ジャック・ヒギンズ『鷲は舞い降りた』

My favorite 99 books

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『鷲は舞い降りた』
菊池光訳 ハヤカワ文庫NV
鷲は舞い降りた!ヒトラーの密命を帯びて、イギリスの東部、ノーフォークの一寒村に降り立ったドイツ落下傘部隊の精鋭たち。歴戦の勇士シュタイナ中佐率いる部隊員たちの使命とは、ここで週末を過ごす予定のチャーチル首相の誘拐だった!イギリス兵になりすました部隊員たちは着々と計画を進行させていく…使命達成に命を賭ける男たちを描く傑作冒険小説―その初版時に削除されていたエピソードを補完した決定版。
 主人公はドイツ兵なんだけど,まあナチ親衛隊とは対称的に描かれていて,ドイツの敗戦を予感しつつ任務遂行に命をかける……というスタンスなので充分に感情移入はできる。 先行して敵地潜入した非情のIRA工作員が現地の娘と恋に落ちていく下りは『針の眼』を思わせる。 そこから完璧な作戦計画にほころびが……ってのもお約束ながらとてもスリリング。 IRA戦士デヴリンの彼女へ宛てた最後の手紙は泣かせる。 でも禁断のロマンス(笑)の最後の展開のヒネリは『針の眼』よりこちらが上手。


Biography

Bibliography

1959

Sad Wind from the Sea
※ハリー・パタースン名義

1960

Cry of the Hunter
※ハリー・パタースン名義

1961

The Thousand Faces of Night
※ハリー・パタースン名義

1962

The Testament of Caspar Schultz
※マーティン・ファロン名義
Comes the Dark Stranger
※ハリー・パタースン名義
「復讐者の帰還」槇野香訳 二見文庫 1991
Hell Is Too Crowded
※ハリー・パタースン名義
「地獄の群衆」篠原勝訳 河出文庫 1987

1963

Pay the Devil
※ハリー・パタースン名義
Seven Pillars to Hell
※ヒュー・マーロウ名義
The Dark Side of the Island
※ハリー・パタースン名義
「裏切りのキロス」伏見威蕃訳 二見文庫 1986
Year of the Tiger
※マーティン・ファロン名義

1964

Wrath of the Lion
「獅子の怒り」池央耿訳 パシフィカ(海洋冒険小説シリーズ) 1978/西武タイム(Best Sea Adventure) 1985/創元推理文庫 1986
A Phoenix In Blood
※ハリー・パタースン名義
Passage By Night
※ヒュー・マーロウ名義
「闇の航路」竹内泰之訳 パシフィカ(海洋冒険小説シリーズ) 1979/西武タイム(Best Sea Adventure) 1986
Thunder At Noon
※ハリー・パタースン名義

1965

The Graveyard Shift
※ハリー・パタースン名義
The Keys to Hell
※マーティン・ファロン名義
「地獄の鍵」佐宗鈴夫訳 河出文庫 1987

1966

The Iron Tiger
※ハリー・パタースン名義
「鋼の虎」鎌田三平訳 徳間文庫 1985
A Candle for the Dead
※ヒュー・マーロウ名義
「雨の襲撃者」伏見威蕃訳 ハヤカワ文庫NV
Midnight Never Comes
※マーティン・ファロン名義

1967

Dark Side of the Street
※マーティン・ファロン名義
Brought In Dead
※ハリー・パタースン名義

1968

Hell Is Always Today
※ハリー・パタースン名義
East of Desolation
「廃墟の東」白石佑光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1979/ハヤカワ文庫NV 1985

1969

A Fine Night for Dying
※マーティン・ファロン名義
「謀殺海域」小関哲哉訳 二見文庫 1987
In the Hour Before Midnight
「真夜中の復讐者」白石佑光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1982/ハヤカワ文庫NV 1990

1970

A Game for Heroes
※ジェームズ・グレアム名義
「勇者たちの島」安達昭雄訳 角川文庫 1981
Night Judgement At Sinos
「地獄島の要塞」沢川進訳 ハヤカワ文庫NV 1974

1971

Toll for the Brave
※ハリー・パタースン名義
「勇者の代償」小林理子訳 創元ノヴェルズ 1992
The Last Place God Made
「神の最後の土地」沢川進訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1983/ハヤカワ文庫NV 1986
The Wrath of God
※ジェームズ・グレアム名義
「サンタマリア特命隊」安達昭雄訳 角川文庫 1973/河出文庫 1985

1972

The Savage Day
「非情の日」村社伸訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1978/ハヤカワ文庫NV 1984
The Khufra Run
※ジェームズ・グレアム名義
「暴虐の大湿原」安達昭雄訳 角川文庫 1987

