オースン・スコット・カード著作リスト

Bibliography

1979

A Planet Called Treason / Treason

反逆の星 (ハヤカワ文庫SF)

「反逆の星」田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 1992
流刑惑星トリーズンで不死身として恐れられ、近隣各国をつぎつぎと征服しているミューラー人―。遺伝子学者の末裔であるかれらは遺伝子操作で驚異的な再生能力を得ていたのだ。だが、その能力に異常をきたしたミューラー国の王子ラニックの胸が、ふくらみはじめてしまった。国を継げない身となった王子は、やむなく諸国遍歴の旅にでるが…。3千年前に流刑にされた科学者たちの子孫が住む惑星を舞台に描く傑作冒険SF。

Hot Sleep

神の熱い眠り (ハヤカワ文庫SF―ワーシング年代記)

〈ワーシング年代記〉シリーズ
「神の熱い眠り〈ワーシング年代記1〉」大森望訳 ハヤカワ文庫SF 1995
あらゆる苦痛が瞬時に癒され、不幸や恐怖の存在しない世界―少年レアドが暮らすその世界に突如「苦痛」が蔓延した朝、人々の前に不思議な男が現われた。男はジェイスン・ワーシング、伝説の神と同じ名の持ち主だった。その日からレアドは、一万五千年以上にわたるジェイスンの波瀾の人生を何度も夢に見るようになる。夢が進むにつれ、やがて明かされる宇宙創造の秘密とは。人気作家カードの原点といえる傑作SF長篇。

Capitol*

キャピトルの物語 (ハヤカワ文庫SF―ワーシング年代記)

〈ワーシング年代記〉シリーズ
「キャピトルの物語〈ワーシング年代記2〉」大森望訳 ハヤカワ文庫SF 1995
伝説の男ジェイスン・ワーシングがこの世に生まれる遙か以前―銀河帝国の首都キャピトルでは、人工冬眠薬ソメックが人々の関心を集めていた。ソメックを投与された人間は数年ごとに睡眠と覚醒を繰り返し、ほとんど永遠に生き続けることができるのだ。だがこの偽りの不死が、大いなる悲劇をもたらすことになろうとは…。長篇『神の熱い眠り』の背景となった壮大な宇宙史の全容を、数々の逸話を通じて描きあげた名品集。

1980

Songmaster

ソングマスター (ハヤカワ文庫 SF 550)

「ソングマスター」冬川亘訳 ハヤカワ文庫SF 1984

1981

Unaccompanied Sonata and Other Stories*

無伴奏ソナタ (ハヤカワ文庫 SF (644))

「無伴奏ソナタ」野口幸夫ほか訳 ハヤカワ文庫SF 1985
禁じられた音楽を聴いてしまった天才音楽家の運命の変転を描く表題作、無重力戦闘室で命がけの戦争ゲームを展開する十一歳の指揮官を迫力ある筆致で描きだした「エンダーのゲーム」など、ファンタジイからハードコアSFまで、独創的なアイディアと奔放華麗な想像力であらゆる読者を魅了する傑作11篇を収録。
野田昌宏『SFを極めろ! この50冊』

1983

Hart's Hope
The Worthing Chronicle

1985

Ender's Game

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

〈エンダー〉シリーズ
「エンダーのゲーム」野口幸夫訳 ハヤカワ文庫SF 1987
地球は、恐るべきバガーの二度にわたる侵攻をかろうじて撃退した。捕えた人間を情容赦なく殺戮し、地球人の呼びかけにまるで答えようとしない昆虫型異星人バガー。彼らとの講和は決してありえないのだ!バガーの第三次攻撃にそなえ、優秀な司令官を育成すべくバトル・スクールが設立された。そこに入校したエンダーは、コンピユータのシミュレーション・ゲームから、無重カ戦闘室での模擬戦闘まで、あらゆる訓練で最優秀の成績をおさめるが……!?天才少年エンダーの苦難にみちた成長を、スリルと興奮にみちた筆致で描き、ヒューゴー、ネビュラ両賞受賞に輝く傑作長篇
ネビュラ賞長篇部門(1985年)受賞
ヒューゴー賞長篇部門(1986年)受賞

