リリアン・J・ブラウン著作リスト

1966

The Cat Who Could Read Backwards

猫は手がかりを読む (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は手がかりを読む」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1988
どんな事件が起きても不思議はない険悪な空気が町に充満していた。新任の新聞記者クィラランは畑違いの美術担当にまわされ、新進画家や批評家を取材してまわった。ところが、そこに渦巻いているのは、嫉妬、中傷、よからぬ噂話ばかり……。女流画家を妻に持つ町の画商がオフィスで刺殺され、画廊の絵が刃物で切られたのは、そんなときだった。家庭内のいざこざとも思えたが、次の殺人が起こるに及んで……。新聞記者クィラランが頭を抱えた難事件を解決に導く、不思議なシャム猫ココの推理とは?世の猫好き垂涎のシャム猫ココ・シリーズの処女作。


1967

The Cat Who Ate Danish Modern

猫はソファをかじる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はソファをかじる」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1989
花形事件記者が何の因果で美術記事など書くはめになったのか。しかも今度はインテリア雑誌の編集ときた。誌名は、優雅なる住居!これではますますジャーナリスト仲間の笑い者だ。だが、新聞記者クィラランのやるせない気分に追い討ちをかける事件が起きた。初めての雑誌で紹介したばかりの家から高価な翡翠がごっそりと盗まれてしまったのだ。警察は見当違いのハウスボーイに疑いをかけるし、こうなったら名誉挽回、なんとしてでも犯人を挙げなくちゃ……。インテリア業界の盗難・殺人事件に挑むクィラランと陰で助けるシャム猫ココの名推理。


1968

The Cat Who Turned On And Off

猫はスイッチを入れる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はスイッチを入れる」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1990
賞をとれるような面白い特集記事はないものか――思いついたのは、麻薬中毒者たちがたむろする街ジャンクタウンの取材だった。行ってみると、何の勘ちがいか、この街はアンティーク・ショップの通りで、クィラランはもともと骨董品が大の苦手。しかし、ほかにあてもなく、とりあえずオークションを取材してみることにした。ところが、そこに持ち込まれた装飾品の一つが最近起こった不審な事故死に関連があると知らされて、クィラランばかりか、シャム猫ココまでが俄然興味を示すことに……。古今東西、老若男女、猫好き人種必読のシリーズ第4弾。


1986

The Cat Who Saw Red

猫は殺しをかぎつける (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は殺しをかぎつける」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1988
きっかけはマウス・ハウスでひらかれたディナー・パーティーだった。グルメ記事の担当になった中年の新聞記者クィラランは、そこで昔の恋人と再会した。彼女は今では陶芸家と結婚し、自分も女流陶芸家として活躍していた。ところが、まもなく行方知れずになってしまったのだ。夫婦げんかが原因の家出と思えたのだが……過去に忌まわしい事件があった邸で次々起こる怪事件。新聞記者クィラランは、推理能力を秘めた飼い猫ココとともに驚くべき真相を掘り起こす。アメリカ探偵作家クラブ・ペイパーバック賞候補の猫好きに捧げる新シリーズ第1弾。


1987

The Cat Who Played Brahms

猫はブラームスを演奏する (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はブラームスを演奏する」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2001
新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。だが、一見平和な田舎町は怪しげな気配に満ちていた。不審感を募らせるクィラランを尻目に、シャム猫ココはカセットデッキのボタンを押して、しきりにブラームスをかけているが……ファン待望、シリーズ初期の未訳作品が、ついに登場!


The Cat Who Played Post Office

猫は郵便配達をする (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は郵便配達をする」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2002
もと新聞記者クィラランは莫大な遺産を継ぎ、ピカックスに住むことになった。新生活を満喫していたのだが、過去の失踪事件を調査し始めた途端、関係者が不審死を遂げ、自身も命を狙われる。シャム猫ココは郵便配達に凝っており、運んできた手紙に事件を解く鍵が……シリーズ初期の空白を埋める未訳作品、第二弾


1988

The Cat Who Knew Shakespeare

猫はシェイクスピアを知っている (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はシェイクスピアを知っている」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1992
カナダ国境に近いムース郡は冬になると雪と氷に閉ざされる。母親の友人から莫大な資産を相続したクィラランは、新聞記者を引退して、シャム猫たちと一緒にそこの広壮な屋敷に移り住んだ。だが、ココのそぶりが変だった。書斎の棚からシェイクスピアの一冊をはたき落としたのだ。クィラランのいやな胸騒ぎが的中したかのように、その日事件の知らせが……。新たな舞台と展開で贈る全米ベストセラーのシャム猫ココ・シリーズ。