1973

A Prayer for the Dying
「死にゆく者への祈り」井坂清訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1978/ハヤカワ文庫NV 1982
Movie「死にゆく者への祈り」A Prayer for the Dying, 1987(英)
監督:マイク・ホッジス、出演:ミッキー・ローク、ボブ・ホスキンス、アラン・ベイツ

1974

The Run to Morning
Bloody Passage
※ジェームズ・グレアム名義
「ラス・カナイの要塞」安達昭雄訳 角川文庫 1986

1975

The Eagle Has Landed
「鷲は舞い降りた」菊池光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1976/ハヤカワ文庫NV 1981
「鷲は舞い降りた〔完全版〕」菊池光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1992/ハヤカワ文庫NV 1997
⇒“My favorite 99 books”

鷲は舞いおりた [DVD]

Movie「鷲は舞いおりた」The Eagle Has Landed, 1976(英)
監督:ジョン・スタージェス、出演:マイケル・ケイン、ドナルド・サザーランド、ロバート・デュバル

1976

Storm Warning
「脱出航路」佐和誠訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1978/ハヤカワ文庫NV 1982
The Valhalla Exchange
※ハリー・パタースン名義
「ヴァルハラ最終指令」井坂清訳 ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ文庫NV

1978

Day of Judgement
「裁きの日」菊池光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1980/ハヤカワ文庫NV 1983

1979

To Catch a King
※ハリー・パタースン名義
「ウィンザー公掠奪」井坂清訳 ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ文庫NV

1980

Solo
「暗殺のソロ」井坂清訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1981/ハヤカワ文庫NV 1986

1981

Luciano's Luck
「ルチアノの幸運」菊池光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1982/ハヤカワ文庫NV 1987

1982

Touch the Devil

テロリストに薔薇を (ハヤカワ文庫NV)

「テロリストに薔薇を」菊池光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1984/ハヤカワ文庫NV 1991
KGBの命を受けて破壊活動を繰り返すテロリスト,フランク・バリイ。彼の暗殺を決意した英国情報部は,その実行者にバリイのIRA時代の戦友ブロスナンを選ぶ。だが彼はフランスの警官射殺の罪により,絶海の孤島で終身刑に服していた。釈放を条件に暗殺を請け負わせるべく,情報部はIRAを引退したリーアム・デヴリンにブロスナンの説得を依頼するが…。『鷲は舞い降りた』のデヴリンが再び活躍するヒギンズの傑作長篇。


1983

Exocet
「エグゾセを狙え」沢川進訳 ハヤカワ文庫NV 1984
Dillinger
※ハリー・パタースン名義
「デリンジャー」小林理子訳 創元ノヴェルズ

1985

Confessional
「黒の狙撃者」菊池光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1987/ハヤカワ文庫NV 1992
KGBがアイルランドに送り込んだ休眠工作員ケリイ。その任務は,テロによって英国とIRAとの和平の動きを妨害し,紛争を激化させることだった。偶然入手した情報から彼の存在を知った英国情報部は,元IRAの闘士デヴリンの手を借りて,その正体究明と抹殺に乗り出す。だが,ケリイは追及を察知して逃走した。次なる暗殺を阻止すべく,デヴリンは必死の追撃を開始するが…。硝煙の世界に生きる男たちの姿を鮮烈に描く。

1986

Night of the Fox
「狐たちの夜」菊池光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1988/ハヤカワ文庫NV 1993
ノルマンディ上陸作戦前夜、Dデイの最高機密を握る連合軍将校が演習中に行方不明となった。やがて、彼がナチ占領下のジヤージイ島に漂着したことが判明した。機密漏洩を恐れる連合軍首脳部は、英国陸軍大佐マーティノゥと島出身の女性セアラを救出に差し向ける。だが、身分を偽装して島へ潜入した二人を待っていたのは、驚くべき謀略を心に秘めた“砂漠の狐”ロンメル元帥との出会いだった。著者会心の戦争冒険小説。

1989

A Season In Hell
「地獄の季節」田口俊樹訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1991/ハヤカワ文庫NV 1994

1989

Memoirs of a Dance-hall Romeo
「ダンスホール・ロミオの回想」井坂清訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1991

1990

Cold Harbour
「反撃の海峡」後藤安彦訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1992/ハヤカワ文庫NV 1995
1944年春、連合軍の反攻を前にして、ロンメル将軍はドイツ軍の防衛計画会議をフランスの古城でひらこうとしていた。イギリス特殊作戦部のマンロゥ准将は、城主の姪アンヌ‐マリーに会議を探らせようと企てるが、彼女を不慮の事故が襲った。そこでアンヌ‐マリーの双生児の妹ジュヌヴィエーヴが姉になりすまし、フランスに潜入する。だが、古城で彼女を待ちうけていたのは、恐るべき謀略の罠だった…傑作戦争冒険小説。
The Eagle Has Flown

