ウィリアム・ギブスン著作リスト

Bibliography

1984

Neuromancer

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

「ニューロマンサー」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1986
ケイスは、コンピュータ・カウボーイ能力を奪われた飢えた狼。だが、その能力を再生させる代償に、ヤバイ仕事をやらないかという話が舞いこんできた。きな臭さをかぎとりながらも、仕事を引き受けたケイスは、テクノロジーとバイオレンスの支配する世界へと否応なく引きずりこまれてゆく。話題のサイバーパンクSF登場!
ネビュラ賞長篇部門(1984年)受賞
ヒューゴー賞長篇部門(1985年)受賞
星雲賞海外長編部門(1987年)受賞
野田昌宏『SFを極めろ! この50冊』

1986

Count Zero

カウント・ゼロ (ハヤカワ文庫SF)

「カウント・ゼロ」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1987
新米ハッカーのボビイ、別名カウント・ゼロは、新しく手に入れた侵入ソフトの助けを借りて電脳空間に没入していた。だが、ふとしたミスから"黒い氷"と呼ばれる防禦プログラムの顎にとらえられ、意識を破壊されかけてしまった。そのとき、思いがけないことが起こった―。きらめくデータの虚空のかなたから、神秘的な少女の声がきこえてきたのだ!ボビイは必死で電脳空間から離脱しようとするが…?SF界の話題をさらった『ニューロマンサー』と同じ世界を舞台にして、前作をはるかに上まわる衝撃的なヴィジョンを展開した、ファン待望のギブスンの長篇第2作登場!

Burning Chrome*

クローム襲撃 (ハヤカワ文庫SF)

「クローム襲撃」浅倉久志ほか訳 ハヤカワ文庫SF 1987
全世界のコンピュータ・ネットワークの織りなす情報の宇宙、電脳空間。おれたちは神経系をデッキに直接つないで、この空間に侵入するスーパーハッカーだ。つぎのターゲットはクローム。暗黒街のボスが築いたこのデータの砦を切りくずし、大金をかすめ取ってやる…疾走感あふれるシャープな展開の表題作ほか、『ニューロマンサー』のヒロイン、モリイの若き日々を描く「記憶屋ジョニイ」、さらに記念すべき処女作や、盟友スターリングとの共作など、サイバーパンクSFの旗手として各方面から熱い視線をあびるギブスンが、ハイテク未来を鮮やかに描ききった全10篇を収録!
Johnny Mnemonic「記憶屋ジョニイ」/The Gernsback Continuum「ガーンズバック連続体」/Fragments of a Hologram Rose「ホログラム薔薇のかけら」/The Belonging King「ふさわしい連中」/Hinterlands「辺境」/Red Star, Winter Orbit「赤い星、冬の軌道」/New Rose Hotel「ニュー・ローズ・ホテル」/The Winter Market「冬のマーケット」/Dogfight「ドッグファイト」/Burning Chrome「クローム襲撃」
JM [DVD] Movie「JM」Johnny Mnemonic, 1995(米)
監督:ロバート・ロンゴ、脚本:ウィリアム・ギブスン、出演:キアヌ・リーヴス、北野武、ディナ・メイヤー

1988

Mona Lisa Overdrive

モナリザ・オーヴァドライヴ (ハヤカワ文庫SF)

「モナリザ・オーヴァドライヴ」黒丸尚訳 ハヤカワ文庫SF 1989
久美子は、たったひとりで成田発ロンドン直行便にチェックインした。激化する経済抗争を避けるため、《ヤクザ》の大物である父親の指示でイギリスに身を隠すことになったのだ。だが久美子は知るよしもなかった―13歳の自分が、ミラーシェードを埋めこんだ女ボディガードにひきずられ、擬験の大スターのアンジイや、伝説的ハッカーのボビイをも巻きこんだ大冒険に出発し、電脳空間の神秘をかいま見ることになるとは!全世界注目の作者が、疾走感あふれるシャープな展開で満を持して放つ、ファン熱望の《電脳空間》3部完結篇ついに登場。