The Cat Who Sniffed Glue

猫は糊をなめる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は糊をなめる」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1992
クィラランはもうすぐ父親になる男のようにそわそわしていた。ムース郡で新しい新聞の創刊に携わることになったのだ。しかし、一面を飾るべき記事がない。そこへ銀行家夫妻の殺害の知らせがもたらされた。警察は物盗りの仕業と断定したが、クィラランの口ヒゲがちくちくしはじめ、ココは切手の糊をなめるという奇妙な行動を……猫好き家族はもちろん、そうでない家族をもとりこにする、全米ベストセラーのシリーズ最新刊。


The Cat Who Had 14 Tales

猫は14の謎をもつ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は14の謎をもつ」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1991
もっとも身近におりながら、猫ほど不思議な生き物はいない。ペットとして愛情を浴びる一方で、ときには飼い主の心にひそかに忍びこみ、人生を変えてしまうことだってある。犯罪にかかわる猫、幽霊と遭遇する猫、飼い主を救う猫、マスコミにもてはやされる猫など、性格も境遇もさまざまな猫たちと人間をめぐる14の物語。シャム猫ココ・シリーズで人気沸騰中の小説家が腕によりをかけて贈る猫好きにはたまらない短篇集。


1989

The Cat Who Went Underground

猫は床下にもぐる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は床下にもぐる」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1993
まったくさんざんな休暇だった。ひと夏をのんびり過ごそうと、湖畔のログ・キャビンにやったきたのはいいが、管理人の怠慢で建物はぼろぼろ。クィラランは法外な修理費をふんだくられるはめになった。おまけに、建て増しを頼んだ大工がたてつづけに姿をくらましてしまい、クィラランはまたもや奇妙な事件の渦中に……。平穏な避暑地に隠された謎をシャム猫ココが得意の推理で解き明かす。


1990

The Cat Who Talked to Ghosts

猫は幽霊と話す (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は幽霊と話す」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1994
クィラランは幽霊の存在なんて信じてはいなかった。けれど、博物館の女性館長の怯えようはただことではなかった。夜な夜な、奇妙なうめき声や、壁を叩くような音が聞こえてくるというのだ。その夜、彼女が心臓発作で急死したことから、クィラランは幽霊探しに乗り出すことになった。が、博物館にまつわる血塗られた過去が浮かび上がり、次々と不審な出来事が……謎が謎をよぶ怪事件にシャム猫ココが挑む、シリーズ第8弾。


The Cat Who Lived High

猫はペントハウスに住む (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はペントハウスに住む」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1994
田舎町で静かに暮らすクィラランに、都会に住む友人が助けを求めてきた。老朽化のために取り壊される高層アパートを、彼の莫大な資産で買いとってくれという。視察のため、彼はアパートのペントハウスに移った。が、ココが奇妙な行動をとりはじめ、やがてその部屋で2カ月前、美術ディーラーの女性が愛人の画家に殺された事実が判明する……シャム猫ココの百発百中の眼力が美術界に絡む殺人の謎を探りだすシリーズ第9弾。


1991

The Cat Who Knew the Cardinal

猫は鳥を見つめる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は鳥を見つめる」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1995
クィラランは、彼の広大な土地のなかにあるりんご貯蔵用納屋を改造して引っ越した。けれど、待ちに待った新居での快適な暮らしも長くは続かなった。新居を訪れた高校の校長が、中庭で射殺体となって発見されたのだ。殺された男は高慢で、町じゅうの人々から嫌われていた。クィラランは、事件のあった晩に見かけた不審な車の行方を追うが……新たな展開でますます目が離せない、人気沸騰のシャム猫ココ・シリーズ第10弾。


1992

The Cat Who Moved a Mountain

猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は山をも動かす」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1995
ついに、クィラランが莫大な遺産を受け取る日が来た。今後のことを考えるため、彼は猫たちを連れて静かな山荘を訪れた。が、着いて早々、その山荘の所有者で、町の権力者が一年前に殺された事実が判明した。殺人罪で逮補された男性は人気者で、殺人を犯すとは思えない。山の平和を取りもどすため、彼は真犯人探しに乗り出すが……人生の転機を迎えたクィラランが、シャム猫ココと共に土地開発絡みの殺人の謎に挑む第11弾。


The Cat Who Wasn't There

猫は留守番をする (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は留守番をする」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1996
恋人のポリーに誘われ、クィラランはココたちを家に残してスコットランド旅行に出かけた。が、平穏な休暇を一転させる事件が起きた。ツアーの主催者の女性が急死したのだ。しかも同じ日にメンバーの一人の鞄が盗まれ、バスの運転手が失踪するという不審な出来事が相次いだ。クィラランはココが事件と同時刻に謎の行動をとったと聞き、疑惑を抱くが……シャム猫ココが、遠い場所で起きた不可思議な事件を嗅ぎつける第12弾。


