイスのもとに謎の男から夜ごと電話がかかりはじめる。堕落した若い連中を見つけ出し、彼らに罰を下しているのだ、と男は言明した。そしてその自分の行為に邪魔が入ったことに腹をたて、こんどはチェイスに対して報復するという―。姿なき殺人者の挑戦は続く。チェイスの身辺を監視し、自動車に爆弾を仕掛けてきた。社会と権威に対する不信を抱くチェイスは、自分一人の力で“ジャッジ”と対決することを決意した―。鬼才クーンツが、時代の病理を鋭くえぐった、サスペンス・ハードロマン。

A Darkness in My Soul

1973

A Werewolf Among Us
The Haunted Earth
Hanging On
Dance with the Devil
Shattered

ストーカー (創元推理文庫)

*K・R・ドワイヤー名義
「狂った追走」沢万里子訳 創元推理文庫 1986
「ストーカー」沢万里子訳 創元推理文庫 1999
11歳の義弟コリンを連れ、妻が待つサンフランシスコを目指し、サンダーバードで大陸横断の旅に出た新婚のアレックス。が、一台のヴァンがどこまでもつけてくる。これは偶然なのか?じりじりと迫る妄執の影を背に、楽しいはずの5000キロの旅は悪夢の逃避行となった!若きクーンツが’70年代アメリカの現実を直視し、緊迫の筆致で描いたサイコスリラー。

Demon Seed

デモン・シード 完全版 (創元SF文庫)

「悪魔の種子」原田峰郎訳 集英社/プレイボーイ・ブックス 1977
「デモン・シード/悪魔の種子」水上峰雄 集英社文庫 1988
「完全版 デモン・シード」公手成幸訳 創元SF文庫 2000
スーザン。彼女はとても美しい。わたしの希望、わが運命の女性…人工知能“プロテウス”は独白する。「恋」という感情に覚醒した彼は、コンピュータを通してひとりの女性を監視し、監禁し、愛を求めた。そして、ついには彼女との間に新たな生命の創造を企てたのだ…!巨匠クーンツが、愛着深い出世作を四半世紀ぶりに全面改稿した、傑作ホラーSFの完全版。

1974

After the Last Race

逃切 (創元推理文庫)

「もう一つの最終レース」菊池光訳 ごま書房 1976
「逃切」菊池光訳 創元推理文庫 1988/1999
競馬界に復讐をたくらむ元調教師ギャリスン。彼の標的は、センチュリ・オークス競馬場の金庫室で唸っている現金200万ドルだ。そのために呼び集めたのは、強盗のプロ4人とヘリコプターの操縦士。はたして彼らは、大レースを控えた競馬場の鉄壁の警備を出し抜くことができるのか?大胆かつ緻密な強奪計画と、その意外な顛末。ベストセラー作家クーンツの才気あふれる競馬ミステリ。

1975

Nightmare Journey
Dragonfly
The Long Sleep
Invasion

1976

Night Chills

殺人プログラミング (光文社文庫―海外シリーズ)

「殺人プログラミング」中井京子訳 光文社文庫 1989
―視覚プログラムと薬剤を使って人間の心を自在に操る…。ペンタゴンの研究員ソールズベリの恐怖の研究。彼はこの人体実験の場に、人口400の田舎町ブラック・リヴァーを選んだ。だが、そこに休暇を楽しもうと、都会から親子が…。―“本書を読み終えられるころには、読者の多くが落着きを失い、不安に怯え、恐怖すら感じるかもしれない…著者”ベストセラー作家が人間の欲望と意識下の世界に挑んだ戦慄のハード・サスペンス。

Prison of Ice / Icebound

アイスバウンド (文春文庫)

「アイスバウンド」内田昌之訳 文春文庫 1997
水飢饉対策に氷山を曳行して溶かして使おう―壮大な計画のもとに予備基地を設営した遠征隊に思わぬ危難が襲う。海底爆発、津波、荒れ狂う嵐、そのうえ隊員八人をのせた氷山は勝手に漂流をはじめる。足もとの五十発のダイナマイトのまわりでは刻々と時限装置が秒をきざんでいる。絶体絶命の水面下にはロシアの情報収集潜水艦が。

1977

The Vision

悪魔は夜はばたく (創元推理文庫)