1986

Speaker for the Dead

死者の代弁者〈上〉

〈エンダー〉シリーズ
「死者の代弁者」塚本淳二訳 ハヤカワ文庫SF 1990
宇宙に進出しはじめた人類が初めて遭遇した地球人以外の知的生命体、それが昆虫型異星人のバガーだった。だがコミュニケーション不足のため戦争となり、最終的には双方の種族に不幸な事態を招いてしまった。その事件から3千年、銀河各地に植民して領土を広げていった人類はついに第二の知的生命体に遭遇した。あらたに発見した惑星ルジタニアに入植しようとしたところ、森に住んでいる動物ピギーが高度の知性と能力を持っているとわかったのだ。今度こそバガーのときのような過ちは繰り返すまい…。人類はピギーと慎重に交渉しはじめたが。ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞。
ネビュラ賞長篇部門(1986年)受賞
ヒューゴー賞長篇部門(1987年)受賞
ローカス賞SF長篇部門(1987年)受賞

1987

Wyrms

第七の封印 (ハヤカワ文庫SF)

「第七の封印」田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 1993
神話と伝承に彩られた惑星イマキュラータ。13歳の少女ペイシェンスは、幼いながらも有能な外交官兼暗殺者として、父とともに王家に仕える身だった。だが彼女には重大な秘密があった―。太古の予言はペイシェンスこそ人類の救世主であり、神を産む聖母になると告げていたのだ。父の死後、放浪の旅に出た彼女だが、その行く手には予言の成就をはばむべく恐るべき敵が待ちうけていた…。人気作家カードが描くSF冒険譚。

Seventh Son

奇跡の少年 (角川文庫)

〈アルヴィン・メイカー〉シリーズ
「奇跡の少年」小西敦子訳 角川文庫 1998
18世紀末、北米大陸はヨーロッパ諸国の植民地として分割され、多くのアメリカ人が新しい土地を目指して西へと向かっていた。旅は危険に満ちていた。森には精霊が宿り、先住民が白人の頭皮を狙って潜んでいた。そんな森の奥深くで、特別な力を持った子供、アルヴィンが生まれる。彼はもう何世紀もの間生まれてこなかった、創造主の生まれ変わりだった。しかしアルヴィンの命を狙う黒い影が近づいてきているのを彼は知らずにいた…。米SF界の俊英が描くファンタジーの最高峰。世界幻想文学大賞受賞作。
ローカス賞ファンタジイ長篇部門(1988年)受賞

Cardography*

1988

Red Prophet

赤い予言者 (角川文庫)

〈アルヴィン・メイカー〉シリーズ
「赤い予言者」小西敦子訳 角川文庫 1999
特別な力を授かって生を受けたアルヴィンは、ある日インディアンの予言者テンスクワタワに出会い、その兄タクムソーとともに旅に出発することになった。18世紀末―北米大陸はヨーロッパからの開拓者、侵略者、そして先住民とで一触即発の危機に瀕していた。白人との住み分けによる共生を望むテンスクワタワ、白人を大陸から追放しようとするタクムソー。両者に影響されながらも、二人を守り、平和な世界を模索するアルヴィン。しかし「戦い」はついにはじまった―。『消えた少年たち』『奇跡の少年』『アビス』などで当代随一のストーリーテラーの地位を確立したカードが贈る、魂の旅路。
ローカス賞ファンタジイ長篇部門(1989年)受賞

1989

The Abyss

アビス〈上〉 (角川文庫)