1993

The Cat Who Went Into the Closet

猫はクロゼットに隠れる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はクロゼットに隠れる」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1997
クィラランは冬を過ごすため、クロゼットが50もある大きな屋敷にココたちと移り住んだ。ところが、屋敷を所有する名家の老婦人が、カリフォルニアで自殺を遂げたという悲しい知らせが飛びこんできた。いつも快活で人生を楽しんでいた彼女がなぜ自殺を? 折りしも、ムース郡では農夫の失踪事件が起きた直後で、クィラランはふたつの事件の謎を探ることに。


1994

The Cat Who Came to Breakfast

猫は島へ渡る (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 141-15))

「猫は島へ渡る」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1997
急速にリゾート化が進む島のあちこちのホテルで、溺死体が発見されたり集団食中毒が発生したりするなど、不可解な事件が相次いだ。島を訪れたクィラランは島民たちから探りを入れる。はたして、これらの事件はホテル建設に反対する何者かの妨害工作なのか?ココが風光明媚な島に隠された謎を解き明かす第14弾。


The Cat Who Blew the Whistle

猫は汽笛を鳴らす (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は汽笛を鳴らす」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1998
ムース郡の有志で出資し、古い蒸気機関車をふたたび走らせることになった。が、すぐに企画が頓挫するような事件が起きた。発案者のトレヴェリアンが、自分の会社が手入れを受けて営業停止になったとたん秘書と共に失踪してしまったのだ。突然の手入れに疑問を抱いたクィラランは、背後に密告者の存在があると信じて正体を探る……汽笛に耳を澄ますシャム猫ココが投げかける意外な手がかりとは?人気沸騰シリーズ第15弾。

1996

The Cat Who Said Cheese

猫はチーズをねだる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はチーズをねだる」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1999
食べ物に関する大規模な祭典が行なわれることになった。ピカックスには新しいレストランやチーズの店が次々と開店、ココもすっかりチーズ好きに。同じ頃、ピカックスのホテルに黒ずくめの服装をした謎の女性が宿泊しているとの噂が流れる。数日後、その女性の部屋で爆破事件が起きた。当の女性は直前に姿を消しており、クィラランは行方を追うが……チーズをねだるシャム猫ココの真意は?おいしい話題を満載した第16弾。

1997

The Cat Who Tailed a Thief

猫は泥棒を追いかける (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は泥棒を追いかける」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1999
クリスマス間近のピカックスで盗難事件が相次いだ。同じ頃、銀行家カーマイケルの妻のいとこで、ピカックスの再開発に意欲的な修復コンサルタントが現われて町は大騒ぎに。が、やがてカーマイケルが出張先で何者かに射殺されたという知らせが届いた。折りしも、盗難事件の容疑者としてクィラランの知り合いの青年が逮捕され、クィラランはふたつの事件の真相を探ることに……謎の行動を繰りかえすシャム猫ココの真意とは。

1998

The Cat Who Sang for a Bird

猫は鳥と歌う (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は鳥と歌う」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2000
クィラランの屋敷の近くに、アート・センターが完成した。開館直後、クィラランがココを連れてセンターを訪れると、複数の絵画が盗まれていることが判明した。さらに、センターの前に住む風変わりな老婦人コギンの農場が火事になり、なかから彼女の焼死体が……鳥の鳴き真似を覚えたシャム猫ココの意図は?

1999

The Cat Who Saw Stars

猫は流れ星を見る (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は流れ星を見る」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2002
ムーズヴィルにやってきたもと新聞記者のクィララとシャム猫ココ。UFOによる旅行者消失の噂が流れるなか、湖で死体があがった! 近頃、村人たちは星占いよりクィラランの社説を指針にしており、今回もクィラランに事件解決への期待がかかるが……夜空を見上げてばかりのシャム猫ココが星に訊ねた真実とは?

2000

The Cat Who Robbed a Bank

猫はコインを貯める (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はコインを貯める」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2002
もと新聞記者クィラランのいま一番の関心は、昨年爆破され、ようやく新装オープンしたホテルと、そのスイートルームに宿泊する謎の宝石商のこと。が、宝石商が殺され、宝石とアシスタントは行方不明に! 好奇心を抑えきれないクィラランは調査に乗り出すものの、犯人の手がかりは全く掴めない。そんななか、シャム猫ココはクィラランの貯金箱からコインを盗み出し、得意顔……ココのいたずらに隠された事件の真相とは?