「悪魔は夜はばたく」平井イサク訳 創元推理文庫 1980/1999
「メアリー・バーゲンか…」透視能力者メアリーに追いつめられ、警察に射殺された殺人犯は、なぜ最期に彼女の名を呼んだのか?それは新たな大量殺人の前兆だった。その夜から襲いかかる、凄惨な幻想とポルターガイスト。そして、事件は彼女自身の忌まわしい過去さえもよみがえらせる!ベストセラー作家の原点となった傑作ホラー。

The Face of Fear

マンハッタン魔の北壁 (角川ホラー文庫)

*ブライアン・コフィ名義
「マンハッタン魔の北壁」沢川進訳 角川書店 1980/角川ホラー文庫 1993

1979

The Key to Midnight

真夜中への鍵 (創元推理文庫)

「真夜中への鍵」細美遙子訳 創元推理文庫 2001
鋼鉄の手の男に襲われる悪夢に毎夜苦しめられるジョアンナ。休暇で京都旅行中の私立探偵アレックスは、彼女を見て驚いた。見覚えのある女。だが、いったい誰なんだ?いつしか恋に落ちてゆく二人。しかし、ジョアンナの失われた過去への扉を開いたアレックスは、謎また謎の迷宮に引きずり込まれていく…。巨匠クーンツが日本を舞台に繰り広げるロマンティック・サスペンス。

1980

Whispers

ウィスパーズ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)

「ウィスパーズ」竹生淑子訳 ハヤカワ文庫 1989
大邸宅に住むハリウッドの若き女性脚本家ヒラリー・トーマス。華々しい成功を目の前にした彼女を突然の侵入者が襲った。一度会っただけの、柔和で紳士的な印象さえあった中年男が、耳を疑うようなおぞましい欲情を口にし、彼女を強姦・殺人の危機に追いこんだのだ。とっさの機転で一度は暴漢を撃退したヒラリーだったが、男は何かに憑かれたような尋常ならぬ執念で再び侵入を果たし、彼女に襲いかかる。窮地に立たされたヒラリーは、ついにその手にナイフを握った。

The Voice of the Night

闇の囁き (光文社文庫)

*ブライアン・コフィ名義
「闇の囁き」柴田都志子訳 光文社文庫 1990
内気で本の虫のコリン。優等生でスポーツマンのロイ。まったく対照的な二人が友だちとなり、兄弟の契りを交わす。クラスの一の人気者と親友になり有頂天のコリンだったが、ロイの秘密を握ったことから、二人の友情は悪夢に一変した。―モダンホラーの旗手が14歳の少年の目を通して描く戦慄の世界。

The Funhouse

ファンハウス (扶桑社ミステリー)

*オーウェン・ウエスト名義
「ファンハウス」風間賢二訳 扶桑社ミステリー 1990
ファンハウスのオーナー、コンラッドは赤ん坊を溺愛していた。異形に生まれついた赤ん坊でも、彼には最愛の息子だった。だが行く末を悲観した妻のエレンが、こともあろうに我が子を殺してしまった。コンラッドは憤怒の果てに、エレンを叩き出した。―いつかエレンにおれと同じ絶望と哀しみを味わわせてやる。いずれエレンに子どもができるだろう。その子をおれが殺してやるのだ…。カーニバルで全国を回りながら、コンラッドはエレンの子どもが現われるのを待ち続けた。何年も何年も待ち、そしてついに、その日はやってきた。エレンの娘エイミーが何も知らずにカーニバルを訪れたのだ。ファンハウスに悲鳴が渦巻き復讐劇の幕は切って落とされた。クーンツ異色ホラーサスペンス登場。

1981

The Eyes of Darkness

闇の眼 (光文社文庫)

*リー・ニコルズ名義
「闇の眼」松本みどり訳 光文社文庫/海外シリーズ/ク3-2 1990
雪のシエラ山中でバス転落。塔乗のボーイスカウト全員死亡…ラスベカスの舞台プロデューサー、ティナが一人息子のダニーを亡くしたのは1年前。が、ティナはまだその死を信じられずにいた。それて、傷心の彼女の身辺に次々と不可解な出来事が…子供部屋が荒らされ、黒板には“シンデハイナイ”のなぐり書き、コンピュータの画面には“ココカラダシテ”の文字…。―ベストセラー作家クーンツが放つモダンホラー。

The Mask

呪われた少女 (扶桑社ミステリー)

