トニー・ケンリック著作リスト

1970

The Only Good Body is a Dead One

殺人はリビエラで 角川文庫 赤 531-2

「殺人はリビエラで」上田公子訳 角川文庫 1976

1972

A Tough One to Lose

スカイジャック (角川文庫)

「スカイジャック」上田公子訳 角川文庫 1974
360人の乗客を満載したジャンボ・ジェット機が忽然とかき消えた!その直後、2500万ドル相当のダイヤモンドを要求する手紙が舞い込んだ。航空会社とFBI、それに州警察が調査に乗り出すが、手掛かりはナシ。そこにさっそうと登場するのが、若き弁護士ベレッカー。ただし開店休業中。そして元妻兼秘書のアニー。2人が航空会社の友人から、この事件を耳にしたのが運のつき。10万ドルの報奨金めあてに、素人探偵よろしくうろちょろするうち、事件の深みにまきこまれ――そして最後には、あっと驚く結末が……軽妙洒脱なユーモア・ハードボイルド。

1974

Two for the Price of One

三人のイカれる男 (角川文庫)

「三人のイカれる男」上田公子訳 角川文庫 1987
ディブリー、スワボダ、ウォルター。3人は病院仲間だった。それぞれ、突発性健忘症、幻覚症、多重人格症という問題を抱えている。ディブリーはドライブ中に運転法を忘れ、スワボダには常に“見えない”母親がつきまとい、ウォルターはジェームズ・キャグニーになったりベティ・デイビスになったりと変身する……。ある日この3人が怒りだした。通院の途中、車が道路の穴にはまりオシャカになってしまったのだ。責任は穴ボコを放置したNY市にある!怒れる3人は市に対する、途方もない復讐プランを編みだした。彼らの計画とは?そしてその思いもかけぬ展開とは――?

1975

Stealing Lillian

リリアンと悪党ども (角川文庫)

「リリアンと悪党ども」上田公子訳 角川文庫 1980/1998
バニーとエラは一夜にして夫婦となり、リリアンという9歳の娘を持つことになった。しかも彼ら3人は、一足とびに億万長者に!もちろんこれは偽装である。エラにとってバニーは、夫どころか天敵で、リリアンはまったくの他人、みなし児なのだ。なぜ彼ら3人が夫婦に、親子に、そしてまた“億万長者”にならなければならなかったのか?そこには聞くも涙、語れば笑いの物語があるのだが……ともかくここに出来上がった奇妙な親子には、一つの使命があった。それはリリアンをある組織に誘拐させることである!抱腹絶倒の傑作ユーモア推理。

1976

The Seven Day Soldiers

バーニーよ銃をとれ (角川文庫)

「バーニーよ銃をとれ」上田公子訳 角川文庫 1982

The Chicago Girl

マイ・フェア・レディーズ (角川文庫)

「マイ・フェア・レディーズ」上田公子訳 角川文庫 1981/1998
エメラルドが8個ついたネックレス。ある宝石商が惚れた娼婦に残した豪華な形見。だが当の女、ロイスは行方不明。ならばそれを騙しとってやろう……それがレディングの狙いだった。偽のロイスを一人仕立てればいいのだ! 白羽の矢を立てた女はマーシャ。だがロイスは、英国上流階級出身という異色の“夜の貴婦人”。バレればマーシャは殺される。必死の特訓で、マーシャは化けたかに見えたが、街頭で地を出してしまう。かくなる上は逆の手段、貴婦人を娼婦に仕立てればいい!そしてレディングの前に格好の女が現れたのだが……傑作スラプスティック・ミステリー。

1978

Two Lucky People

俺たちには今日がある (角川文庫 (5929))

「俺たちには今日がある」上田公子訳 角川文庫 1985

1979

The Nighttime Guy

暗くなるまで待て (角川文庫 (5666))

「暗くなるまで待て」上田公子訳 角川文庫 1984

1980

The 81st Site

消えたV1発射基地 (角川文庫)