1990

The Difference Engine

ディファレンス・エンジン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ブルース・スターリングと合作
「ディファレンス・エンジン」黒丸尚訳 角川書店 1991/ハヤカワ文庫SF 2008
時は産業革命、英国の数学家チャールズ・バベッジによって発明された「差分機関」の完成で、蒸気機関が著しく発達した1855年のロンドン。蒸気が支配する異形の世界で、革命家の娘シビル・ジェラードは謎の紳士との出会いをきっかけに遥かな冒険を夢想し、古生物学者エドワード・マロリーは暴漢に絡まれる女性エイダ・バイロンを救い、国際的陰謀へと巻き込まれる!サイバーパンクの中心的な作家2人が紡ぐ記念碑的名作。

1993

Virtual Light

ヴァーチャル・ライト (角川文庫)

「ヴァーチャル・ライト」浅倉久志訳 角川書店 1994/角川文庫 1999
西暦2005年のサンフランシスコ。大地震によってベイ・ブリッジは倒壊し、多くのホームレスが一種の共同体を橋の上に形成していた。メッセージ運搬人の少女シェヴェットは、盗んだサングラスがもとで何人かの男に追われていた。このサングラスこそ、光子を必要とせず直接視神経に作用して視覚を発生させる装置「ヴァーチャル・ライト」だった。そのサングラスに隠された秘密とは…。近未来の都市風景を透視し、最新テクノロジーの行く末を予言しつつ、そこに蠢く人間達のドラマを見事に描ききった傑作。

1996

Idoru

あいどる (角川文庫)

「あいどる」浅倉久志訳 角川書店 1997/角川文庫 2000
世界的人気を誇るロックバンド、ロー/レズ。なんとメンバーのレズが、日本のホログラム・ソフトウェア「あいどる」と結婚するという噂が世界を駆け巡った。熱狂的なファンであるチアは、真偽を確かめるべく、東京へと飛ぶ。一方、情報の奥に結節点と呼ばれる特異点を見ることのできる男、レイニーは、レズと「あいどる」の関係を探り出すべく動き出した…。幻視者ギブスンによる21世紀東京の姿。

1999

All Tomorrow's Parties

フューチャーマチック

「フューチャーマチック」浅倉久志訳 角川書店 2000
ドラッグの後遺症により、無限に重層するネットワークの中に情報群の特異点、結節点が見えるようになったレイニー。1911年以来の巨大結節点を見てしまったレイニーは、歴史の大変革がサンフランシスコを中心におこりつつあることを確信する。何か新しいものが生まれてきている!新宿のダンボールハウスで身動きの取れないレイニーは、友人のライデルにその謎の調査を依頼するが、ライデルは何者かに命を狙われはじめ…。預言者ギブスンが21世紀に贈る、『ニューロマンサー』以来の衝撃。

2003

Pattern Recognition

パターン・レコグニション

「パターン・レコグニション」浅倉久志訳 角川書店 2004
ケイスは新製品の売れ行きを直感的に判断できる「クールハンター」。ファッション業界を中心とした企業から相談を受け、そのジャッジにより生計をたてている。彼女の興味の中心は“フッテージ”。“フッテージ”はネット上にランダムに流されている断片的な映像で、ストーリーもないが、抜群の完成度を誇る。クライアントからロンドンでの仕事を得たケイスは友人のフラットに居をかまえる。最終的なタスクは“フッテージ”の正体を探ること。広告界の新しい分野を切り開きたいというのが目的だ。半強制的に探索に協力することになったケイスは、タキという日本人が“フッテージ”の正体の一部を解読したという情報を仕入れ、日本へと旅立った…。サイバーパンクの王者ギブスンが、現実世界を舞台に描いたスピード感あふれる極上のハイブリッド・エンタテインメント。

2007

Spook Country

スプーク・カントリー (海外SFノヴェルズ)

「スプーク・カントリー」浅倉久志訳 早川書房 2008
90年代のカルト・バンドのもとヴォーカル、ホリスがまきこまれた驚くべき陰謀とは?『ニューロマンサー』に始まる電脳空間三部作でSF界に新たな潮流をもたらしたウィリアム・ギブスンが、ポップ・カルチャー、コンピュータ、政治、さまざまなガジェットを巧みにもりこんだ長篇。

2010

Zero History


Web Links

  1. オフィシャルサイト
  2. ウィキペディア
  3. Internet Speculative Fiction Database