「アビス」南山宏訳 角川文庫 1989
カリブ海に横たわるカイマン海溝は一万八千フィートを超えるアビス(深淵)だ。複数核弾頭ミサイルを満載した米軍の原潜モンタナが突然、緊急発信を残して沈んだのは、そのアビスの入口だった。ソ連が気づかないうちに、核弾頭や機密文書を回収しなければならない。たまたま近くで油田掘削試験中だったティープコアに協力が要請され、特殊部隊SEALが派遣された。折りから史上最大級のハリケーンが現場海域に向かっている。時間はない。二先フィートを超える深海での作業は困難を極めた。その時、誰も予期しない訪問者が近づいていた。
Movie「アビス」The Abyss, 1989(米)
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン

Prentice Alvin
The Folk of the Fringe*

辺境の人々 (ハヤカワ文庫SF)

「辺境の人々」友枝康子,深町真理子訳 ハヤカワ文庫SF 1993
限定核戦争と細菌戦のために壊滅状態になった近未来のアメリカ。すべての大都市を破壊して、あらゆる州を荒れ地に変えた災厄にもかかわらず、人々は生き延びていた。金や生命を狙う暴徒や浮浪者が徘徊する土地を抜け、数千キロ彼方のユタをめざす旅人たちと一匹狼のティーグを描く「西部」、車椅子の教師と不良生徒たちの物語「辺境」など、コミュニティの中心から離れ“辺境”でたくましく生きる人々を描く傑作連作集。

1991

Xenocide

ゼノサイド〈上〉 (ハヤカワ文庫)

〈エンダー〉シリーズ
「ゼノサイド」田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 1994
エンダー・ウィッギンが死者の代弁者として植民惑星のルジタニアにやってきてから、三十年が過ぎた。原住種族ピギーに殺された異類学者のために代弁をしたあと、エンダーは現地の女性と結婚し、そのままルジタニアにとどまっていたのだ。だが、人類に致命的な病気をもたらすデスコラーダ・ウィルスの蔓延を恐れるスターウェイズ議会が、ウィルスを惑星ごと殱滅しようと粛清艦隊を派遣。その到着が目前に迫っていた…。

1992

The Memory of Earth

地球の記憶―帰郷を待つ星 (ハヤカワ文庫SF)

〈帰郷を待つ星〉シリーズ
「地球の記憶〈帰郷を待つ星1〉」友枝康子訳 ハヤカワ文庫SF 1994
惑星ハーモニーに人類が入植して四千万年。平和な文明の栄えるこの星は、じつは軌道上のマスター・コンピューター“オーヴァーソウル”に密かに管理されている。ところがその機能が低下し、世界を制御できなくなってしまった。このままでは人類が自滅への道をたどるのは必至。守護者としての使命をまっとうすべく、オーヴァーソウルは一人の少年にメッセージを託すのだが…遠未来に生きる人類の姿を壮大に描く傑作長篇。

Lost Boys

消えた少年たち〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

「消えた少年たち」小尾芙佐訳 早川書房 1997/ハヤカワ文庫SF 2003
フリーのゲームデザイナー、ステップ・フレッチャーは、かつてはベストセラーのゲームをデザインして金まわりもよく、大学で博士号を取得する余裕もあった。だが、不景気の到来とともに印税収入は激減し、職探しをはじめた。ようやく見つかったのは、コンピュータ・ソフト会社のマニュアル作成の仕事だけ。やむをえず、会社のあるノースカロライナ州のストゥベンに家族で引っ越すが、そこで驚くべき運命がまちうけていた。ローカス賞受賞。

The Changed Man*
Flux*
Cruel Miracles*

1993

The Call of Earth

地球の呼び声 (ハヤカワ文庫SF―帰郷を待つ星)