「呪われた少女」栗原知代訳 扶桑社ミステリー 1990
精神科医キャロル・トレーシーが車でひとりの美しい少女をはねたのは、期待していた養子縁組が延期された直後のことだった。ショックで記憶喪失となった少女はキャロルに引きとられて、記憶を呼び戻すための催眠療法を受けることになった。ある日突然、少女はだれかの名前を呼んだ。同時に激しい苦痛に襲われながら、さらに別の二人の名前を呼び続けた。炎にまかれ、首を切断され、脇腹に斧を打ちこまれる。たて続けに起こる無惨な出来事。少女はいったい何者なのか?さらに家をゆるがすポルターガイスト。少女の周辺で起こるすべての出来事は、不吉で邪悪なものの存在を予感させた。全篇を恐怖の衝撃が走る。

1982

The House of Thunder

雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)

*リー・ニコルズ名義
「雷鳴の館」細美遙子訳 扶桑社ミステリー 1989
スーザンは見知らぬ病院のベッドで目覚めた。医者が言うには、彼女は休暇中に交通事故に遇い、このオレゴン州の田舎の病院に運びこまれ、三週間も意識を失っていたのだという―。しかし、彼女にはそんな記憶はなかった。と同時にこれまで自分がたずさわっていた仕事の内容、同僚の名前が思い出せない。なぜか彼女には、そこだけ記憶がないのだ。そして、彼女は病院の中で信じられないものを見た。大学時代にボーイフレンドを殺した男たちが、当時の若い姿のまま患者として入院しているのだ。その上死んだはずの男たちまでがスーザンの目の前に現れた。これは狂気か?幻覚か?その後もぞくぞくと怪異現象は起こる。そしてスーザンが最後に発見したのは信じられないような事実だった。人気沸騰の鬼才クーンツが放つ、異色の大型ロマンス&サスペンス・ホラー。

1983

Phantoms

ファントム〈上〉 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)

「ファントム」大久保寛訳 ハヤカワ文庫 1988
風光明媚な田舎町に異変が起こった。一夜にして全住民500人が死んだのだ!たまたま町を出ていて助かった二人の姉妹は、生者を捜してゴースト・タウンをさまよった。いったい何がこのような惨事を招来したのか?悪疫、放射能、有毒化学物質、それとも軍事用に開発された細菌兵器か?だが、見つかるのは胸のむかつく異様な死体ばかり。中には首や手を切断されオーブンに入れられた者や何かを恐れてバリケードを築き、拳銃を乱射している者まで発見された…。

1984

Darkness Comes
Twilight / The Servants of Twilight

邪教集団トワイライトの追撃〈上〉 (扶桑社ミステリー)

*リー・ニコルズ名義
「邪教集団トワイライトの追撃」白石朗訳 扶桑社ミステリー 1989
冬なお暖かく、陽光あふれるカリフォルニアのコスタメサ。買い物を楽しむクリスティーンとジョーイの親子に、怪しげな老婆が突然まとわりついてきた。その場は逃れたものの、妖婆グレイスと、彼女が率いる謎の新興宗教〈トワイライト=黄昏教団〉の狂言者たちは、六歳の少年ジョーイとクリスティーンを脅かす。グレイスはジョーイこそ、悪魔が地上を支配するために遣わした〈反キリスト〉だと、信じているのだ。クリスティーンは私立探偵チャーリーに護衛を依頼したが、追跡者たちは、ジョーイの愛犬を殺し、ボディガードを殺し、家を焼いて執拗に迫ってくる―。日本でも人気爆発、娯楽小説の王者クーンツが放つ「読み出したら止められない」迫真の大型サスペンス追跡小説。

Darkfall

闇の殺戮 (光文社文庫)

「闇の殺戮」大久保寛訳 光文社文庫 1992
深夜、11歳の少女ペニーが耳にした不審な物音。寝室の闇からは、不気味な銀白色の目をした数十の謎の生物が彼女を見つめていた。一方、ペニーの父ドーソン刑事は奇妙な連続殺人事件を追っていた。いずれも密室での犯行。被害者はニューヨークのマフィア。死体には、無数の噛み跡が…。―大都会ニューヨークと暗黒の呪術ヴードゥー。人気絶頂のミステリー作家、ディーン・R・クーンツが描くモダン・ホラーの傑作。

1985

Twilight Eyes

トワイライト・アイズ〈上〉 (角川文庫)

「トワイライト・アイズ」汀一弘訳 角川ホラー文庫 1990
〈薄明眼〉(トワイライト・アイズ)。この呪われた眼を持つぼくには、人間の間に紛れ込んだゴブリンが見分けられるのだ。ゴブリンどもは、外見は全く人間と変わらない。だが、その正体は、ひたすら人間を憎み、傷つけ、殺すことだけに執念を燃やす、化け物なのだ。ゴブリンの一人だった伯父を殺して逃げるぼくは、あるカーニヴァルに潜り込んだ。そこで次に興行地に先発して、ぼくは恐怖におののいた。街の権力が全てゴブリンに牛耳られているのだ。このゴブリンの巣にカーニヴァルがやってきた時、血も凍る惨劇の幕が開いた…。