「消えたV1発射基地」上田公子訳 角川文庫 1986
第2次大戦中、ドイツはフランス国内に80カ所のV1発射基地を設けた。戦後その基地はすべて発見され、破壊された、とされている。元ドイツ空軍の伍長にして熱烈なヒトラー崇拝者であったラウターが、V1発射基地が実は81カ所あったと知ったのは1955年のことだった……。1978年12月、ロンドンの一画で爆発事故が起きた。ガス爆発かIRAの爆弾製造のミスか、と思われた。だが保険会社の調査員ペラムが、現場で奇妙な金属片を見つけた。分析の結果それはかつてV1専用に造られた推進装置の一部とわかった。“誰かが第2次大戦をやり直そうとしているのか!?”ペラムは愕然となった――名手ケンリックが新境地を拓く冒険サスペンスの力作。

1982

Blast

誰が為に爆弾は鳴る (角川文庫)

「誰が為に爆弾は鳴る」上田公子訳 角川文庫 1988
“一週間後の金曜日ホテル・アムステルダムで爆弾が爆発する。時刻は午後4時きっかり……”脅迫状は次の爆発も予告し、3回目の中止と引き換えに百万ドルを要求していた。爆発は予告の場所で、予告の時刻に起き、一人が爆死した……犯人はなぜこうも正確に爆弾を仕掛けられるのか!爆弾魔を追いはじめたのは退職刑事のチャーターズ。彼は正体不明の男から脅迫をうけ、やむなくそれを引きうけた。脅迫者は爆弾魔の要求する百万ドルの横どりを企んでいるのだ!限られた時間のなかで、チャーターズの必死の捜査が探りあてる、意表をつく爆発装置の秘密とは?

1985

Faraday's Flower / Shanghai Surprise

上海(シャンハイ)サプライズ (角川文庫)

「上海サプライズ」上田公子訳 角川文庫 1986
時は1940年、所は日本占領下の上海。商社を経営するウェーシーは、不渡り手形をつかまされ、アメリカに渡る寸前、船を放りだされた。ところが捨てる神あれば……思わぬ救いの手が現れた。彼の中国語を見込んだ二人の米国人である。“ファラデーの花”を見つけ出してくれたら渡航費を出すという。ウェーシーは引きうけた。だが“ファラデーの花”とは、ギャングに消された男が隠した半トンもの阿片……結社の暗躍する上海の迷路に踏みこんだウェーシーに、たちまち降りかかる危難の数々――。
Movie「上海サプライズ」Shanghai Surprise, 1986(米)
監督:ジム・ゴダード、出演:ショーン・ペン、マドンナ、ポール・フリーマン

1986

China White

チャイナ・ホワイト (角川文庫)

「チャイナ・ホワイト」沢川進訳 角川文庫 1988
ビリー・マーカスは目の前で同僚刑事を撃ち殺され、自らもナイフで刺されて重傷を負った。彼を麻薬組織への危険な潜入捜査に駆りたてたのは、その屈辱感だった。彼らを襲った2人組は、海運業を隠れ蓑に麻薬を密輸する大富豪の手下と判明した。その時からマーカスの周到な準備が始まった。タイから香港へ送られる大量のヘロイン。その輸送隊に単身まぎれこみ、ヘロインと現金を強奪して組織を潰す。そして、同僚を殺した殺し屋どもも屠りさるのだ!ニューヨーク、香港、黄金の三角地帯を結んで、ケンリックが新境地を拓く冒険小説の力作。

1988

Neon Tough

ネオン・タフ (角川文庫)

「ネオン・タフ」上田公子訳 角川文庫 1990
ヒュー・デッカーはアメリカ司法省麻薬取締局の捜査官。かつて香港に勤務し広東語をあやつるデッカーだったが、仕事熱心なあまり常軌を逸した行動をとることしきり、懲戒処分を受けニューヨークで謹慎中だった。にもかかわらず、チャイナ・タウンのドラッグ・ディーラーと派手にやらかした。こんどこそお払い箱だとおもいきや、命ぜられたのは香港出張。なつかしい街にもどり、むかしの仲間と再会し、あの娘にも逢えるなどと思いをめぐらせていたのもつかの間、変態殺人に端を発する香港の中国返還にかんする大がかりな陰謀にまきこまれ……。香港のネオンがいかがわしい活気をかもしだす傑作長編。

1991

Glitterbug