鷲は飛び立った (ハヤカワ文庫NV)

「鷲は飛び立った」菊池光訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1992/ハヤカワ文庫NV 1997
ドイツ落下傘部隊の勇士シュタイナ中佐は生きていた!チャーチル首相誘拐の密命を帯びてイギリスに潜入し、奮戦むなしく戦死したと思われていたシュタイナは、一命をとりとめ、ロンドンで幽閉されていた。それを知った親衛隊長官ヒムラーは、IRAのデヴリンらにシュタイナ救出を命じる。だが、イギリスでは特殊作戦執行部のマンロゥ准将がデヴリンらの到着を待ちかまえていた…名作『鷲は舞い降りた』待望の続篇。


1992

Eye of the Storm

嵐の眼 (ハヤカワ文庫 NV (852))

「嵐の眼」黒原敏行訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1994/ハヤカワ文庫NV 1997

Midnight Man

1993

Thunder Point

サンダー・ポイントの雷鳴 (ハヤカワ文庫 NV (869))

「サンダー・ポイントの雷鳴」黒原敏行訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1995/ハヤカワ文庫NV 1998


1994

On Dangerous Ground

密約の地 (ハヤカワ文庫)

「密約の地」黒原敏行訳 早川書房 1996/ハヤカワ文庫 1998
第二次大戦中、毛沢東とチャーチルの間で、香港租借期限の百年延長を記した密約書が調印されようとしていた。がだ書類をのせた飛行機が墜落、密約書は行方不明に。時は流れ1993年、密約書の存在を知ったマフィアは、利益を守るために香港返還を阻止せんと書類を探し始める。その企てを阻むため英情報機関の長ファーガスンは元テロリストのショーン・ディロンとともに、密約書が眠るというスコットランドの城にのりこんだ。

Sheba

シバ謀略の神殿 (ハヤカワ文庫NV)

「シバ 謀略の神殿」黒原敏行訳 早川書房 1997/ハヤカワ文庫NV 1999
第二次大戦前夜、スエズ運河爆破を目論むヒトラーの元に、シバの神殿が発見されたとの報がもたらされた。同じころ、失踪した夫を捜しているイギリス人女性の依頼を受け、アメリカ人考古学者ギャヴィンもまた、ローマ時代の古文書を手掛かりに幻の神殿を目指していた。だが、彼の行く手を阻むのは、砂漠の苛酷な自然環境だけではなかった…ナチスの恐るべき陰謀逆巻く南アラビアの熱砂に展開する、灼熱の冒険スリラー。

1995

Angel of Death

闇の天使 (ハヤカワ文庫NV)

「闇の天使」黒原敏行訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1997/ハヤカワ文庫NV 1999
IRA、CIAなど相手を問わず無差別に暗殺を繰り返す謎のテロ組織“一月三十日”。彼らの政治的信条ばかりか、テロの目的もいっさい不明であった。やがて、北アイルランド和平の鍵を握る要人警護の命が英国特別情報機関に下り、元国際テロリストのショーン・ディロンがその任務に就いた。一方、情報をつかんだ“一月三十日”は、ディロンの裏をかき凶弾を放つべく、密かに暗殺者を差し向けるが…痛快冒険サスペンス。

1996

Year of the Tiger

虎の潜む嶺 (ハヤカワ文庫NV)

「虎の潜む嶺」伏見威蕃訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1998/ハヤカワ文庫NV 2000
引退を目前にした英国情報部極秘部局のチーフ、シャヴァス。謎のチベット僧の訪問を受けた彼は、三十数年前の秘密作戦について語り始めた…ダライ・ラマの亡命を成功させた三年後の1962年、シャヴァスは再びチベットに潜入した。米ソの宇宙開発競争に決着をつけるべく、軟禁状態の数学者を救出するためだった。だが前途には極寒のヒマラヤが、そして切れ者の中共軍司令官が待ち構えていた…巨匠が放つ冒険小説の雄篇。

Drink with the Devil

悪魔と手を組め (ハヤカワ文庫NV)

「悪魔と手を組め」黒原敏行訳 ハヤカワ・ノヴェルズ 1998/ハヤカワ文庫NV 2001
IRAに対抗するため、王党派過激分子は大胆不敵な計画を立案した。5000万ポンドの金塊を強奪するため、腕の立つ助っ人を得て、作戦は成功したかに見えた…10年後、行方不明だった金塊が、ふとしたことから表舞台に再浮上する。英国情報組織に金塊回収を命じられた工作員ディロンは、IRA、王党派、マフィア相手に争奪戦を繰り広げる!冒険小説の王者が描くサスペンスフルな謀略戦。