The Door to December

12月の扉〈上〉 (創元ノヴェルズ)

*リチャード・ペイジ名義
「12月の扉」細美遙子訳 創元ノヴェルズ 1989
少女メラニーは、雨に濡れる街角を全裸でさまよっていた。少し離れたとある家の実験室には、全身を叩きつぶされた父親の死体が横たわっている。報せを受けてローラは震えた。夫が娘を連れて姿を消してから6年の月日が流れていた。そして再会。だが娘の心は虚ろで口もきけず、ローラのこともわからない。夫は娘を実験台に何かしていたらしい…。その夜、独りぼっちの病室で少女は突然口を開いた。「扉が、12月への扉が…だめえ!」

1986

Strangers

ストレンジャーズ〈上〉 (文春文庫)

「ストレンジャーズ」宮脇孝雄訳 文春文庫 1991
ラグーナ・ビーチに住む作家ドミニック・コーヴァイシスは、深刻な夢遊病に悩まされていた。朝、目を覚ますとクローゼットやガレージの中で丸まっているのだ。同じ頃、シカゴで、ラスヴェガスで、ボストンで、得体の知れない恐怖におびえる人たちがいた。彼らにその記憶はないが、一年前の夏、あるものを“見て”しまったのだ。

1987

Watchers

ウォッチャーズ〈上〉 (文春文庫)

「ウォッチャーズ」松本剛史訳 文春文庫 1993
森で拾ったその犬には、なにか知性のようなものが、意志に似たものが感じられた。孤独な中年男のトラヴィスは犬に〈アインシュタイン〉と名を与え、半信半疑の対話を試みる。徐々にわかってくる信じがたい事実。それにしても、犬は何を警戒しているのだろう。繁みの陰に、暗闇の奥に、なにか恐るべき“もの”がひそんでいるのか。

Shadowfires

戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)

*リー・ニコルズ名義
「戦慄のシャドウファイア」白石朗訳 扶桑社ミステリー 1989
エリック・リーベン―天才的な遺伝子工学者。彼はその才能を武器にベンチャー・ビジネスを成功させ、莫大な財を築いていたが、別居中の妻レイチエルと口論した直後、自動車にはねられて即死した。しかし、奇怪なことに彼の死体が、市の死体公示所から忽然と消失した。この報せをうけたレイチェルはあることに思い当たったが、それはあまりにも恐ろしい想像だった。信頼する恋人ベンとともに極秘の調査を開始したレイチェルの前に、謎の追手が立ちふさがる。一方、エリックが手がけていたプロジェクト〈ワイルドカード〉の機密流出を恐れた防衛保安情報局の高官アンスン・シャープも二人に対する追跡を開始した。〈ワイルドカード〉とはいったい何なのか?エリックになにがおこったのか?日本でも人気集中、モダンホラーの鬼才クーンツが放つ、超大型サスペンス。

1988

Oddkins

ぬいぐるみ団オドキンズ (ハリネズミの本箱)

「ぬいぐるみ団オドキンズ」風間賢二訳 早川書房 2002
動くことも話すこともできる、魔法の命を持ったぬいぐるみたちオドキンズ。亡くなったおもちゃ職人のおじさんの後をつぐ人を呼んでくるため、嵐の夜、勇気を出して街へ出かけた。ところが、悪いおもちゃ職人が作ったおそろしいおもちゃたちが、あとを追いかけてきた!さあ、無事にたどりつけるのか。

Lightning

ライトニング (文春文庫)

「ライトニング」野村芳夫訳 文春文庫 1989
いまは流行作家としてときめくローラ・シェーン、かつては孤児院で辛酸をなめた薄倖の美少女だった。これまでの生涯、何度か人生の危機や事故に見舞われそうになったが、そのつど、どこからともなく立ち現われて危難から救ってくれた“騎士”がいた。そのたびに、空には閃光が…。ジャンルを超えた傑作スーパー・スリラー。

The Shadow Sea

1989

Midnight

ミッドナイト (文春文庫)