〈帰郷を待つ星〉シリーズ
「地球の呼び声〈帰郷を待つ星2〉」友枝康子訳 ハヤカワ文庫SF 1996
植民惑星ハーモニーを軌道上で密かに統轄するマスター・コンピューター「オーヴァーソウル」。入植以来四千万年を経て機能低下を自覚したこのコンピューターは、夢のお告げを送って人々を地球へ導こうとする。兄弟とともに花嫁を探せとのお告げを受けた少年ニャーファイは、独裁者ムウズーの侵略に揺れる都市バシリカを訪れた。そのお告げに隠された、コンピューターの真の思惑とは。人気作家の新たなる未来史、第二巻。

Monkey Sonatas*

1994

The Ships of Earth
Lovelock

1995

Alvin Journeyman
Earthfall
Earthborn

1996

Children of the Mind

エンダーの子どもたち〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

〈エンダー〉シリーズ
「エンダーの子どもたち」田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 2001
スターウェイズ議会に対して叛旗をひるがえした植民惑星ルジタニアを殲滅し、同時にデスコラーダ・ウィルスが銀河に蔓延することを防ぐべく、議会は粛清艦隊を派遣した。艦隊の到着まであと数週間となり、ルジタニアに住む三種類の知的生命体―人間、原住種族ペケニーノ、窩巣女王ひきいるバガーたちは、それぞれの形で生き延びる道を探ろうとするが…『エンダーのゲーム』にはじまる壮大なシリーズ、待望の最新長篇。

Pastwatch: The Redemption of Christopher Columbus
Treasure Box

1998

Homebody
Heartfire

1999

Magic Mirror
Ender's Shadow

エンダーズ・シャドウ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

〈エンダー〉シリーズ
「エンダーズ・シャドウ」田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 2000
エンダーの影の存在としてエンダーを補佐したビーンが見た『エンダーのゲーム』の真実とは…?恐ろしい昆虫の姿をした異星生物バガーの2度にわたる侵攻をかろうじて撃退した国際艦隊は、きたるべき第3次戦争にそなえ、バトル・スクールを設立した。そこでは未来の指揮官となるべき少年少女が訓練にあけくれていた。スクール史上、最高の成績をおさめたエンダーとビーンの活躍を描きだす『エンダーのゲーム』姉妹篇。

Enchantment

2001

Shadow of the Hegemon

シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

〈エンダー〉シリーズ
「シャドウ・オブ・ヘゲモン」田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 2003
エンダーをはじめとするバトル・スクールの子どもたちは、恐るべき異星人バガーとの戦いに勝利した。エンダーは宇宙へと旅立ち、そのほかの子どもたちはそれぞれの故郷、両親のもとへと戻り、幸せな人生を送れるはずだった。だが、戦争の天才である子どもたちを狙う魔手が迫っていたのだ。エンダーの部下だったアルメニア人のペトラ・アーカニアンも何者かに誘拐されてしまうが…『エンダーズ・シャドウ』待望の続篇。

2002

Shadow Puppets

シャドウ・パペッツ (ハヤカワ文庫SF)

〈エンダー〉シリーズ
「シャドウ・パペッツ」田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 2004
エンダーとそれを陰で助けたビーンの活躍で、異星人バガーを撃退した人類は、いままた各国間で権力争いを始めていた。世界各地で紛争が起こるなか、世界を統べる覇者―ヘゲモンに就任したエンダーの兄ピーターは、あろうことか殺人鬼アシルを部下として迎えることにする。宿敵アシルがピーターのもとに来ると知ったビーンは、友人ペトラとともに逃げだすが…『エンダーズ・シャドウ』に始まる、人気シリーズ第3弾。

First Meetings: In the Enderverse*

2003

Robota
The Crystal City

2005

Shadow of the Giant
Magic Street
Posing As People: Three Stories, Three Plays*

2006

Empire

2007

Invasive Procedures

2008

Ender in Exile
Keeper of Dreams*

2009

Hidden Empire

2010

The Lost Gate
Pathfinder


Web Links

  1. オフィシャルサイト
  2. ウィキペディア
  3. Internet Speculative Fiction Database