1997

The President's Daughter

大統領の娘 (角川文庫)

「大統領の娘」黒原敏行訳 角川文庫 2000
アメリカ合衆国大統領ジェイク・キャザレットはかつてベトナムの戦場で運命的な恋に落ちた。二十数年後、その別れた恋人との間に娘がいることを知らされるが、この事実は親子三人の胸に秘められることとなった―。だが、この大統領の最高機密を知ったイスラエル愛国者を名乗る過激派グループが、娘を誘拐。その命が惜しくば、中東三国を空爆せよと脅迫してきたのだ。大統領を、そして世界を襲ったっこの未曾有の危機を救うべく、歴戦の闘士ショーン・ディロンに与えられた任務とは…!?波乱また波乱、血生臭い死闘。苛酷な状況に敢然と立ち向かうディロンが活躍する最新作。

1998

Flight of Eagles

双生の荒鷲 (角川文庫)

「双生の荒鷲」黒原敏行訳 角川文庫 1999
老作家と妻は、旅行中嵐に遭い、イギリスの小さな漁村に避難した。宿の老主人は、妻の持っていた飛行服姿のテディベアを見て心底驚く。そして懐かしげにゆっくりと昔を語り始めた…。第二次大戦時、そのテディベアは英空軍で活躍したハリー・ケルソーという希代の天才飛行士と共に空を飛んでいたという。しかし、その名は国家機密保護法によって、ずっと秘されていたというのだ。さらに驚くことに、ハリーには敵国ドイツ空軍で活躍したマックスという双子の兄がいたらしいのだが…。敵味方に分かれて大空を翔けた二人の試練と悲劇―運命を超えた兄弟の絆を描く、ヒギンズ大復活の本格航空冒険小説。

1999

The White House Connection

ホワイトハウス・コネクション (角川文庫)

「ホワイトハウス・コネクション」黒原敏行訳 角川文庫 2003
雨降る深夜のニューヨーク。高級住宅街の闇で、一人の上品な老婦人が拳銃を手に、男を待ち伏せていた。「あと三人…」同じ頃、ロンドンでは“首相の私的軍隊”ことディロン一統が驚愕の事実を掴んでいた。ホワイトハウスから過激派に情報が漏れているというのだ。真実なら、米英両国を揺るがす大醜聞となる。だが、捜査線上に浮かんだ人物は、同じ銃ですでに次次と殺害された後だった…誰が、何のために?ディロンらの熾烈な追跡劇が幕を開けた!ヒギンズ節がますます冴えわたる、充実の冒険サスペンス。

2000

Day of Reckoning

審判の日 (角川文庫)

「審判の日」黒原敏行訳 角川文庫 2004
ニューヨーク、雨の早朝。川で女性の死体が上がった。彼女は、米大統領の腹心ブレイク・ジョンスンの元妻ケイトだった。ジャーナリストの彼女が現在取材していたのは、勢力を伸ばしつつあるマフィアの若き幹部…暗部に踏み込みすぎたために、消されたのだ。血の復讐を誓うブレイクを助けるため、盟友ディロン一統も、怒りに燃えて立ち上がった。情報力、権力、知力…持てる限りのすべてを駆使した復讐劇が、今、始まる。

2001

Edge of Danger

復讐の血族 (角川文庫)

「復讐の血族」黒原敏行訳 角川文庫 2005
アラブの遊牧民ベドウィンの部族長を父に、イギリスの伯爵令嬢を母に持つ、ラシッド家の美しき四兄妹。双方の家に強く誇りを持つこの特異な名門一族は、ビジネスの世界でものし上がり、今や世界有数の大富豪となっていた。だが、アメリカとロシアの石油企業が自分たちのビジネスの邪魔をしていると見るや、世界を揺るがしかねない企てを仕掛け始めた…アラブとイングランドの戦士の末裔としての熱き誇りをかけて挑まれた戦い。この強大な敵にディロンら一党は総力を挙げて立ち向かう。

2002

Midnight Runner

報復の鉄路 (角川文庫)

「報復の鉄路」黒原敏行訳 角川文庫 2007
ショーン・ディロンにアメリカ大統領暗殺計画を阻止され、三人の兄までも失ったケイト・ラシッド。アラブとイギリスの血をひく名門最後の一人となった彼女は、復讐に燃えていた。巨万の富を背景に、ケイトは南アラビアでの大規模な石油事業を使った未曾有の破壊工作に打って出る。アメリカのみならず、全世界をも混乱に陥れる彼女の謀略を、ディロンとその一党は阻止できるのか―。白熱のシリーズ最新作。

2003

Bad Company

2004

Dark Justice

2005

Without Mercy