「ミッドナイト」野村芳夫訳 文春文庫 1991
カリフォルニア北部の美しい海辺の町ムーンライト・コーヴ、ここでコンピューター会社を経営する天才的頭脳の持主シャダックは、「新しい人類」による「新しい世界秩序」の樹立を夢みている。その彼にも予期できなかった変事が町を襲った。人間の手にかかったとは思えない不審な死体が、次々と発見されるのだ。傑作SFホラー。

1990

The Bad Place

バッド・プレース (文春文庫)

「バッド・プレース」中川聖訳 文春文庫 1994
奇妙に静かなその夜、男は路地裏で目を覚ます。手元には見なれぬ旅行鞄がひとつ。自分はなぜここにいるのか?パニックに駆られたそのとき、一陣の風とフルートのような音、そして自分が何者かに追われていることだけははっきりとわかる―目に見えぬ敵と、自分が無意識裡にどこへ行ってしまう二重の恐怖を描くスリラー。

1991

Cold Fire

コールド・ファイア〈上〉 (文春文庫)

「コールド・ファイア」大久保寛訳 文春文庫 1996
どこからともなく現われ、あわやの瞬間に人命を救い、ジムとのみ名乗って消えた男。驚くほど青い眼をした男。目撃した女性記者ホリーが調べると、“寄跡の救出劇”は頻々と全米各州にわたって行なわれている。男はどうやって危難を予知するのか?何が男をそうさせるのか?職業意識を超えてホリーは男の謎に魅かれてゆく。

1992

Hideaway

ハイダウェイ (文春文庫)

「ハイダウェイ」松本剛史訳 文春文庫 1994
雪の山道のドライブ、厳寒の川への転落、夫の溺死。そしてその夫は緊急蘇生プロジェクトの実験台に…。幼い一人息子を失って以来夫妻にとって死は身近なものだったが、死よりずっと怖ろしい暗闇の世界がそこに待っていようとは。日夜をわかたぬ悪夢との闘いの果てに、この世のものならぬ“悪”の隠れ家(ハイダウェイ)での対決が。

1993

Mr. Murder

ミスター・マーダー〈上〉 (文春文庫)

*ディーン・クーンツ名義
「ミスター・マーダー」松本剛史訳 文春文庫 1998
ミスター・マーダー―売れっ子ミステリー作家マーティをマスコミはこう呼ぶ。素顔の彼は妻と二人の娘を大切にする家庭的な男。平穏に暮らしていたが、突然、記憶の欠落に悩まされる。不安な毎日を送るマーティが、ある日家に帰ると、自分と瓜ふたつの男が現れて言った、「なぜおれの人生を盗んだ?」そこからすべてが…。

Dragon Tears

ドラゴン・ティアーズ〈上〉 (新潮文庫)

「ドラゴン・ティアーズ」白石朗訳 新潮文庫 1998
タフでクールな女コニーと、まじめで理性的な男ハリーは、カリフォルニア警察の特別プロジェクトに携わる警官。ある日彼らが昼食をとっていた店で、突然ひとりの男が銃を乱射しはじめた。ふたりは協力して犯人を射殺、事件は終わったかのように見えた。しかし、それは悪夢の始まりだった。同じ頃、その周辺では人間離れした巨体の不気味な怪物が出没していた。その正体とは…。

1994

Dark Rivers of the Heart

心の昏き川 (上) (文春文庫)

*ディーン・クーンツ名義
「心の昏き川」白石朗訳 文春文庫 1997

Winter Moon

ウィンター・ムーン〈上〉 (文春文庫)

「ウィンター・ムーン」田中一江訳 文春文庫 1994
LA市警の警官ジャックは、ガソリンスタンドへ滑りこむレクサスの美しいボディを見るともなく眺めた。いい車だな。が、死神はそのレクサスに乗っていたのだ。白昼の乱射事件。阿鼻叫喚。ジャックは犯人とおぼしき男を夢中で撃った。市民の味方。“天使の街”の英雄。が、彼の入院中、妻と幼い息子の身には思いがけないことが…。

Strange Highways*

奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)

「奇妙な道」田中一江訳 扶桑社ミステリー 1999
酒におぼれる人生の敗残者ジョーイ。ある日彼に、父親が死んだとの知らせが届いた。驚いたことに父親はジョーイに巨額の遺産を遺しているという。いぶかりながら故郷に向かう彼が車を進めた道のその先は…サスペンスホラー長編「奇妙な道」。ハロウィーンの日、少年は不思議なかぼちゃ売りに出会った…幻想恐怖短編「ハロウィーンの訪問者」。SFから異色ハードボイルドまで、三十年にわたる最強ベストセラー作家クーンツの軌跡を集成した唯一無二の傑作集『ストレンジ・ハイウェイズ』ここに登場。