2001

The Cat Who Smelled a Rat

猫は火事場にかけつける (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は火事場にかけつける」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2003
十月末、干ばつに襲われたムース郡では火事が相次いでいた。もと新聞記者のクィラランをはじめ住民たちは、ヴォランティアを組織して火災監視にあたる。そんななか、シャム猫ココが窓際で鼻をひくつかせた夜、古本屋が火事に見舞われた。自然発火にも見えたが実は放火だったのでは? クィラランの疑念に追い討ちをかけるように、ヴォランティアの一人が何者かに殺されて……ココのよく利く鼻が隠れた真相を嗅ぎつける!

2002

The Cat Who Went up the Creek

シャム猫ココ・シリーズ 猫は川辺で首をかしげる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は川辺で首をかしげる」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2004
もと新聞記者のクィラランの親しい友人であるバンバ夫妻がブラック・クリークで宿屋を始めた。クィラランはココと共に陣中見舞に訪れるが、宿屋になっている建物が地元では幽霊屋敷として恐れられているという噂を耳にする。真相を暴こうとクィラランが調査に乗り出した直後、行方不明だった同宿の客が川で死んでいるのが発見され、宿泊客たちに容疑がかけられるが……混迷する事態にココの鋭い爪は真実を捕らえられるか?

2003

The Cat Who Brought Down the House

猫は銀幕にデビューする (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は銀幕にデビューする」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2005
ピカックスに新しい住人セルマがやってきた。彼女は元ハリウッド女優の老婦人で、最近事故で弟を亡くしており、遺された甥と共に映画館を造るという。その舞台に地元の名士クィラランの飼い猫ココの出演が決まり、住民たちは興味津々。だが、セルマの周囲でペット誘拐など不審な出来事が相次ぎ、さらに、セルマの弟が殺害されたのではという疑惑が浮かぶ。ココは無事舞台を成功させ、なおかつ真実を突きとめられるのか?

The Private Life of the Cat Who...

猫は日記をつける (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は日記をつける」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2005
これまで数々の難事件を解決してきた元新聞記者にして地元の名士クィラランと不思議な推理力を持つ飼い猫のココ。彼らの知られざる日常や、事件の裏エピソードを知りたくはありませんか? 本書ではクィラランがつけている日記の一部をご紹介し、ココとヤムヤムの秘密や、登場猫物紹介、ためになるココの格言など、クィラランの猫たちに対する愛情に迫ります。豪華イラスト入り、全22篇収録のシリーズ番外短篇集をどうぞ

2004

The Cat Who Talked Turkey

猫は七面鳥とおしゃべりする (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は七面鳥とおしゃべりする」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2006
誕生してからもうすぐ150年を迎えようとするピカックスの町。平穏な日々の中、クィラランはのんびり新聞コラムを書き上げ、ガールフレンドと楽しいひとときを楽しんでいた。が、そんな時、森で三羽の怪鳥が出現した。そして、ココはドラゴンのような世にもおそろしい唸り声を発し、何かを訴える! それからまもなく男性の死体が発見され……かわいさにますます磨きがかかったシャム猫ココが、事件の真相を明らかにする

The Cat Who Went Bananas

猫はバナナの皮をむく (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はバナナの皮をむく」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2006
バナナ・ダイエット中のクィラランは、しぶしぶとバナナを食していた。しかもガールフレンドが町に新しくやってきた男に興味を持ち始めたから、クィラランとしてはおもしろくない。そんな折、またもココが奇妙な行動を取り始めた。バナナの皮を床に集め、人間を転ばそうとしたのだ! まもなく書店から貴重な古本が盗まれ、さらなる大事件が……。シャム猫が仕掛けるキュートな悪戯に思わず頬がゆるむ、シリーズ注目作。

2006

The Cat Who Dropped a Bombshell

猫は爆弾を落とす (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫は爆弾を落とす」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2006
町が誕生して百五十年を迎えるピカックスは、記念イベントの準備で賑わっていた。そんな折、一人の青年が町にやってきて、珍事が発生する。ココが青年に向かってダイブをし、体当たりを喰らわせたのだ!やがて町では二件の死亡事故や、例の青年の親族が不審な病に倒れるなど、不穏な出来事が次々と発生する。はたしてココは町の一大事を救うことができるのか?ココの大胆な行動がファンの心をわしづかみにする注目作。

2007

The Cat Who Had 60 Whiskers

猫はひげを自慢する (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「猫はひげを自慢する」羽田詩津子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2007
古書店からたくさんの本を引き取って大喜びのクィララン。一方のシャム猫ココは、本が詰まったダンボール箱に異常な興奮ぶりを示す。ココの行動は何を示しているのか? クィラランはそれとなく調査を始めるが、ほどなくしてココがおなじみの「死の咆哮」を発した。まもなく女性が蜂に刺されて死亡するいたましい事件が起こってしまう。さらにクィラランの恋人のポリーの身になんと……シリーズの大転機を迎える注目作。

2009

The Cat Who Smelled Smoke