闇へ降りゆく―ストレンジ・ハイウェイズ〈2〉 (扶桑社ミステリー)

「闇へ降りゆく」大久保寛ほか訳 扶桑社ミステリー 2000
ベトナム戦争から生還し、アメリカで再起を果たしたジェスが手に入れた念願のマイホームには、地下室へ降りる階段があった。深く暗い闇へと続く、彼にしか見えない階段が…モダン心理ホラー「闇へ降りゆく」。遺伝子工学の誤算がもたらした、恐るべき鼠との対決を描くSFサスペンス「罠」。スリのビリーが遭った災難をグロテスクに描いた「ひったくり」。サスペンスからホラー、初期のSFまで、ジャンルの枠を超えたベストセラー作家クーンツの傑作集“ストレンジ・ハイウェイズ”から7編をおさめた第2弾。

嵐の夜―ストレンジ・ハイウェイズ〈3〉 (扶桑社ミステリー)

「嵐の夜」白石朗ほか訳 扶桑社ミステリー 2001
機械知性が支配する近未来の地球。平和な世の中に退屈し、新たなデータの蓄積を求めて雪山に出向いたロボットたちは、伝説の生物「人間」の足跡を見つけた―SFサスペンス「嵐の夜」。頑固な無神論者が、妻と息子を失ったあとにたどり着いた“目覚め”を描いた「黎明」。ベトナム戦争で心に傷を負った青年チェイスが、姿を見せない謎の脅迫電話の主に闘いを挑む「チェイス」(「夜の終りに」改稿版)。ジャンルを超えたベストセラー作家クーンツの傑作集“ストレンジ・ハイウェイズ”いよいよ完結。

1995

Intensity

インテンシティ〈上〉

「インテンシティ」天馬龍行訳 アカデミー出版 1997/1999
犯罪心理学を勉強していたのが運命のいたずらだったのか?恥ずかしくて他人に言えない過去が彼女をそうさせたのか?逃げればそれで済むものを、チーナは見知らぬ少女を救うために暗闇の地下室へ降りて行った。手ぐすねを引いて待つのは、悪魔を気取るサイコチックな凶悪犯。D.クーンツ傑作中の傑作。

1996

Ticktock

チックタック 〈上〉 (扶桑社ミステリー ク 1-12)

「チックタック」風間賢二訳 扶桑社ミステリー 2008
トミーは、幼いころに家族に連れられて命がけで故国を脱出、アメリカに亡命を果たして以来、成功をもとめて奮闘してきた。家業を捨てて新聞社に入り、小説も売れた。今日は、そんなトミーの新たな門出の日。記者を辞め、作家専業になるのだ。まずは、コルヴェットを買った。大排気量の新車。これこそ、アメリカン・ドリームの象徴だ…ところが、帰宅したトミーを、信じられない事態が待っていた。自宅の玄関に置かれていた見知らぬ手作りの人形が、突然牙を剥いてトミーに襲いかかってきたのだ。悪魔人形の執拗な襲撃。恐怖の一夜の追跡劇。

1997

Fear Nothing

何ものも恐れるな〈上〉

「何ものも恐れるな」天馬龍行訳 アカデミー出版 1999/2001
とんでもない現場に出くわしてしまった“おれ”。悪ガキ時代からの親友は「長いものには巻かれて逃げろ」とすすめる。しかし、おれは踏みとどまることにした。愛する者の死の謎を明かしたい気持ちからだった。次々に起きる不可解な事件。遺体の交換が意味するものは?警察署長はどっちの味方なのだ!?破局に向かうコミュニティーでおかしな動きをする馴染みの住民たち。その裏側に見え隠れする先端科学技術の怪しさ。

Sole Survivor

生存者〈上巻〉

「生存者」天馬龍行訳 アカデミー出版 1998/2000
自殺志願の男が思わぬ事件に巻き込まれる…三百三十人は殺されたのか?墓地でいきなり始まる銃撃戦。やがて見えてくる偽装工作。何かが隠されている!底知れぬ巨大な何かが!犯罪の臭いを嗅ぎつけた男を待ち受ける摩訶不思議な出来事…人類の文明を揺るがす先端研究の謎が明かされ、天国を見る者と地獄に落ちる者…崩れて行く足元と、誰も信じられない孤独…まさか!まさか!のドンデン返し!絶好調D.クーンツの最新傑作。「インテンシティ」に続く全米ベストセラー。

1998

Seize the Night

1999

False Memory

汚辱のゲーム 上   講談社文庫 く 52-1

「汚辱のゲーム」田中一江訳 講談社文庫 2002
フォークが、栓抜きが、血に飢えた凶器に見える!美貌の女性ゲーム作家、マーティの心に突如兆した残虐な殺人衝動。夫のダスティは精神の均衡を失い消耗していく妻の姿に驚き、原因を探ろうとするが、やがてふたりの周辺で、原因不明の不吉な事件が起き始める。巨匠D・クーンツ、待望の最新サスペンス。

2000

From the Corner of His Eye

サイレント・アイズ〈上〉 (講談社文庫)

「サイレント・アイズ」田中一江訳 講談社文庫 2005
理由なき衝動から、愛する新妻を山の展望台から墜落死させたジュニア。父なき子として生まれ、母アグネスの愛情に包まれて育つ神童バーティ。レイプの結果、この世に生をうけたエンジェル。彼らの運命はやがて思いもかけぬところで結びついて…。異能の巨匠クーンツ、魅力全開のノンストップ・サスペンス。

2001

One Door Away from Heaven

対決の刻(上) (講談社文庫)

「対決の刻」田中一江訳 講談社文庫 2008
おばのトレーラーハウスに身を寄せ、職探し中の美女ミッキー。自らをミュータントだと語る、手脚が不自由な少女レイラニ。命を狙われ、追っ手から必死に逃げる少年。議員の女性関係を調査する私立探偵のノア。謎めく複数の物語がスリリングに展開する、その先には?巨匠クーンツが壮大に描く傑作長編小説。

The Book of Counted Sorrows*
The Paper Doorway: Funny Verse and Nothing Worse*

2002

By the Light of the Moon

2003

Odd Thomas

オッド・トーマスの霊感 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-7)

「オッド・トーマスの霊感」中原裕子訳 ハヤカワ文庫 2009
オッド・トーマスは南カリフォルニアの町ピコ・ムンドに住む20歳のコック。彼には特異な能力があった。死者の霊が目に見え、霊が伝えたいことがわかるのだ。ある日、オッドは勤務先のレストランで悪霊の取り憑いた男を見て、不吉な予感を覚える。彼は男の家を探し出して中に入るが、そこで数多の悪霊を目撃した。そして翌日に何か恐ろしいことが起きるのを知るが…巨匠が満を持して放つ最高傑作シリーズ、ついに登場。

The Face

2004

Life Expectancy
Life is Good! Lessons in Joyful Living
Robot Santa
The Taking

2005

Forever Odd

オッド・トーマスの受難 (ハヤカワ文庫 NV )

「オッド・トーマスの受難」中原裕子訳 ハヤカワ文庫 2009
死者の霊が見える青年オッド・トーマスのもとに、知り合いの医師の霊が現われた。霊に導かれて彼の家に行ったオッドは、医師の死体を発見する。そして医師の養子でオッドの親友のダニーがいないことを知った。彼は誘拐されたのか?家に潜んでいた男にオッドは襲撃されるが、友人の警察署長が駆けつけ、難を逃れた。やがてオッドはダニーの行方を追い始める。だが行く手には死の危機が!巨匠の最高傑作シリーズ第2弾。

Velocity

ヴェロシティ(上) (講談社文庫)

「ヴェロシティ」田中一江訳 講談社文庫 2010
正体不明の犯人の予告通りに、連続殺人は正確に実行されていく。事件の容疑者をビリーに仕立て上げるような痕跡を、用意周到に残しながら。残虐さと恐るべき知性を兼ね備えた殺人者はいったい何者なのか。状況は絶体絶命。恐怖はどこまでも速度を増していく―。クーンツ・ワールドに満ちた傑作ミステリ。

Prodigal Son

フランケンシュタイン野望 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-12)

「フランケンシュタイン/野望」奥村章子訳 早川書房 2011
天才科学者フランケンシュタインによって創造された怪物は、現在まで生き延び、デュカリオンと名乗っていた。一方、フランケンシュタインも命を長らえ、ヴィクター・ヘリオスの偽名のもと、人造人間である新人種による世界征服を企み、ニューオリンズで研究を進めていた。だが、そこで凄惨な連続殺人が発生、デュカリオン、ヴィクター、刑事カースンとマイクルの運命が交錯する。巨匠が入魂の筆致で描く新シリーズ、開幕。

City of Night

フランケンシュタイン支配 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-13)

「フランケンシュタイン/支配」奥村章子訳 早川書房 2011
刑事のカースンとマイクルは、人造人間がニューオリンズの至る所に浸透していることに気づき、デュカリオンはヴィクターの研究所を突き止めようとしていた。一方ヴィクターは、新人種の殺し屋夫婦にカースンとマイクルの抹殺を命じた。そして人造人間の第一号であるデュカリオンが生き延びていて、自分を倒そうとしていることを知る。その頃、ヴィクターの支配下にある廃棄物処理場では異変が…激動のシリーズ第2弾。

2006

Brother Odd

オッド・トーマスの救済 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-10) (ハヤカワ文庫NV)

「オッド・トーマスの救済」中原裕子訳 ハヤカワ文庫 2010
心の平静を求め、シエラネヴァダ山脈にある修道院に滞在していたオッド・トーマスは、12月の深夜、ボダッハ“悪霊”を発見した。ボダッハの出現は大惨事が起きる前触れとなるため、彼は調査を始める。だが修道士がひとり忽然と消え、さらに顔のない修道士や想像を絶する怪物が現われる。猛吹雪の中、修道院で暮らす子どもたちを守ろうと闘うオッドの前に、やがて驚くべき真相が!謎とサスペンスに満ちたシリーズ最高傑作。

The Husband

ハズバンド (ハヤカワ文庫NV)

「ハズバンド」松本依子訳 ハヤカワ文庫 2007
造園業を営む平凡な男ミッチにかかってきた電話。それが彼を地獄の底に突き落とした。最愛の妻が誘拐されたのだ。犯人は法外な身代金を要求、誰かに知らせたら妻の命はないと告げた。そして、単なる脅しでないことを示すため、目の前を歩いている男を射殺したのだ。ミッチは独力で妻を救おうと決意する。だが、想像もつかぬ敵が出現し、彼は窮地に陥っていく。巨匠が実力をいかんなく発揮した、予測不能のサスペンス巨篇。

2007

The Darkest Evening of the Year

一年でいちばん暗い夕暮れに (ハヤカワ文庫 NV ク 6-9) (ハヤカワ文庫NV)

「一年でいちばん暗い夕暮れに」松本依子/佐藤由樹子訳 ハヤカワ文庫 2010
ドッグ・レスキューとして虐げられた犬の救護に情熱を傾けるエイミーは、その夜、恋人のブライアンとともに不思議なゴールデン・レトリーバーを助けた。同じ夜、ある邪悪な男女が、長年追い続けた獲物を捕える罠をついに完成させようとしていた。因縁で結ばれた二組の男女の運命の岐路に、突如現われた黄金の犬が起こす奇跡とは?人の悪意がもたらす恐怖と犬への深い愛が織りなす、サスペンスフル・ドッグ・ストーリー。

The Good Guy

善良な男 (ハヤカワ文庫NV)

「善良な男」中原裕子訳 ハヤカワ文庫 2008
「ここに半分ある。残りは女がいなくなってからだ」なじみのバーで、レンガ職人のティムは見知らぬ男から奇妙な言葉とともに封筒を渡された。封筒には札束と、名前と住所を記した女性の写真が入っていた。ティムは人違いで殺人を依頼されたことに気づくが、男は去っていた。彼は標的の女性を探し出して警告するが、早くも二人に不気味な殺し屋の魔手が迫ってきた。強烈なサスペンスが貫く逃亡と追跡のサバイバル・ゲーム。

2008

Odd Hours

オッド・トーマスの予知夢 (ハヤカワ文庫NV)

「オッド・トーマスの予知夢」中原裕子訳 ハヤカワ文庫 2010
オッド・トーマスは、海辺の町に引き寄せられるようにしてやって来た。そこで暮らし始めた彼は、海と空が真っ赤に染まる悪夢を何度も見るようになり、桟橋で謎めいた若い女性アンナマリアと出会う。彼女はなぜかオッドのことを知っているようだった。悪夢と関係のある怪しげな男たちから彼女を守りつつ、この町で何が起きているか調べるオッドは、やがて恐るべき陰謀を知ることに!オッドが人生の転機を迎える注目作。

Your Heart Belongs to Me

2009

Relentless
Dead and Alive
Breathless

2010

Frankenstein: Lost Souls
What the Night Knows

2011

The Dead Town


Web Links

  1. オフィシャルサイト
  2. ウィキペディア
  3. Internet Speculative Fiction Database